家電量販店の定点観測:AQUAの冷蔵庫に唸る
今現在、ジムフロアのリノベをやっていると書いた。
カナメが家電量販店に行くというので、またまた定点観測モードで色々と見て回ったのだが、今回は4階リノベが完了した時に配置する家電についてのアイデアを得るために、洗濯機と冷蔵庫をみることにした。
洗濯機を置く場所は確保してあるのだが、実際にそれを置くかどうかは未定である。まだまだ日立の洗濯機が現役で頑張ってくれている。
いつか誰かが住むかもしれないし、エアビーとして貸し出すことも考えないではない。でも今すぐじゃないからなぁ。
なのでハイエンドのドラム式洗濯機には目もくれず、最強コスパのものを探してみようと思ったら、AQUAの洗濯機に目が行った。
国内でもあちこちのエアビー物件(実際は、Booking.comで予約しているけど)に泊まった経験があるが、私が重要視しているのは「洗濯機がある、またはコインランドリーが近くにある」こと。そして国内の洗濯機を設置しているエアビー物件を多数見た経験からすると、
AQUAの洗濯機ばっかり...........
であった。
コインランドリー機器の業界シェア一位だから当然か。
だから、AQUAには親近感を覚えてしまふ。
それにしてもハイエンド洗濯機の価格に驚くわー。海外にいた時にドラム式洗濯機を使っていたけれど、安い価格帯のものも結構あった気がするのだが。型落ちを狙うしかないか.........。
とりあえず洗濯機の優先度は高くないので、買うことが決定しているジムエリアの冷凍冷蔵庫を物色することにした。
そこで目を引いたのは、AQUAの冷凍冷蔵庫。おおお、洗濯機だけじゃなく冷蔵庫でも存在感出しているね!!
冷蔵庫に薄型というファクター(因子)があったのね!!!!
さてさて、日本の家電王パナソニックの戦略はこちら。幅を狭くスリムに。
まぁ日本の住宅事情を熟知しているというか、多くの一般家庭のニーズはここにありそうだとは思う。
その中にあって、AQUAの薄型(奥行きを大きく取らない)戦略って痺れるわ。既知のニーズではなく、潜在ニーズを掘り起こしたレベル。
コンセプトはこちら。なるほどなるほど。
シニアになってリノベする際には、奥行きが浅い収納にするべきだと書いた。
それと同じ発想で、シニアは冷蔵庫も奥行きが浅い方が絶対にいい。奥にしまいこんでしまったものは2度と出てこないかもしれないからだ。パッと見てすぐに取り出せるところにモノがないと、その存在を忘れてしまうのだ。
歳をとると短期記憶の保持時間が短くなり、それに伴い見えていないことを容易に忘れてしまうのだ。見えているものは、その時その時にモノの存在を認めて何度も記憶を強化されていくが、見えないものは記憶の彼方に追いやられてしまう。
いい製品だ。
が、我が家の場合はこんな巨大かつ高級なものはいらない。
ジムエリアに設置するものなので、ドリンク類とアイスくらいが入ればいい。
ということで、シンプルで冷凍庫部分の大きい、こういうのがいいのかなぁと物色していたのだが。ツインバードも好きなブランドだ。機能性を低く価格を徹底的に抑えてシンプルを追求する合理性の極み。いいねぇ。
カナメ「何言ってんの。こんなの買いたいの?こんな中途半端なもん買ってどうすんの。どうせ買うなら5階の冷蔵庫に入りきらないものも入れられたらいいって考えない?どうせ通電させるんだから、意味があるもの買わないと。これ一択でしょ、これ。」
5階にあるものと同じものを買うの?
カナメ「コスパ最強やん。スタイルもいいし、ジムの雰囲気にも合うし。」
とりあえず5階のは340Lなのだが、そこまではいらないか。
ということで、意外と簡単に決められてしまったけれど、実際に買うのは半年後くらいかな。それまでまだまだ物色を続ける予定。
結論:シニアになったら、冷蔵庫も収納庫も奥行きを浅くするのが良し。
収納庫に色々と詰め込んだら、その存在を忘れてしまうのがシニア。結局使えないのだから、収納庫に収まるレベルに持ち物を処分(断捨離)するのが吉。冷蔵庫も奥にしまい込んでしまったものは、2度と陽の目を見ないと心得て、最初から浅めの冷蔵庫に買い替えるのがいいよ。
つまり家電メーカーさん、薄型冷蔵庫の市場は拡大傾向にあるはずなので、色々と出してね。高級路線ではなく低価格帯にも必要だよ。