見出し画像

ソフトパックティッシュのカバーがない

 引越が多いタイプの人もたくさんいらっしゃると思うが、私もかなり多い方だ。

特に結婚してからは、国際引越を含めて12回経験している。それにプラスして1~2ヶ月ほど滞在したレジデンシャルホテルの移動が10回。この度に大量の段ボール箱との戦いになるのだが、毎回必ず派手にペーパーカット(紙で手を切る)してしまうので、私は段ボール箱を素手で触るのがものすごく怖いのである。

 「毎回怪我をするのなら何故手袋をしないのだ」と思われるだろうが、もちろん作業するときは当然軍手や厚手の作業用ゴム手袋をはめている。ところが日常の生活ではイレギュラーなことが多々起こる。何かちょっと別の作業をするときに手袋をはずして、そのまま「一枚だけなら」とそろそろと段ボールを畳んでいるうちにやっちまうのである。

 そんな私は、ティッシュボックスも大嫌いである。

消耗品だから定期的に空になり、その空の箱を分解して、出し入れ口についているフィルムを剥がして捨てて、箱は資源ごみとして束ねるという作業中にも何度かペーパーカットした。自分でも所作が雑だとは自覚しているのだが、丁寧にやっているつもりでも意識の向いていない場所で手を切ってしまう。

 帰国してからは、必ずソフトパックのティッシュを買うようにしている。それ以来、ペーパーカットしていないので最高にゴキゲンな私である。

が。

ソフトパックのティッシュというのは、実にビジュアルがアレである。そしてそのビジュアルを隠すために、ソフトパックティッシュのカバーをずっとずっと探し続けていたのであるが、マジでない。ない。ない。

何故か日本には箱ティッシュのカバーやケースはアホみたいにあるのに、ソフトパックのカバーは皆無に等しい。いや100均ショップにはあるようだが、残念ながら私の家の近くにはなく、かなり長い間、悶々としていた。自分で作って大量生産して売り出そうかな、と思うほどだった。

悶々としたまま年末年始に台湾に行って、とうとう見つけてしまった!!!

 台湾ってトイレットペーパーも、ロールだけではなく、ソフトパックタイプ(※1)のものが色々と販売されている。と同時にティッシュもソフトパックタイプのものがたくさん出ている。メーカーは違えどもサイズはほぼ同じである。そのため、ソフトパックタイプのティッシュカバーにも可愛いものがある!!

当然、買ってきました。

画像1


めちゃ良いのだが、日本のソフトパックティッシュのサイズ(厚み)に合わないので、常にティッシュ2個重ねで使っている。今度行ったら日本サイズにピッタリの商品を作ってもらおうと思ったくらいだ。実はその場で大量に買って帰ろうと思ったら、在庫がなくショックを受けてしまった。とりあえず店頭に残っていた紺と赤を両方購入して帰ってきた。

カスタムメイドもしてもらえるねん。こんな感じで作ってもらえる。

お店は台南。高雄にステイしていたので、二泊三日の旅で行ってきた。

画像2

赤のバッグも買ったけど、マチがついてて、めちゃかわいい。

画像3

 高雄はびっくりするほど韓国人客ばっかりだったのに、台南に行くと日本人ばっかりだった。それにしても韓国人旅行客は中国語が流暢な人ばかりでビビったわ。日本人で話せる人は旅行者じゃなくて在住者っぽい人ばかり。韓国の人は中国語が話せる人が台湾に遊びに来て(話せない人は英語が通じる他の国に行く)、日本人は中国語が話せなくても来てる、という感じにも見える。

台南は他にも帆布バッグのお店がたくさんあるんだけど、ここが一番ポップなデザイン&お手頃価格であるのでオススメ。

日本のメーカーさん、ソフトパックティッシュのカバー、安くなくていいのでスタイリッシュなやつ、出してください。お願いします。

(※1)私がステイしていたエアビーは、トイレとシャワー室がつながっていてカーテンすらなく、掃除の際にはトイレにも大々的にお水を流して掃除している様だった。つまりその状況でトイレットペーパーホルダーに紙類を設置していたら、掃除の度に濡れてしまうのだ。そのため、トイレットペーパーは、移動が可能なソフトパック式で、トイレの上部の棚にタオル類と一緒に置かれている。使う時には、水タンクの上に置いておく。最初はギョッとなったのだが、毎日水を流して掃除してくれることが有り難くて、すぐに慣れたよ。

台湾のトイレットペーパーは、こういうやつね。


いいなと思ったら応援しよう!