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必要とされない人?
最近ある人から「私は社会で必要とされていないんです」と聞きました。みなさんが家族や友人、職場の人からそう言われたらなんてかえしますか?
私の答え
「あなたは社会に必要とされているよ」と答えます。これは可哀想だとか、励ますとかいうことではありません。本当にみんな必要とされているのです。これは論理的にそうだと思います。例をあげて理由を述べます。
カウンセラーと相談者の例
私は公認心理師として相談にのっていますが、例えば相談者が「私は誰にも必要とされていない」とカウンセラー(公認心理師)に相談したとします。
相談者が人の助けを受けないといけない人とも取れますが、カウンセラーも相談者がいないと仕事はできません。どちらが欠けてもカウンセリングは成り立ちません。
カウンセラーも人の役に立てることを望んでいます。相談者がいることでカウンセラーも初めて必要とされる人になるのです。
時間軸で考える
また、今は相談者で、誰かの支援が必要でも、そうした経験をもとに当事者として、後に自分と同じ「自分は必要とされていない」と思っている人の力になれるのです。現在の時間軸で考える必要はありません。
だから、自分で必要のないと思っている人も、誰かに必要とされる大事な存在です。
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。