インナーチャイルドが癒された瞬間
ここ数年、頻度が落ちていたブログの投稿。
今なぜこんなにぱかぱかブログをあげているかと言うと、新しい学びを始めたていて、デスクに向かっていろいろと思索をすることが増えてきているから。
インプットがあると、アウトプットをしたくなるのかもしれません。
今、アメリカの医療従事者やセラピスト向けのイメージ療法のプログラムをリモートで学んでいます。がんを始め、様々な疾患に対して、イメージ療法でクライアントの苦しみを軽減するもの。
病気に限らず、人生の様々な悩みや苦しみにも用いることができます。
送られてきた一部のマテリアルの画質・音質が悪く、英語がネイティブではない私にはものすごくストレスを感じることもあるのですが、ただ、コンテンツは本当に素晴らしく、講師であるドクター2人の話も面白くて、学び始めたら止まらない。
以前、イギリスの病気の人向けのマインドフルネスの8週間コースを受けたことがあるのですが、それでは少し物足りなかった穴をがっちり埋めてくれる。なんというか、しっかりと地に足がついたようなイメージ。自分がやりたかったものに近づいています。
自分もガイドしてもらいながらイメージ療法を繰り返すうちに、過去のヒプノセラピーの経験を思い出すことが多くなりました。
イメージ療法とヒプノセラピーは潜在意識につながるというところで似たところがたくさんあります。
自分の心に向けたワークは過去にいろいろとやってきましたが、その中でも、インナーチャイルドを癒すワークというのは、ヒーリングや気功やボディワークを受けるなどして徐々に行ったように記憶しています。様々なワークを重ねる中、なんとなく、ずっとモヤを掴むような感じだったのが、ある時に、「あ、これでインナーチャイルドの癒しは終わった」と思った瞬間がありました。
それは「インナーチャイルドの癒し」が目的でなく、別の目的で行ったヒプノセラピーのセッションの時。
ストレスをストレスと感じている理由を探りに、初めてヒプノセラピーで退行催眠を受けて、自分の潜在意識を探りにいった時です。
そのセッションでは、まず初めに時間を遡って子供の頃の自分と対面します。私は5歳の頃の自分に合い、話をし、ハグするなどのワークを行いました。軽くインナーチャイルドを癒すワークです。
その後に、現在に戻り、本題の問題にアクセスします。その時はあくまでこちらがメインでした。更に深い潜在意識にアクセスするため、長い階段をイメージしてそこを登っていくよう指示されます。
初めてのヒプノのセッションで、問題の根源に触れるのを怖がっていた私は「登りたくない」と、怖くて抵抗しました。セラピストが「では、誰か一緒にいると安心する人や物を呼んで、一緒に登ってもらいましょう。何が見えますか?」と聞いてきます。
その時、私が呼び寄せたのはさっき会った5歳の頃の自分でした。彼女を呼び寄せてしっかり抱きしめていたら大きな安心感を感じ、階段を登る勇気が出てきました。そうして、彼女をだっこしたまま階段をゆっくり登っていきました。
そうして行った先で、当時の問題の根源を見つけることができたのですが、それとは別に、この5歳の自分に助けてもらった瞬間に「あぁ、インナーチャイルドの癒しは終わったな」と感じました。とても印象深い瞬間でした。
そんなふうに自分の内側に働きかける様々なワークを行った後、ある人に(今人気の占い番組にも出られた方ですが)、「幼少期の傷がたくさん見えるけれども、すべて傷跡になっていて癒えていますね。和解ができていますね。頑張りましたね、お疲れ様でした」と言ってもらえて、嬉しかったのを覚えています。
人生の中では壁を乗り越えるために、自分の在り方を見直す必要が何度か出てくると思います。傷ついているインナーチャイルドが存在する場合は、癒して上げる必要が必ず出てくると思います。
インナーチャイルドは誰かが癒してくれるものではなくて、自分が癒してあげないといけない。それもふとした機会に解決することがある。それを体現したよい例だったように思います。
インナーチャイルドだけが全ての問題ではないとは思いますが、「こんなことも起こりうるんだよ」という良い例なので、思い出したのを機会にシェアしておきます。
まだしばらく学びは続きますが、今のプログラムを全て終えた後、どんどんアウトプットをしていこうと思います。楽しみにしていてください。