見出し画像

「朝立ち」していますか?

突然ですが、(男性に向けて)みなさんは朝立ちしていますか?
「最近ないわ」という方は、何歳くらいまで朝立ちしていましたか?

僕は今年47歳。
昔は毎日でしたが、40過ぎたくらいから週3程度になり、2年前から週6~7に戻りました。

今回は、こんな朝立ちについての雑学です。


「朝立ち」はどうして起きるの?

睡眠には、深い眠り(ノンレム睡眠)と、浅い眠り(レム睡眠)があり、通常は90分を1セットとして交互に繰り返した後、朝を迎えます。

そして健常な成人男性の場合、レム睡眠のたびに「夜間勃起現象」という生理現象が起こります。

そして、レム睡眠のタイミングで目覚め、そのときに勃起していると、「朝立ち」となるわけです。

では、逆に朝立ちが減少したり、消失する原因は何なんでしょうか?

睡眠時間の調整で復活せず、回復へ向かいたい方は、この後まとめていますので、ぜひ読み進めてみてください。

排尿説は俗説

ちなみに尿意と勃起を関連付けた説がありますが、全くの無関係ではないにせよ俗説のようです。

じっさい、僕も夜間頻尿がひどい時がありましたが、勃起していた記憶はありません。

常に起こらないのであれば、関連は薄いと考えるのが自然かと思います。

「朝だち」から体調を知る

朝立ちは健康バロメーターとして、ED(勃起不全)以外にも、健康寿命を延伸するための目安になるそうです。

①ストレス・疲労を自覚する

疲労や抑うつ状態、睡眠リズムの崩れ、強いストレスを受けるなどで性欲が減退する場合がいます。

これらの自覚症状があったり、朝立ちがないときは、いつもより少しだけ「休養」という時間を追加してみてはいかがでしょうか。

②男性更年期を発見する

朝だちが減少したり喪失した方で、次のような症状にいくつか当てはまる方は、更年期の可能性もあります。

泌尿器科、男性更年期外来、メンズヘルス外来の受診がおすすめです。

・疲労感
・不眠
・肩こり
・頻尿
・集中力が続かない
・やる気が出ない
・気分が上がらない
・ED
・性欲欠乏

更年期セルフチェックシート

更年期の可能性を知ることができる、「AMSスコア」というものがあります。

たった17項目にチェックするだけで、すぐに結果が出るので気になる方はやってみてください⇩。

③生活習慣病の重症化を防ぐ

肥満、糖尿病、高血圧、高コレステロール、中性脂肪の増加、喫煙は、いずれも動脈硬化につながります。

動脈硬化が進むと、狭心症や心筋梗塞をはじめとする循環器疾患につながりますが、動脈硬化の初期段階にダメージを受けるのが陰茎であり、その症状の1つがEDや十分な硬さに勃起できなくなる現象です。

循環器内科、内科などの受診がおすすめです。


いかがでしたか?

早期に適切な対処をおこなうことは、性的な健康以外でも重要なことで、軽々に考えていると大きな問題を見落とすことにつながります。

体は必ず衰えますので、それに合わせた健康管理をしていってくださいね。

ちなみに、僕の朝立ち回数が増えたのは、泌尿器科を受診して対処するようになってからです。

それではまた

いいなと思ったら応援しよう!