【コンロ使わないもん】ヘルシオオーブンをノンフライヤー的に使う
こういう製品を日本では「ノンフライヤー」と言うのね。
海外では、エアフライヤー(Airfryer)と呼ばれている。我が家では発売されてすぐに初代を購入し、長年酷使し続けて帰国時に廃棄したのだが、200Vの電源を設置するなら持ち帰ってこればよかったと思ったよ。
ということで、今の我が家にはエアフライヤーはない。
このエアフライヤーも、私はフツーの方とは違う使い方をしていた。油を落とすのにも使えるのだ。
時間がある時に数キロ分の鶏の唐揚げを高温の油で揚げておく。この時、中まで火を通す必要は一切ない。とにかく表面が「揚げ物」っぽくパリッとなった段階で、どんどんと引き上げて油切りをしておく。
それをジップロック袋に入れて冷凍するのだ。
食べる時(またはお弁当を作成する時)には、その冷凍の唐揚げをそのままエアフライヤーに投入して、最高温度で一気に加熱する。
するとどうでしょう。中までバッチリ火が通るだけではなく、表面はパリパリで、付着した油を吹き飛ばして下に落としてくれるのだ!
びっくりするほど揚げ物のヘビー感が抜けて、さっくり&熱々のライト感覚あふれる唐揚げが出来上がるのだ。
このパターンで、他の揚げ物も時間がある時に作り置きして冷凍しておくのだ。天ぷらも、ちょっとパリパリ感が過ぎる感じにはなるのだが問題ない。カツ類も同じくである。
ホットクックもヘルシオオーブンもない時に、なんとか食事が作れていたのは、エアフライヤーさんがいてくれたお陰である。とにかくなんでも加熱できてしまう。お魚も焼いたし、アルミホイル包み焼きなんかも作れるし、トーストも、パイの温め直しもできる。ミニサイズのケーキやマフィンも焼いたりしていた。
が、今は手元にないので、エアフライアーを使いたい時は、ヘルシオオーブンさんにお願いするしかない。大体スチームグリル、またはフライモード+グリル、という技を使う。
ノンフライのフライドポテトを例にとると......。
1、ジャガイモをブラシでこすり洗いして芽をとり、適当な大きさにカットする。
2、天板にジャガイモを乗せて、オイルを吹き付けて、ガーリックパウダーや塩コショウなど、お好みの味付けをして、天板上で均等に味が回るように混ぜる。
私はオーブンペーパーの端を持って中を転がす.......雑やけど問題ないで。
オーブンペーパーは、コストコで買ったり、アマゾン限定ブランドのものを買ったりしたけれど、最終的にはこれがラストアンサーや。さすが安定の旭化成。こういう基本的な素材系は、日本企業の製品が光るねぇ。
オイルスプレーは、コストコで買ったボトルにオリーブオイルを詰めて使っている。どんなものでも良いけれど、オイルスプレー容器は絶対に一個あった方がいい。長い間使っているけれど、全く壊れない。2本入りで赤はバックアップ用に置いてあるけれど、出番がないので新品のまま。
パターンA:スチームグリル
3、ヘルシオオーブンの、スチームグリルで30分加熱。
こんな感じに仕上る。
オススメなのが、ケチャップ+ChinSuソースDIP。ChinSuソースは、ドンキでも販売されていたので、見かけたら買ってみて!
ChinSuソースってこういうのね。4本もいらないので、ドンキで買うのが良いよ。私は、520gの大ボトルを購入してる。
パターンB:フライモード
ヘルシオにはフライモードもある。主に揚げ物系のお惣菜を温めるのに使うのだが、これでも火は通る。時間を設定しないで良いので、時々考えずにフライモードボタンを押すこともある。フライモードでやっていることは、グリル。とりあえずボタンを押す。終わった時の状況を見て、グリルの時間を足したりする。
3、ヘルシオオーブンのフライモードで加熱。
フライモード加熱が終わったところ。中に火は通っているけれど、焼き色が付いていないので、ここからワンアクションが必要。
私が持っているヘルシオはこれ。すでに古いモデルなので、今ではもっと良いメニューがあるかも。
追加でグリルモードで10分加熱。
これが終わると、こんな感じになってる。見かけよりも実際はパリッと感が出てるよ。さらにパリパリにしたい方は加熱時間をプラスすると良いと思う。
4、オーブンペーパーからはがして、お皿に盛り付けてサーブ。
まさに「はがす」という表現がぴったりなのだが、オーブンペーパーに貼り付いているものを取ると、そこそこパリパリ感が出ている。
油で揚げるのも美味しいけれど、なんといってもカロリーと後片付けが面倒なので、「皮付きのジャガイモを、ヘルシオオーブンで調理する」のはかなりイージーなのに満足度が高い出来上がりになるよ。