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【旅】御殿場駅前のThe Gotembakanのキャビン泊が新感覚でコスパ良し
横浜に行く用事があったのだが、静岡県ご当地グルメの「さわやか」というハンバーグが食べてみたかったので、御殿場を経由することにした。
日程が週末だったからか、どこのホテルも満室で、ようやく押さえた駅近ホテルが、The Gotembakanというところだった。
そのホテルは、JR御殿場駅の北口正面にどどーんとあり、その背後に富士山がそびえ立つという超絶好立地にある。ホテルの部屋によっては、カーテンを開けると目の前に富士山が大きく見えるらしい。
そこに最後の一室の空きがあったので、大急ぎで予約を入れたところ、それは「キャビン」と呼ばれるスタイルの部屋だった。
どうりで、めちゃくちゃ安かったわけだ。
私もカナメも元バックパッカーなので、ドミトリー泊にも慣れている。
週末にもかかわらず、一泊一人3,000円というカプセルホテル並みの価格なので、多くは期待せずに出かけて行った。
チェックインは午後5時から、チェックアウトは午前10時まで。
キャビン泊とホテル泊の違いは、ウェルカムドリンクや夜の無料カレーサービスなどがないことくらいで、実費(1,000円)で朝食バイキングも食べられるらしい。
で、意外とこのキャビン泊の情報がなかったので、ちょっと記しておこうと思う。
このキャビンというのは、かつての畳敷きの宴会場に壁などを設営して内装を施した「簡易宿泊所スタイル」の部屋である。
二人部屋と一人部屋がある。
ホテル4階全体がこのキャビンになっている。
シャワー、トイレ、洗面室は共同。
部屋番号の書かれた場所の引き戸を開けると、宴会場の入り口と同様に、靴を脱いで上がるようになっている。かつて宴会場だった、というのがモロに分かる感じではある。
個々の部屋は施錠できず、アコーディオンカーテンで仕切られているだけである。
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中はとってもキレイで清潔だった!
カプセルホテルよりも圧倒的に広い。
この価格なら、なかなか良い選択肢だと思うほど。
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各ベッドには、コンセント(一口)とヘッドフォンが設置されている。
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このヘッドフォンは、テレビに接続されている。
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なぜかというと、音が筒抜けだからだ!
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部屋は密閉されておらず、上部が開いている。
各部屋にエアコンがあるわけではないので、こうやって空気を流すしかないのであーる。
そのため、他室からの「音」と「光」の影響をモロに受けてしまう。
私の様に音に鈍感で、どんな環境でも朝までぐっすりと眠れる人ならば全く問題はないが、気になる方は、アイマスクや耳栓があるといいかも。
各ベッドにバスタオル、フェイスタオル、室内着が準備されている。
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シャワールームには、シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーあり。
洗面所には、ヘアードライヤーがあり、マウスウォッシュ、綿棒、油とり紙まで!
アメニティは、ホテルロビーから必要に応じて自由に使える。これはホテル泊の人も同じ。
ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、フェイスウォッシュ、歯ブラシ、ボディスポンジ等、必要なものはほぼそろっている。
つまり一般的なホテル泊にあるようなものは、一通りそろっていた。
「キャビン泊って、タオルあるの? 歯ブラシ持っていかないとダメ?」
と心配する必要は全くない。
寒い時期だと暖房などで乾燥すると思ったので、加湿用のマスクは持参。
ところで目的の「さわやか」ハンバーグであるが、すっごく美味しかった!!!
(よく焼いて下さーい、ソースはMIXで、とリクエスト。裏技読んどいてよかったw)
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ちなみに、さわやかの待ち時間はWebで公開されている(非公式アプリもあるよ)。
2日目の朝には晴れて、富士山もよく見えた!
御殿場駅の通路からパチリ。
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まねきねこさんの看板、宣伝効果高すぎw
絶対に駅から撮影する人いるだろうしね。
カナメと二人で
「御殿場って男っぽい場所だよね。なんというか、西部劇に出てくる町のような。」
という意見で一致したのだけれど、町全体から醸し出す雰囲気ってあるよね。
次の機会があれば、また「さわやかのハンバーグ」を食べたいなぁ。