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夫婦の会話:同世代ネタ
本日は不燃ごみの収集日である。
ジムフロアのリノベが一段落したので、倉庫の整理を始めたカナメ。相当数の廃棄物が出たらしく、今日のゴミ袋は複数個あった。カナメと一緒に集積所に持っていかなければ。
カナメ「バンリちゃん、行くよ!今日はごみの日やで。」
就寝時間が鬼早く、よって起床時間も早すぎるカナメに叩き起こされた私。
歯磨きだけはしたけれど、とりあえず暖かい服を着込んで、ごみ袋を両手にいっぱい持ってエレベーターに乗り込んだ。
カナメ「お前、頭がサリーちゃんのパパになってんで。」
私「...........♪マハリークマハーリタ、ヤンバラヤンヤンヤン.........♪」
カナメ「......同世代の嫁はんで良かった。」
私「は?」
カナメ「若い奥さんだったら、『何それ?』って言われるところや.......。」
調べてみたら、若い子達も知ってるっぽいwww
それは置いといて。
そこで私は疑問に思ったことが二つ。
1、私達の会話の中で、同世代じゃないと通じないネタがどの程度の頻度で登場するのか。
2、同世代ネタが通じないということが、夫婦間の関係にどの程度の悪影響を及ぼすのだろうか。
カナメの言うこともわからないではないのだが、そんなの生活上の根本的な部分の考え方の違いの方がクリティカルだから、同世代ネタが通じる通じないなんて、枝葉末節すぎてどうでもいいんじゃないかなぁ、と思ったのだ。
わかってるよ。カナメくんは、そんな深い話をしているわけじゃないってことは。でもちょっと気になったので、調べてみることにした。
年の差婚の夫婦が、「話が合わない」と感じる理由について、ちょっとゴシップな目で調べてみたところ、年代によっての思考の成熟度の差みたいなものはあって、それによって違うなと感じることはあっても、細かい話題のネタ(例えば年長側が知っている芸能人を、相方は知らないとか)が違うことで、それが大きく夫婦間の幸せ度に影響しているような印象はなかった。
だよねw
その後、二人の会話を注視していた私だが、結局その日から翌日まで「同世代ネタ」は他には登場せず(汗)。少なくとも二日に一度以上の頻度ではないというか。
逆に「同郷でないことによるバトル」というのはある(汗)。自分の地元の何かを自慢して、それを相手がくさすという、何の生産性もない遊び、もとい戦いがときどき出てくるのだが、これが年代問題よりもさらにセンシティブ過ぎるのである!マジもんのバトルに発展しかねないのだ。
まぁ応援しているスポーツチームが違うというのもそうだろうし、心の拠り所にしているメンターや、格言なんかも、パートナーにバカにされたら、それはそれは腹たつよね。結局は相手が大事にしていることを、嘲笑したり、見下したりすることは、人間として良からぬことだから、夫婦に限った話ではないか。
ということで、同世代ネタが通じるか通じないかは、(我が家にとっては)どうでもいいということが、私調べで分かった。もちろん、何よりも同世代ネタを語り合って過ごすのが究極の幸せだと思う人にとっては、それが大事なんだろうけれど、少なくとも我が家では、それはどうでもいいことだったのよね。
ちなみに、我が家の二人の会話で最も頻出するネタは何かというと、ざっくり観察してみたら、以下の通り。
1、政治&経済、時事ネタ、投資銘柄ネタ(マジで半分以上がコレ)
2、家庭内経済(お金と仕事の話)、購買予定の商品についての蘊蓄&議論
3、外食を含めた食事の話題、動画を見ながらのリアクション、何かのキッカケで登場する子供の話など、フツーの世間話。
リノベをやっていれば、その話題がトップに踊り出ることもある。
なので、こういう話を読むと、我が家ではびっくりしちゃうのよね。おしゃべりなカナメくんに見せたら絶句しちゃいそう。