こんなのが欲しかった!!スタンダードプロダクツの軍手キッチンミトンが感動レベルの逸品!
バッグインバックを探し続けて、なかなか気に入ったものが見つからなかったので、スタンダードプロダクツに行ってみた。
百均とMUJI、スリコでも探してみたが、帯に短し襷に長し……..なものばかりだったので、ずっと買えずにいた。気に入らないものは結局は使わないのが分かっているので、必要があっても気にいるものが見つかるまでは絶対に買わない。
とはいえ、スタンダードプロダクツ、あまり期待していなかった。
実は、初めてこのお店に入った時に、
「あー、はいはいはいはい。いわゆるひとつのアレね。はいはい(笑)」
という嘲笑にも似た気持ちが芽生えてしまって、あまり真剣に商品を物色する気にならなかったのだ。いわゆるMUJIやニトリやスリコ等と同じ系、どこかで見たアレ、似たようなソレ、日本の若い女性が好きそうな中央値を狙っていて、良くも悪くも尖っていなくて面白味がないような印象だったのだ。
思い出したのは、香港に初めてMINISOという似非ニッポン雑貨店ができて、たまたま通りかかって入ってみた時の気持ちに似ている。
「ニッポンの雑貨を真似ても、似て非なるものよね。」とチラと脳内で笑っていたものよ。
それが一年も経たないうちに、全く笑えなくなってきた。店内の様相が変わり、人々がごった返すようになり、取扱製品の種類もどんどんと増えていった。
その後、製品群が研ぎ澄まされていき、海外展開されるようになった。
2018年に一人旅で台北に行った時に見つけたMINISOの品揃えは、すでに日本の雑貨店とは異なる方向に独自進化を遂げていた。洗練されていたのだ。
その「なんちゃって日本雑貨店」は、ついに、米国で上場を果たす。
この初動のスピード感たるや、ビビりまくりである。
………で、あまり関心を持って見ていなかったスタンダードプロダクツ(ダイソーの300均)であったが、今日たまたま見つけたコレの前で思わず大きな声を出しちゃった私である。
700円という価格も気にならないほど、すぐに手に取りカゴに入れた。思わず10個ぐらい買おうかと本気で思ったほど(廃番になると困る!!)。
軍手生地を二枚合わせた、柔らかいキッチンミトンである!
とはいえ、使い心地も分からないし、実際に使ってみたら意外と熱が伝わりやすくて使い物にならないとも限らない。とりあえず一つ買ってみようと、心を落ち着かせた。
とにかく柔らかい。とにかく手を入れやすい。従来ミトンと違ってゴワゴワとした分厚さはなく、ゆったりタイプの軍手である。
こんなの初めて見たよ!
これを作ってくださったデザイナーさん、本当にありがとう!!!
次回、黒色も絶対に買う!
全国のキッチンに立つすべての方におすすめしたい。
今すぐスタンダードプロダクツに行って、このミトンを買うのだ!
で、今までは、どういうミトンを使っていたかというと、これ!
IKEAのやっすいやつね。
とはいえ、このミトンをずっと気に入って使っていたのは、かさばらずにコンパクトで、吊り下げておいても我が家の背景色と違和感なく馴染むし、ミトンと違ってゴワゴワしないクセに、目的はちゃんと達成してくれるところがめちゃ良しだったのだわ。
でも、廃番になっちゃったみたいで、もう買えなくなっちゃったのよー。
泣く泣く、別フロアのキッチンにはこれをセレクトしたんだけど、納得はしていない。
でも、このIKEAのお気に入りの遥か3倍増しくらいでオススメできる代物が、このスタンダードプロダクトのミトンである。
キッチンで使えるオシャレな軍手で、形状がミトンというのは、私の脳内になかった概念なので、すごく衝撃を受けてしまった。
あまりにも衝撃を受けてしまったので、スタンダードプロダクツの商品に対する解像度をグッと上げざるを得なくなった。