【コンロ使わないもん】さようならシロカさん、こんにちはT-FALさん
とうとうこの日が来てしまった…….orz
シロカの電気圧力鍋をずっとずっと可愛がってきた。
なんどもなんども瀕死の重症を負いながら、にわかドクターの私が直してきたのだよ。
今から3年半前の私は、「次に壊れたら T-FALに買い替えるど」と思ったりもしたが、カンタンに修理できてしまったため、その勢いはなくなっていた。
そして、また壊れて、直した。
何度も何度も直して、限界に挑戦した。
この後、また一回やらかしてしまった。もう一回がないと言っていたのに。
そして、先日。
炊き込みご飯(3合)をフツーに炊いていたのだが、ふと気づくと時間パネルが真っ黒になっていた…….orz
もう、ヒューズに接続するケーブルの長さに余裕がない。
カットしたら終わる(汗)。
心がもう折れたよ。
3合の具材入りご飯を炊くと高確率でヒューズが飛ぶ。再現性があるのだ。オレに3合の炊き込みご飯をつくるなと言われているようだ。
ここでT-FALさんを召喚することにした。
シロカさん、悪く思うなよ。
念のために、大きめのシロカさんもチェックしてみたけれど、サイズ感と価格が、私の希望には合わなかった。
3合の炊き込みご飯をつくるには、2Lモデルでは小さいし、かといって5Lモデルは、マジで巨大すぎるのである。
私が2Lのシロカの電気圧力鍋に執着したのには、理由がある。
秒指定ができる(半熟ゆで卵ができる)。
めっちゃコンパクトサイズ
そのサイズゆえに加圧と減圧の時間が短い(時短になる)
車で言うならば、取り回しが良く燃費の良い軽自動車みたいなもんだろう。
機能性で言えば、一ミリも不満がなかったのになぁ。
エラーも出さずに突然お亡くなりになるマイコン仕草は、今の時代にはそぐわない。
私も、次のステージに行くためには、軽自動車を捨てなければ(違)。
前の彼女と思わず比べてしまふ。
1、サイズ感
シロカさんに比べると相当に大きい......と思ったのだが、意外と占有面積的にデカくなったという印象はない。そもそも容量が1.5倍になっているのだから、多少のサイズアップには違和感がない。フォルムも悪くない。
それよりも圧力鍋としての密閉度の安心感がアップした。
シロカさんは酷使している間にフタの締まり度が低下した印象があったが、T-FALさんはさすが頑丈にできている。
シロカさん(2L):サイズ:幅22×奥行23.8×高さ24.9cm、消費電力700W
T-FALさん(3L):幅26×奥行28.5×高さ28.3cm、消費電力700W
2、秒使いできないまでも、半熟卵はできるのか
シロカさんの電気圧力鍋は「秒使い」ができるのが最大のメリットであった。30秒指定で完璧な半熟卵が、1秒指定でピクルスができるので実に使い勝手が良かった。
が、T-FALに限らず、シロカさん以外のメジャーな電気圧力鍋の最小指定時間は「1分」からである。残念過ぎる。
ということで、T-FALさんでゆで卵の実験をしてみた。
200㏄の水と卵を内鍋に入れて、1分加熱で終了と同時に減圧ボタンを使って圧を抜き、すぐさま水で冷やす。
夫のカナメくん「美味しい。オレ、これくらいでええよ。半熟じゃなくてもこれでいい」
とのこと。
おそらく、1分指定して圧力加熱中にキャンセルボタンを押して、すぐさま減圧すれば半熟ができるかもしれない。が、ずっと圧力鍋の前で待機しておかないといけないので、ほったらかし調理にはならない(汗)。
3、T-FALの減圧ボタンが優秀
シロカさんの場合は、自分で能動的に減圧することはほぼなかった(勝手に減圧するまで待つという仕様)。実際は、重りをずらすことで手動での減圧はできたのだが、おそらく推奨はされていないはず。
それにくらべてT-FALの電気圧力鍋は、減圧ボタンが非常に安定していて使いやすい。毎日のようにそのボタンを押しているのだが、うまくできてると思ったよ。圧力鍋自体の信頼度も高くて「さすがT-FALさんや」と思う。
レシピブックについては、シロカさんの方に軍配が上がるけれど、T-FALさんは多機能なので、それぞれの機能に応じたレシピが網羅されているので、もちろん参考になる。
4、T-FALさんの「炒め」機能も優秀
キッチンにコンロがなく、ポータブルのIHコンロを使う以外は、すべてホットクックと電気圧力鍋で料理を完成させている。
ホットクックには「(混ぜ技ユニットでの)炒める」メニューがあり、それを酷使しているが、それ以外にも「煮詰める」メニューでフタを開けて木杓子を使って手で混ぜながら炒めることもできる。
T-FALさんの「炒め」機能は、「グリル鍋」として使えるのだ。
5、炊飯もT-FALさんの方が美味しかったわw
我が家には専用の炊飯器がないので、ホットクックで炊飯することも、電気圧力鍋で炊飯することも、IHコンロの上でシラルガンの圧力鍋をつかって炊飯することもある。
ちなみに、シラルガンは韓国で購入したが、当時は圧倒的に韓国で買う方が安かった。今は円安の影響でどうなっているかは分からないけれど。
で、炊飯においてもT-FALさんに軍配が上がる。
シロカさんは、そのサイズ感で加熱開始から減圧までのトータル時間が体感で相当短くて良いのだが、だからと言ってT-FALさんの調理時間が長くて長くて不満爆発、なんてこともない。誤差の範囲で特に問題なし。
結論として、ヒューズ飛んで自分で直す必要性のあるマシンよりも、圧倒的に頑丈で動作が安定している。
「ラクラ・クッカー プラス コンパクト」はサイズ感も良く、機能性も十分で、使い方がシンプルで、かつコスパがとっても良い。
自動メニューが豊富にあったり、多機能高機能なマシンが欲しい方には、上位機種のクックフォーミーが良いかも。
場所がとれるなら、高さがおさえられたアイリスオーヤマもめちゃ良さげ。