無印良品さん、あなたはマジで賢い(2)
MUJIの計量カップ(ステンレス)を長年愛用してきた。
確か海外のMUJIで買ったもので、日本の販売価格よりも高いお金を使って、それでも他に選択肢はないと思い込むほどに惚れ込んで購入した。
Simple is BESTの極みである。取手部分も美しい。非の打ち所がない完璧なフォルム。
好きすぎて、ジムフロアに設置したミニキッチン用に、もう一個買おうと思った。
ここはゲストルームにもなっていて、電子レンジはないが、IHコンロと電気ケトルはある。ゲストがちょっとラーメンを作ったりする際に、計量カップは必要だろうと思ったのだ。
調達に行ってきた。
そこで私は目を疑った。
えっ.............。
モデルチェンジしてた..............orz
同じものを買おうと思ったのに............
脳裏で思いっきりガッカリする私の横から、もう一人の私が大声で叫ぶ。
「MUJI、すっげーっ!!!!そうそうそうそう!!!」
完成されたはずのこのフォルムの計量カップを、彼らが改良しなければいけなかった理由が、私にはすっごく良くわかったのだ。
計量カップというものは、家に何個も用意しているものではないので、たとえばお酒を100cc計った後に、醤油を50cc計ったりする際には、同一メニューの調理の場合は、わざわざ洗ったりはしない。
が、続けて別メニューに使う場合には、ささっと水で濯いだりもする。
忙しい最中、丁寧にスポンジでゴシゴシと洗うことはなく、片手でタップをひねって水を出し、片手で水をささっと流してカップを揺らしてテキトーに洗い、それを使ったりするのだ(それって私だけかしらん?)。
さて。牛乳を計量したとしましょう。
それを片手でささっと水洗いすると、なんと旧モデルではこうなるのよね。
底の周囲の部分に、牛乳が少し残るの!!!
かなりの水流を当てても、この部分に白いものが残るのだ。
片手でこれを持ち、水流だけでささっと洗うということが通用しない........orz
これを見るたびに、「ちぇっ」と思いつつ両手で洗うことになる。
新モデルは、牛乳が残る余地がないのだ。
こういうのってユーザーからのフィードバック等で気づくのかな?それにしてもMUJIは日々改善につとめて企業努力を怠らないね。すごいなー。
ちなみに、形だけを見ると、旧モデルの方が好みなのよね。2度と買えないのかと思うと、大事に使わないといけないね。
ちなみにお米の計量カップはこちら。以前は、過去に購入した炊飯器についてきたカップを使っていたけれど、持ち手がある方がいいなぁと思ってシンプルなものを選んでみた。1カップと半カップしか計れないけれど、お米専用なら問題なしよ。
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