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トヨタxWellGoが示す「次世代の行動変容」とは
11月30日から3日間にわたり、厚生労働省が主催する「データヘルス・予防サービス見本市」が開催されました。
健康経営の知見とノウハウの最新情報が集まるこのイベントに、ものづくり経営の最先端を走るトヨタ自動車が、健康管理システム WellGo とコラボしたオンラインセミナーを開催しました。
テーマは「次世代の行動変容」です。
![DH見本市セミナー_トヨタ×WellGo](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65781988/picture_pc_19dbbd8ba4030fe8a5b8a13ef072c749.jpg?width=1200)
「世界のトヨタ」がWellGoの健康経営アプリを土台にして従業員の行動変容に新たな風を吹き込みました。そのヒントになったのは「ゲーム」です。
当日のセミナーでは、トヨタ自動車がどのような着眼点で健康経営に結びつく従業員の行動変容を捉えたかなど導入の背景や狙い、また、その具体的なアプローチとして選択した次世代の手法について、詳しくお話しています。
ここではその入口部分についてご紹介しましょう。
トヨタが抱える健康支援の悩み
日本のものづくり産業を牽引し、世界に名を轟かせるトヨタ自動車ですが、従業員一人ひとりの健康支援という点では様々な悩ましさがありました。
社会の変化 少子高齢化が進展する現在、従業員の平均年齢も年々上昇し、年代別の構成比も変化していきます。それに伴い、医療ケアが必要な従業員が増加する傾向にあり、健康維持のアプローチの重要度が増しています。
価値観の変化 感染症対策で人との接触を避けるテレワークなど、人との交流やプロジェクトのあり方、働くスタイルが大きく変化しました。心身の健やかさや社会的つながりの中での「幸せ」の感じ方、生きる価値観の多様化が加速し、健康支援とひとくくりにしづらい世の中になっています。
トヨタ自動車では現在、禁煙や食生活、睡眠、ストレスなど8つの柱を掲げてさまざまなアプローチで健康支援を行っています。
しかし、従業員が多いこともあって、情報を広く届けようとすると画一的になり、きめ細かく継続的にサポートすることの難しさを感じていました。
「幸せの量産」のために
健康習慣が定着するしかけを求めて
すべての従業員が自発的に健康習慣を身につけ、それぞれの価値の中で満たされて生きる「幸せの量産」のためには、自分から行動を起こそうとする行動変容を促し、習慣として定着させるしかけと、一人ひとりの行動に応じた継続的なサポートが必要です。
誰をターゲットに、どんな行動を促すのがよいのだろう。
あれこれと試行錯誤する中、10年後を見据えた新しいしかけとして浮かんだアイデアが「ゲーミフィケーション」でした。
ゲームのもつ、続けたくなる面白さやつながる楽しさは、健康支援管理にも応用できるはず!
その思いを実現するため、従業員のWell-beingやサステナビリティの観点から健康管理アプリを開発する WellGo に白羽の矢が立ち、次世代型の健康管理ゲームの開発がスタートしたのです。
実際にどのような行動変容のデザインを行い、どのようなアプリが誕生したのかについては、ぜひセミナーの中でお確かめください。