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フェミニストは戦いたいんじゃない

私はジェンダーギャップをなくす活動を推進している。男女格差にも表れている女性の管理者比率や役員比率をもっと上げていくべきだと思っている。
意思決定の場に女性が増える(ゆくゆくは50%)ことで、社会は確実に変わっていき、男女その他性別に関わらずにもっと生きやすい世の中になることを期待しているのだ。

「フェミニスト」と聞くと男性を敵対視しているように見られがちだが、そうではない。

男性だって生きづらさを感じているはず。

たとえば、育児をしている女性には過剰な配慮とも言われやすい「重要な仕事を任せてもらえない」「出張させない」「昇進が遅れる」などが考えられるが、反対に育児をしている男性なのに残業や長期出張を命じられたり、飲み会に遅くまで付き合わされたりと、無配慮ということが起こる。男性だからいいだろう、奥さんが子供の面倒はみてるだろう、というまさにアンコンシャスバイアスである。

女性の活躍、社会進出への後押しはなぜ必要か、女性だけ特別扱いするのはおかしい、という人がいるが、それは違うと思う。
女性は放っておいたら中々簡単には昇進できない、育児をしながらなんてさらに難しく、男性化してバリバリ働ける女性だけが昇格していく、そんな世の中のしくみになっている。

その不公平を是正するために女性へのポジティブアクションが必要なのだ。

男女平等になることで男性の生きづらさ、一生大黒柱で家庭を支えなければならないという重圧から解放されるかもしれない。専業主夫だってもっと増えてもいいし、短時間勤務の男性がいてもいい。

皆が好きな働き方、ライフへ費やす時間を自由に選べることが重要であり、皆がハッピーになる活動が女性活躍推進であると私は考える。

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