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今からでも間に合う!R4健康経営度調査の開始前に押さえておきたい基礎知識(記事まとめ)

7月に入り、2022年度も四半期が過ぎました。
健康管理では、年度のスタートダッシュが落ち着いたころでしょうか。

夏の間に押さえておきたいのは、秋の収穫「健康経営度調査」です。
健康経営度調査は、例年、8月末から10月下旬にかけて経済産業省が行う調査です。企業の健康経営をはかる指標として年々注目度が高まっています。

昨年度の回答・申請期間は、8月30日から10月25日でした。審査から選定までは次のような流れで行われました。

2021年度(令和3年度)健康経営度調査の流れ ※昨年度のものです

今年度も同様に、現在健康経営度の調査内容や認定基準の検討が行われており、まもなく今年度の調査の概要が公表される予定です。

確定された調査票が公開されてから健康経営の方向を検討していては間に合いません。いまのうちに、調査の流れや昨年度までの動向をしっかり押さえて備えましょう。

これまで掲載した健康経営度調査に関する記事の中から、今のうちに押さえておきたいポイントの詰まった記事を選び、ご紹介します。

健康経営度調査とは

健康経営度調査は、健康経営の取り組み状況について経済産業省が行う調査です。調査は上場企業から中小企業までの広い範囲を対象とし、優秀な企業を認定する制度もあります。

健康経営度調査がなぜ重要なのか、健康経営度調査から健康経営銘柄の選定までの流れなどをまとめた記事はこちらです。


健康経営度調査は毎年改良される

健康経営度調査は、2014年から毎年行われています。しかし、調査内容は毎年同じではありません。ESG投資をはじめとする健康経営の潮流を踏まえ、少しずつブラッシュアップされているのです。

例えば、昨年度(令和3年度版)では、健康管理を経営課題と結びつける傾向がより鮮明になりました。
今年度がどのポイントを重要視するのかは、まもなく発表される概要でその傾向が明らかになります。

昨年度(令和3年版)の健康経営度調査で新規掲載された調査項目など、特徴的な変更点を解説した記事はこちらです。


健康経営にフィードバックシートを活用する

健康経営度調査票の審査が終わると、フィードバックシートが返ってきます。シートでは、評価項目と質問項目が紐付けられ、どこが評価のポイントになったのかが明示されています。

また、取組みの度合いが偏差値で示され、自社の健康経営がどの程度全国的に評価されているのかの目安を知ることができます。

昨年度(令和3年度)のフィードバックシートでどのような評価が重要視されていたのかを解説した以下の記事から、健康経営でこれまで重視されてきた評価ポイントを把握しておきましょう。


「健康経営銘柄2022」の取組みをヒントにする

具体的な取組みの仕方に困ったら、健康経営度調査を踏まえて選定された「健康経営銘柄2022」の取組内容を参考にしましょう。

健康経営銘柄は、経済産業省と東京証券取引所が一緒になって選定するもので、各業種で最高水準の健康経営を行っていると認められた企業がラインナップされています。

昨年度(令和3年度)の健康経営度調査を踏まえ選定された「健康経営銘柄2022」の中から、特に従業員の行動変容に働きかける取組みやコラボヘルスなどの連携・協業を行っている企業13社を以下の記事で紹介しています。

事業規模にかかわらず取り組めるものもたくさんあります。ぜひ参考にしてください。


まもなく今年度のトレンド発表!

2022年度(令和4年度)の健康経営度調査については、まもなく経済産業省から概要が公表される予定です。

WellGoでは、概要が発表され次第、今年度の健康経営度調査の方向性や取組みのポイントを解説するウェビナーを開催する予定です。
お気軽にWellGoまでお問い合わせください。


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