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【シニアリノベ】浴槽こわいよシャワーがええよ

家をリノベーションする際に、徹底的にキライなことを排除しようと考えた。

浴槽の掃除がキライな私にとって、それをしないで済む環境というものはこれ以上ない喜びである。

しかも、私は独身一人暮らしの時に、浴槽で寝ちゃったことが何度かある。

また語学学習中に、お風呂につかりながらiPadでQuizletのクイズをやっていて、2回ほどiPadを浴槽にポチャンしてしまったことがあった。

途中で寝ちゃったからだ(汗)。

そのうちの一台は、二度と起動しなかった(涙)。

だからとっても「お風呂がコワい」のである。

長男のギン(吟)は、信じがたいほどの長風呂で、私はなんども脱衣室のドアの外から「ギンくーん、生きてる?」と声をかける必要があった。

元エンジニアの私、この行為を「ポーリングかける」と言うのだが、夫のカナメ(文系)にはこのニュアンスが通じない(汗)。

なので!

これからシニアでリノベーションを考えている方には、「浴槽なしシャワーだけ」をオススメしているのであーる。

浴槽の掃除は意外とリスクがあって、体勢によっては腰を傷める可能性はあるし、浴槽の中に入って洗剤を泡立てて念入りに掃除をしていると、ツルっと滑ることもある。

だから、家の中のリスクは最大限排除するに限ると思うのであーる。

浴室は、怖いものなのだよ。

ところで、入浴が趣味で、浴槽がないとダメという方は、どうすればいいのか問題がある。

入浴が趣味という方に対して、「それでもシャワーだけにしろ」とはとても言えない。それこそQOLが下がってしまうからだ。

そのソリューションとしては、「浴室で寝られるような設計の浴槽」にすることをお勧めする。

具体的には、体のラインに沿った形状をした「(腕置きのある)グランフィット浴槽」にするのが良い。

実は、このグランフィット浴槽を体験してみたことがあるのだが、浴槽内で寝てしまっても、両腕を置く位置が決まっていて、そこで体がロックされてしまい、溺れようにも物理的に溺れない仕組みになっているのだ。

人間の体は、腕の位置をロックされてしまうと、頭の位置が物理的に決まってしまうので、そこから頭を水面下に下ろそうと思っても無理なのである。

溺れたくても溺れない。

こんな簡単な仕組みで、人間の体は固定されてしまうのだなと感心したよ。

そして、このグランフィット浴槽は、通常の浴槽にくらべて大きくならざるを得ないのだけど、意外とお湯の容積は少なくて済む。

ということで、浴室のサイズを大きくとれる方は、多少値が張っても、腕置きのあるグランフィット浴槽にすることをオススメするよ!

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