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#60 「幸せになる勇気」を深堀してみた

「言葉のチカラで人生を動かす」をモットーにその人らしく生きていくことを応援する 営業25年×キャリアコンサルタントのアニキこと吉川です。


冬休みの読書に 「幸せになる勇気」を読みました。



この本は アドラー心理学で有名な「嫌われる勇気」の完結編と言われる本です。


ちなみの 「嫌われる勇気」で学んだnoteと記事はこちらです。




今回も2度読みしました


哲人と青年の対話とのやりとりで中身が進んでいくという構成となっております。途中 「哲人」も「1度ですべて理解するのは難しい」と言ってますが、前回の「嫌われる勇気」は3度読み、今回も「幸せになる勇気」も2度読みしました。抽象⇔具体が頻繁に行き交うのが特徴的です。哲人も行ってますがアドラー心理学は魔法ではないので丁寧に理解していくこと(表面的な学びではない)ということが重要だと感じます。


嫌われる勇気の続編


「嫌われる勇気」では課題の分離をはじめ「自分らしく生きること」の重要性=相手の評価を気にしすぎて「他人軸」で動かくのではなく、自分が決めたことに向かって自分のなりにその時を一生懸命努力して生きる、今この時を大切にする!ということだと学びました。

そして本当の意味での「幸せ」になるにはどのような「勇気」がいるか?
が今回のテーマです。


相手に対して尊敬をすること


相手を尊敬すること→相手を唯一無二の存在と捉えてその人らしさを受け入れて尊重する。相手の尊厳を守りつつ関心を寄せていく。ということです。
そのためには 「共同体感覚」→  他者の目で見て他者の耳で聞き、他者の心で感じること が重要です。



信頼の先にあるもの 「他者貢献」


相手を信頼すること 純粋な利己心の組み合わせがこの世界の分業(それぞれの仕事等)を形成して「利己」を極めると「利他」に繋がる それが結果「他者貢献」につながるということです。



そして 「主語」は?


幸せになる勇気を持つには、上記の「他者貢献」に意識を持ち、
「愛」→主語を「わたし」から「わたしたち」と思えること!
これが本当の意味での「幸せになる勇気」です。




あの名言の意味 「すべての悩みは対人関係の悩みである」


アドラーの名言 「すべての悩みは対人関係の悩みである」というのは皆様ご存じかと思います。 人が存在する以上 比較してしまったり、どう思われるか考えてしまったり・・・ これが 「嫌われる勇気」で書かれていた内容です。

しかしこの名言の背後には、「すべての喜びもまた対人関係の喜びである」

という幸福の定義が隠されておりました! 


全てをまとめると・・・


・相手の立場になって考える
・自分は一生懸命今を生きる(相手がどう思うかを気にしすぎない)
・信用ではなく信頼を築く
・純粋な利己の先に利他が存在する(自己中心的利他)
・主語は「わたし」でなく「わたしたち」
・すべての喜びは対人関係の喜びである

ってことは・・・・
これって・・・


「チームビルディング」だ!!!!

ものすごく腹落ちしました。

壮大な物語 「嫌われる勇気」と「幸せになる勇気」
是非皆様の感想も教えてください。





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