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申告の準備をはじめました
毎週水曜日は、治療院経営に役立つ情報を配信しています。
今回は、【申告で控除額を増やす方法】についてです。
今年から電子申告がお得
みなさんは、いつ頃から確定申告の準備を始めますか?
僕はいつも10月頃からはじめて、1月に完成。2月中旬に解禁されたら早々に提出しています。
ただ、令和2年度分からは電子申告をする予定なので、今まで通りにいくかは未定です。
というのも、令和2年度分から申告方法によって控除額に差が出るのはご存知でしょうか?
従来の税務署で手続きを行うスタイルだと、青色申告特別控除額が現行の65万円から55万円になってしまうんです。
ただ基礎控除額は、38万円が48万円に増えるので実質は±0です。
しかし、これを電子申告にするだけで青色申告特別控除額も+10万円になるので、昨年度比+10万円の控除を受けることができるようになります。
控除額を増やすためには
制度を利用するためには、e-Taxによる電子申告、もしくは電子帳簿保存を行う必要があります。
ただ後者は、9/30までに所管税務署に手続きをする必要がありましたので、今からできるのは、前者だけになります。
まずは、⇩を揃えましょう。
<電子申告で必要なもの>
・マイナンバーカード
・ICカードリーダーライター(スマホ可)
・利用者識別番号(事前に所管税務署で取得)
後は従来どおり、青色申告ソフトを使って連動させれば終わりです。
マイナンバーカードは、申請から1~2ヶ月かかるので、必要な方は年内に手続きが必要です。
利用者識別番号は、申告したことがある方なら全員持っていると思います。忘れた方は、込み合う前に再申請することをおすすめします。
まとめ
今年は、持続化給付金や休業要請支援金、第一波以降の特需があったので、この+10万控除はありがたいというのが正直なところです。
一時的に所得が回復しても、冬に新型コロナがどのようなかたちで影響を与えるかは分かりません。
報道などから、おそらく第一波のようにすべての業種が救済を受けることは今後ないと思われます。
今ある制度をうまく活用し、節税して次の不況に備えていきましょう。
ではまた