【シニアdeゲーム】とうとうSatisfactoryに手を染める.....

  Factorioのロケットも、まだ飛ばせていない私であーる。

 ゲーマーの三男バクが、事あるごとに私にまとわりついては、「Satisfactory、買ったほうがいいよ」などと言う。いや、こちとら一応生活というものがあってだな。Factorioだけで、すでにカナメからネト廃称号を頂戴している状況で、さらにそれをグレードアップさせてどうする。

バク「でも、いつかやるよね?」

私「まぁ、絶対に面白いだろうから、いつかね。まぁFactorioを極めてからで。」

バク「分かるよ。Factorioが面白いのは。でもね、Satisfactoryの方がもっと面白いよ。似てるけど、もっと........」

私「知ってるよー。トレーラーも配信も見ちゃったし。でもさ、どう考えても、Factorioよりも複雑だよね。3Dだからさー。この歳の私の脳で、さらに次元が増えたら、めっちゃ難しくなると思うねん。あかんあかん。」

バク「でも、いつか買うよね?」

私「まぁ、いつかはね。今じゃない。」

バク「今よりも歳とってから?」

私「まぁ.........」

バク「それなら、今買って慣れておいた方がいいんじゃないですか?奥さん。」

その、奥さん呼ばわりやめんか。オレ、キミのママや。

バク「Return on Investmentって単語、分かるよね?」

バクくん、高校生の時にIBのBusiness Managementとってたね。しかもキミは勉強キライで成績に一ミリも関心のないタイプなのに、お金に絡むからか、なぜかうっかり授業を熱心に聞いてしまい、試験で良い点とっていたね。他の試験は散々だったのにさー(汗)。

私「ROIがどうした。ROIが。」

バク「どうせ投資するなら、早めに投資した方が良くないですか?奥さん。」

え、投資?ゲームって単なる消費やん。投資ちゃうがな。リターンって何。この状況におけるリターンってなんだよ、定義してみろよ。

バク「ママさんの日っていつだっけ?」

突然、話をそらす。

私「え、母の日ってこと?5月とか6月とかのあたりちゃうかな。」

バク「もう買ってあげるよ。ママさん。」

私「えええええええ、いいよーいいよー。そんなの自分で買えるよー。そんなの悪いよー。バクくんに払わせるなんて。これってPayPalで払えたよね。」

..........ということで、策士バクの術中に落ちて、ダウンロードしてしまった.....orz

オレ、何年彼のママやってんだよ。彼、すでに成人だよ?学習しない私、バカバカ。

ということで、ダウンロード完了。

バクくん、普段は寝てるか食べてるかゲームしてるか(時々授業聞いてるか)というタイプなのだが、ゲームモニターの前に座ると、いきなり顔がキリッと引き締まる。横顔がステキである。一度でいいからその顔で授業聞いてみろよ、オラ。

目にも留まらぬ速さで、Satisfactoryの設定画面をチャカチャカと触る。

BBAの私でもできるように、設定してくれるのだ。

そして、私に席を譲ってくれて、横から色々とご指導してくれるのだ。

そして、スタート!

草むらの中をタッタッと闇雲に走り出してしまった私。気づいたら崖から墜落........orz

どうやら弱腰のまま動き出してしまったらしく。スタート地点に戻り、不時着したロケットを回収して、アイテムを確保しないといけないということだった。

こんなの、分かるわけないやん!!!

するといきなりバクが、また設定を触り、別のワールドを表示させた。

草むらの中で闇雲に走り出す私を見て、ダメだと思ったのだろう。

いきなり設定が砂漠に変わった(汗)。

いやぁー、視界が広がっていいねぇ。砂漠設定というのはナイスだよ、バクくん。

Satisfactoryというのは、こういうゲームである。

ゲームというか、ひたすら労働と頭脳労働と、労働と頭脳労働とを繰り返すゲームである(違)。時折ふっと、「なぜ私はここでこんなことをやっているのか」と疑問に思わないでもないが、批判的思考が皆無の私、目の前に課題を与えられると無条件に従ってしまう。なんと私向きのゲームよ。

せっせと素材を集め、モノを作り、自動化を計り、ということを延々とやっていたのだが、次第に手の動きも、画面の動きもスピードが上がってくる。最初はモタモタと動き、とろとろと作業していたが、慣れてくると、走りながら、草を刈り取りながら、周囲の様子を確認しながら.......まるで何年も前からゲーマーだったかの様に、キーボードを叩きながら、マウスを動かし、画面をぐるんぐるんと動かしているうちに、

ゲロゲロに酔ってしまった............orz

自分の視神経と脳の処理速度が、PC画面においついていなかったのかもしれない。

怖くてSteamを立ち上げられない。生理的に酔うって怖いよね。まさか酔い止めのお薬を飲んでまで、プレイするものでもないよね。

ちょっとしばらく、おやすみをしてから出直すとするか......。

めっちゃ面白いのにー。くやしーっ!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?