【リノベ備忘録】生のり付き壁紙はすぐに貼るに限る
母屋リフォームなう、である。
とりあえず天井と壁と床にパテを施し、防塵服と防塵マスクとゴーグルで完全防備の上、サンディングをやり切って、とうとう壁紙を貼るのだ!!!
という段になったのだが、天井の壁紙を貼るだけで二日もかかってしまった.......orz
なぜかと言うと、天井の古い石膏ボードの表面の紙が、壁紙のノリの水分を含んでふにゃふにゃになって、それが壁紙の上からもガタガタに見えてしまって、めっちゃカッコ悪くなったからである!!!
私としては、「チッ、まぁしゃーないわな。うちら素人やしなー」と思っていたのだが(つまりあまり気にしていない)、意外と美的感覚が(私よりは)あるカナメが、
「あああああああああああ、やだやだ、あかんやつやあああ」
と大声を出したかと思うと、貼ったばかりの壁紙をビリビリと剥がし始めてしまった。
嘘やん。
嘘やろ。
天井の壁紙貼るのって、めっちゃ面倒やねん!!もう一生のうちで二度とやりたくない作業の筆頭に挙げられるくらい、もうやだやだな作業である。
壁紙屋本舗さんの貼り方レッスンに出てくる「(モップで作る)天井オサエさん」を前回作ってやってみたのだが、ヘッド部分が固定されていないので、下から天井に向けて「天井オサエさん」を支えていても、先がグルングルンしちゃって、なかなかうまくいかなかったのよね。
天井オサエさんって、これね。
そこで今回は、カナメがDIYで木製のオサエさんを作ってくれたのだ。
なのに!!
それ以前に、壁の状態が悪すぎて貼れない........。
カナメは、壁紙を剥がした天井の石膏ボードの紙を取り除き始めた。ビリビリ破いていくから、またまた段差ができる。
わかったよ。やるよ。やればいいんでしょ!!
めっちゃ心の中にフツフツと沸き起こる複雑な感情を持て余しつつ、バケツにパテ粉を入れて水で溶く。もう人生で二度とやらなくていいと思ったのに、またパテ捏ねてるのかよ、私!!!
パテを捏ねて、パテ板にボタっと落とし、コテでならしながら脚立に上って天井にパテを施していく。
カナメがボソッと聞いてきた。「乾くまで何分?」
今までこの作業をチラともしたことがないカナメは、その硬化時間すら知らないのである。パテ粉の袋に数字書いてるけどな。それを見ろというのも嫌味だから素直に答える。
「1時間で乾くけどな」
カナメ「じゃ、天井壁紙は、今日中に終わるね」
私「物理的に、かつ時間的に、できるかできないかというと、できるんやけど、ちょっとメンタルが持たない..........orz」
ということで、天井の壁紙貼りは二日かかってしまった。
ところで、私とカナメは、色々なものの好みが違う、というか同じ趣味がないし、感性も違うし、かなり接点がない(汗)。
その顕著なモノが音楽の趣味の違いである。これがことごとく違う。しかもカナメは大音響で音楽を流すので(ご近所さんがいないので、騒音にもならない......)、聞くたくもない音楽がいつも流れている。が、私には過集中の気があって、集中すると全く外界の音が聞こえなくなるから、意外と問題にはならないのだが、ふと気を緩めると聞こえる音が、日本のラップやヒップホップだったりするので、ほんっとうに戦意喪失させられてしまう。日本語のラップってなんだよ.......。
その音楽の何がいいのかわからないんですけど........
私が一人で作業している時は、自分の好きな音楽をかけるので問題ないのだが、カナメと一緒に作業をしていると、当然のことながら、彼の好きな音楽がかかる。
最近は、なぜか山下達郎がかかっていることが多い。
私の脳内は、「違う。それじゃない」という言葉でいっぱいになる。
カナメ「あああああ、いいねー。これから夏だなーっ。オレの季節だなーっ」
と上機嫌である。
ちなみに私は、夏が大嫌いである。暑いのキライ。
が。
すでにニッポンの気温は急上昇中であーる。
寒い寒い日に始めたリフォームだったのだが、私がイジイジと作業を先に延ばしているうちに夏が目の前やんか!冬の間に終えるはずが........。
ということで、本題なのだが。
この冬の間に注文をして早々に確保しておいた「生のり付き壁紙」なのであるが、これは到着したら、できるだけ早く貼り始めた方がいい。商品の説明欄には、到着から2~3週間以内に貼るよう書かれている。が、前回のリノベでは到着から一ヶ月後に貼ったものもあったが、特に大きな問題はなかったように思う。
が。
今回は、色々と状況を考えると早めにモノを確保すべきだと思ったので、2月中に壁紙は我が家に届いていた。
でさ。今はもう5月やんかーっ!!!!!!
到着して二ヶ月半も経ってるわけよー!!!
まぁ、生のりが乾いていたら、水で濡らせば大丈夫だろうなぁと漫然と思っていたので、全く問題視していなかったのだが........
なんか、ノリの偏りが均等に吸収されずに、ノリのダマみたいになって、表面がガタガタになっちゃう........orz
普通はハケで伸ばしていると、キレイに空気が抜けてパシッとなるのだが、いつまでもボコボコが取れない........。壁に段差が残っているのかなと思って、壁紙をめくって確認してみると、何もない。
ハケではガタガタは取れないので、ローラーで伸ばすと、キレイになるので、せっせとローラーをかけるのだが、
ハケと違って、小さいローラーをコロコロして全部のボコボコをとるのは、本当に時間がかかるのだわ。
こういう感じね。
左)ボコボコがない状態
右)空気ではなく、ノリが集まってボコボコになっている状態
これ、生のり付きの壁紙を到着してから一ヶ月以内に貼った場合には、全く見られなかった現象なので、たぶん長期間放置したことで、生のりの水分が抜けてきて、貼る時にスムーズに生のりが流れなかったんだと思うのだ。
ということで、生のり付きの壁紙は、できるだけ早く貼ってしまいましょう!というお話でした。
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