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駆け出しセラピストに向けて

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2021年9月の記事一覧

駆け出しセラピストに送る言葉㉛ 「親切が迷惑に変わる時」

駆け出しセラピストに送る言葉㉛ 「親切が迷惑に変わる時」

日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

今回は、「治療(施術)中の肢位変換は、患者さん自身で行ってもらう方が良い」という内容です。

肢位変換は補助しないほうが良い
カイロプラクティックの治療(施術)の特徴の1つに、肢位変換があります。

<主な肢位>
・仰臥位
・腹臥位
・側臥位
・座位
・立位

僕たちセラピストは治療(施術)内容に合わせて、患者さんに肢位変換を行っても

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駆け出しセラピストに送る言葉㉚ 「かんたんに全体像を把握する方法」

駆け出しセラピストに送る言葉㉚ 「かんたんに全体像を把握する方法」

日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

前回、治療(施術)では「全体像の観察」が大切だという話をしましたが、今回はその続編として、

「かんたんに全体像を把握する方法」をお伝えします。

患者さんのマネをする

全体像を把握するのが苦手な人が、今すぐその能力を上達させる方法は「マネ」です。

目の前にいる患者さんのマネをすることで、

・だからココが痛いのか!
・あれ?ココ

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駆け出しセラピストに送る言葉㉙ 「木を見て森を見ず」

駆け出しセラピストに送る言葉㉙ 「木を見て森を見ず」

日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

今回は、治療(施術)で最も大切な「全体像の観察」についてシェアします。

木だけを見ると失敗する
駆け出しの頃や、全体を診ずに治療(施術)を行う先生には、「木を見て森を見ず」という特徴があります。

<例>
⇩の患者さんが、「首が痛くてL方向に向くことができない」と訴えた場合、どんな事を想定し、どんな施術を行いますか?

もし「女性は

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駆け出しセラピストに送る言葉㉘ 「多くの症状を訴える方への対処法は…」

駆け出しセラピストに送る言葉㉘ 「多くの症状を訴える方への対処法は…」

日曜日は、【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

今回は、前回の内容に関連して、「多くの症状を訴える患者さんが来た時の対処法」をお伝えします。

症状数と治療(施術)部位数は反比例
みなさんの治療院に来店される患者さんは、一度にどれだけの症状を訴えられますか?

僕の治療院では、症状ごとのメニューがないので、訴える数は0~10くらいと幅があります。

0個は、メンテナンス目的の方。

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