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「予防医療」視点で考える「人間ドック」受診3つの間違い

こんにちは、ウェルネス広報担当です。ウェルネスは、「Wellness for all.すべての人に、豊かな人生を。」をミッションに掲げ、予防医療を推進する会社です。予防医療をとおして健康寿命を最大化し、豊かで後悔のない人生を送ってほしいという思いから、パーソナルドクターサービス『Wellness Membership』を提供しています。

「予防医療」と聞いてまず想像するのが「人間ドック」ではないでしょうか。
8月20日に公開されたPIVOT動画にて、「人間ドックとの違いが分からない」というコメントをいただきました。
※PIVOTの動画はこちら。

多くの人が受診する一般的な人間ドックと、ウェルネスが考える予防医療とは明確な違いがあります。
今回は、人間ドック受診でよくある残念なケースを挙げながら、予防医療とはどのようなものかについてご説明します。

健康への関心の高まりと、人間ドックの受診率は上昇傾向

厚生労働省「国民生活基礎調査」(2022年)によると、過去1年間の健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況は、男性が74.0%、女性65.6%。年齢階級別にみると、男女ともに「50~59歳」が最も高く、男性で81.8%、女性で73.2%という数値になっています。

また、過去数回の調査結果と比較すると全体的に受診状況の数値は上昇傾向にあり、健康への関心が高まっていることも分かります。健康意識の高まりとともに、多くの人が人間ドックを受診している一方で、実は効果的に活用できている人は少ないのが現状です。では、人間ドック受診のよくある間違いについて、具体的にご紹介していきましょう。

人間ドック受診の間違い1:自分に合った検査を受診できていない

みなさんは人間ドックの受診を検討する際、どのような検査項目を選択していますか。数時間で検査が完了する基本プランから、1日あるいは1泊2日で行う充実プランまで、複数の人間ドックプランがあります。多くの人はこれらの中から、時間や費用などの都合がいいプランをチョイスしているのではないでしょうか。

気になる症状があったり、より高い健康意識を持っていたりする人の中には、追加料金を支払い、オプションを付ける場合もあるかもしれません。一方で多くの人は、自分がどのオプションを付けるべきか、そもそも付ける必要があるか、明確に判断することは難しいでしょう。

予防医療の観点では、本来、人間ドックはパーソナライズされるべきものだと考えます。人間ドックの多くは「一般的に頻度が多い」病気を検査するためにパッケージ化された形。すべての人にとって必要で十分な検査だとはいえません。いまの自分の体がどのような状態で、将来どんな病気のリスクがあるのかを把握したうえで、必要な検査を受けるのが、予防医療です。リスクの高い部分は優先的かつ詳細に検査し、逆にリスクの低い部分に関してはあえてオプションを付ける必要もありません。

また人間ドックについて、「いま治療すべき病気を知るための検査」だと考えている人が多いかもしれませんが、「将来の病気リスクを知るための検査」だと考えるのが予防医療です。だからこそ、受診「前」にしっかりとしたプランを立てることが重要になります。

ウェルネスが提供するパーソナルドクターサービス『Wellness Membership』では、一人ひとりの体の状態に合った人間ドックを提案します。例えば膵臓がんや咽のがんなど、一般的な検査では見逃されやすいとされている検査項目も、リスクが高いと判断した人には受診を勧めるなど、一人ひとりに寄り添ったアドバイスを行います。本当に必要な検査を行うことで将来の病気を予防する、あるいは早期発見することが、予防医学の目的です。

人間ドック受診の間違い2:結果が「異常なし」で安心している

よくある間違いのふたつめは、人間ドック受診後の結果について。「異常なし」「A判定」という結果を見て「安心だ」と考えていませんか。多くの人は、細かい数値まで見ていないと思いますし、そもそもデータの見方が分からないために放置してしまっているかもしれません。

人間ドックは検査「後」のデータをいかに活用するかが肝になります。ここからが予防医療の分野です。検査によってどれだけ詳しいデータを取得しても、現在の状態を「判定」しただけで終わっていてはもったいないですよね。取得したデータをいかに有効に活用して、予防につなげるかが重要です。

予防医療が大切にしているのは、人間ドックのデータを活用し、その後の戦略を立てること。データを読み解くことで、将来どのような病気のリスクがあるのかを判断します。そのためには、1回のデータだけでなく、過去の複数のデータと比較することも重要です。「今」が基準値の範囲内だとしても、「過去」と比較して微妙な変化をキャッチし、継続的に経過を観察することが、病気の早期発見につながります。

『Wellness Membership』では、こうした人間ドック後のデータを活用した健康サポートを行っています。継続してサポートすることで、より正確なデータ解析ができるため、5年後10年後の「未来」を見据えたアドバイスを提供できます。

人間ドック受診の間違い3:「不調が出てから」受診でOK!?

厚生労働省「国民生活基礎調査」(2016年)のデータによると、過去1年間の健診(健康診断や健康診査)や人間ドックを受けなかった人の理由として、最も高かったのは「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」。次いで「時間がとれなかったから」「めんどうだから」というものでした(2016年データより)。

なんらかの気になる症状が出てはじめて病院を受診するという考え方がまだまだ多く、不調がないと人間ドックも後回しにしがちです。一方で、現代では半数以上の人ががんや心筋伷塞・脳卒中といった生活習慣病で命を落とす時代。未病の段階で食事や睡眠、運動などを総合的に管理し、リスクを回避するための戦略が重要になってきていることも確かです。見つかってから病気を治療するのではなく、リスクを把握して事前に病気を防ぎ、健康な期間を最大化する予防医療の重要性が高まっていくでしょう。
予防医療を効果的に続けるためには、伴走してくれるパーソナルドクターの存在が欠かせません。ウェルネスが提供するパーソナルドクターサービス『Wellness Membership』には現在、パーソナルドクターが20人在籍し、うち1人が専属のパーソナルドクターとなりサポート。予防医療に関して個人的なアドバイスを受けることができることに加え、セカンドオピニオンが聞ける300人の連携専門医が在籍していることも強みです。

健康診断のデータや日々の睡眠データ、歩行データ、家族の病歴、現在服用中の薬やサプリメントなど、多様なデータを連携してすべてアプリで管理。パーソナルドクターがその情報を分析し、将来的な健康リスクも鑑みながら日々アドバイスを行い、最適な検査や受診すべき医療機関の提案とサポートも行います。

もちろん、すべてドクターまかせにせず、自らが健康への意識を高め、自分自身の体と向き合うことが大前提。定期的に面談がセットされているので、体と向き合う時間が確保できるうえ、心配な症状があるときには24時間チャットで相談可能なことも安心できるポイントです。

病気が進行した段階で見つかって後悔しないために、いまこそ効果的な人間ドック受診、そしてウェルネスで「予防医療」をはじめませんか。

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無料カウンセリングも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

また、ウェルネスでは共に予防医療を世の中に広め、パーソナルドクターサービスの普及をしてくださるウェルネスの仲間も募集中です。
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