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社会保険と民間保険のちがい

おはようございます。

★↓前回の記事です↓★

今回は社会保険と民間保険のちがいについてお話ししていきます。両者とも、保険を納入し、その対価として保険給付を受けるという仕組みは一緒です。しかし、性格は全く異なります。

社会保険とは

社会保険は公的責任のもとで運営されています。5つに分類されます。

1.医療保険

国民健康保険、健康保険、共済組合、船員保険、後期高齢者医療制度

2.年金保険

国民年金、厚生年金、老齢年金、障害年金、遺族年金

3.介護保険

4.雇用保険

5.労働者災害補償保険

民間保険とは

民間保険は任意加入。みなさんもご存じのように加入してもしなくてもOKな保険です。○○ラックとか、オリ○〇生命など、多種多様な商品を揃えている保険会社が数多く日本には存在します。

※社会保険と民間保険のちがいの図(自作)

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ところで賦課(ふか)方式と積立方式のちがいとは

社会保険は人口変動への適応力が低いことが指摘されています。日本は少子高齢化社会。2025年問題も差し迫っています。

よく若い世代は年金を納めても返ってこない…無理ゲ―だなんて声を耳にします。まるで貯金をしているのに将来戻ってこないのに損だみたいなイメージですよね。はたしてそうなのでしょうか。

年金保険にクローズアップしてみましょう。

日本の年金保険は賦課方式を採用しています。

✓賦課方式とは

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※厚生労働省HP「一緒に検証!公的年金」

簡単に言うと、現役世代から年金受給世代への仕送りに近いイメージ

なので老後のために貯金をしているのではなく、納めた保険料が返ってくるのではありません。

✓積立方式とは

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将来自分が年金を受給するときに必要となる財源を、現役時代の間に積み立てておく方式のことです。民間保険で採用している財政方式です。

※厚生労働省HP「一緒に検証!公的年金」

おそらく、社会保険と民間保険の財政方式がごっちゃになってしまうため、間違った認識が生まれるのかもしれませんね。

少子高齢化のため、現役世代が将来受給する年金額が少なくなるのは?と不安になってしまいますが、給付時の物価や生活水準に見合った金額を受給できるよう調整されています。

年金を納めていなかった方に朗報!

職業柄、「貧しくて納めることができなかった...」という無年金の高齢者の方に遭遇することも多いです。そのような方は生活保護を受けていることがほとんどです。

平成29年8月1日から年金受給者資格の期間が変更されました。

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※厚生労働省HP 新たに年金を受けとれる方が増えます(受給資格期間25年→10年)

対象になるかも?という方はぜひチェックしてみてください

まとめ

✓社会保険は賦課方式。民間保険は積立方式

✓日本の年金保険は賦課方式。現役世代から年金受給世代への仕送りに近いイメージ。貯金しているわけではない。

✓将来の給付時の物価や生活水準に見合った金額を受給できるよう調整されている。

✓年金受給者資格の期間は10年に短縮!

今日はここまで。参考になると嬉しいです!

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