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McCafeでの注文が、意外と難易度高いワケ

 本日のカフェワーク場所はマクドである。

大阪人は、マクドナルドのことを略して「マクド」と言い、それを他府県の人からからかわれることがある。正直言うと笑われてなんぼの大阪人である。気分は悪くないw

が、「マック」と略す多勢側にいると思う多くの日本人達は、海外でコケにされていることをご存知ないかもしれない。

多国籍の外国人に紛れている時に、ニッポンの事情をよく知る一人からこんなことを言われることがある。

「ねぇねぇ、日本ではMcDonald'sのことをなんて呼ぶの?(ニタニタ)」

大阪人のワタシは、そのニタニタの意味を理解しているので、少々大げさに答える。

「マークードーナールード、マクドナルドって言うよ。」

場内大爆笑である。ウケて喜ぶ大阪人のワタシ。なんぼでも言えるで。

ちなみに中国語では、

「麦当劳(màidāngláo、マァィダァンラァォ)」

韓国語では、

「맥도날드(メッドナルドゥ、略して맥날メンナル)」

そして、オリジナル英語では、

いずれにしても、最初のMと途中のD-Nが聞こえていて二音節あたりであれば、まぁそれっぽく聞こえるものである。

が、日本語の場合、途中に謎の「ク」が母音つきで入り、最後にトドメの「ルド」が続き、全体で5音節になっている。とてもとても長い。

ちなみに、一方的に日本人だけがバカにされたり笑われたりするわけではない。

豪州人が海外ではオージーイングリッシュを必死で隠そうとしたり、イギリス人が米国英語やスコットランド英語をコケにしたりする現場に遭遇したこともある。どんなに真似されてバカにされても、インド人とシンガポール人とフィリピン人と香港人は一切動じることなく彼ら特有の英語でまくしたててくる。ジャパニーズアクセントでボキャ貧の私は、「英語が公用語になっている国は羨ましいなぁ」と思ったりもする。訛ってようが、ペラペラと言いたいことを言える表現力を持っている方が勝ちだよね。

いや、そんなことはどうでもいい。McCafeでカプチーノを注文しようとしたのに、結果的に注文できなかったという話である。

最近は、マクドナルドの店舗の一角にMcCafeが併設されていることが多い。もともと低価格コーヒーの中では、当初から定評があったのがマクドナルドである。安くて美味いコーヒーの最前線に居続けているのだが、更に美味しいコーヒーを100円程度高めに提供しているのがそれだ。

GW中の中日の平日、空いたマクド店舗内でMcCafeに目をやった。いつものことながら店員さんが居ない。私がその場に立つと、どこからともなく店員さんがやってくるとは思うのだが、それが気の毒でならないのだ。

そもそも、マクドでの注文は常にアプリを使っているので、アプリで注文しようと思ったのだが、なんとMcCafeのメニューがない。

McCafeの前に立ち、忙しく動いている店員さんを走らせるか、
席でマクドアプリで通常コーヒーを注文するか、
空き空きで誰も並んでいない通常カウンターで通常コーヒーを注文するか、

どうしようかとチラと悩んだ。

その時に、通常カウンターのお兄さんに声をかけられてしまい、慌てた私は延髄反射的に「Sサイズラテ」をカウンターで注文してしまった(汗)。

たぶん、その場で「McCafeのカプチーノはこちらで注文できますか?」と聞けば良かったとは思うのだが。

それにしても150円のラテが普通に美味しい。これを飲む度に「いやいや、McCafeならずとも、これで良かったのだ」と思ってしまう自分がセコい。

さてさて。

McCafeがモバイルオーダーから除外されている理由を考えてみたのだが、McCafeが併設されていない店舗があるからなんだろうなとは思う。店舗ごとにパラメーターでオンオフするだけで表示メニューを変えることは可能なのに、それすらしない理由はなぜなのかしらん。

McCafeはそれなりのスペースと機材が置かれているので、その設置とランニングコストは低くない。その分、利益率は高そうだが、田舎では宝の持ち腐れ化しているかも。私が滞在している一時間の間に利用者は3組4人のみであった。しかも全員コーヒーではなくフラッペを注文。もったいなーい。

McCafeの存在理由は、お食事の列に並ばずドリンクをさっと注文できることにあるので、忙しい店舗スタッフが目視でMcCafeにお客さんがいることを確認してすっ飛んでくるシステムは圧倒的に間違っている。

そこで、提案。

モバイルオーダーに入れないならば、McCafe専用の注文タッチパネルを設置してくださーい!!!これなら通常のマクドナルドメニューを注文するタッチパネルの列に並ぶ必要はないからね。

さらに言えば、McCafeのサービススペースも必要ないかと。こちらはMcCafeのカウンターの雰囲気を楽しみたいわけでもなんでもなく、美味しい珈琲が飲みたいだけ。つまり、McCafeカウンターを店頭に設置する必要はなく、機材もすべてキッチン側にまとめて、店員さんのオペレーションを楽にした方がいいと思うのよね。

ゴルフの練習を終えて合流したカナメとMcCafeの話になった。

カナメ「都会ならいいのかもしれないけど、ここ(地方小都市)でコーヒーだけをマクドで飲もうという層はあんまりいないんじゃないかな。」

そうなのよねぇ。

私は香港のマクドで頻繁にカフェワークしていて、その際にMcCafeをよく利用した。忙しい大都会にいると、ちょっとメールの返信をしたり、時間調整するためにマクドを利用しているサラリーマンが大量にいる。そして利用者が多いMcCafeなら、常時店員さんが複数人いて忙しく働いているのだ。

つまり、田舎にMcCafeのニーズがあまりなく、だからこそ店員さんが常駐していない、だから私がそれを注文しにくいだけという……..orz

みなさんのエリアのMcCafeには店員さんが常駐されているのかしらん?
ちょっと都会の風に吹かれてみたいなぁ、と思った一日だったかも。

香港で私がよく行っていたマクドがこちら。ここのMcCafeはスタッフさんが常駐してたよ。


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