ごあいさつ
はじめまして。
病院勤務をしながら心と身体の健康を社会に広めたいと考えている看護師です。
ここでは健康と食について私の感じたことについて書いていきたいと思います。
その1 看護師の理想と現実に苦しんだ新人時代
看護師歴は今年で23年目になります。
中学2年の時に身内の死を通して命の儚さを知り、生きることを伝えることが自分のミッションと感じ多方面からアプローチできるのは看護師だと思い目指しました。
なりたくてなった看護師ですが新人の頃は理想と現実のギャップに戸惑いました。
それでも看護師として患者さんの人生を支えたい。
元気になってもとの人生を歩んでいってほしいからそのためには勉強しなくてはと思い休日は看護の本をずっと読んでいました。
真面目すぎる性格だったためもっと勉強しなきゃダメだ。こんなのではダメだと追いこんでしまい、最後には疲れて学んだことを投げ出すの繰り返しをしてました。
なので23年経った今も自分の納得する看護に出会えてない気がしています。
その2 こころと身体の健康を取り扱う看護師
理想と現実のキャップは経歴を重ねても擦り合わせることができずに気がつけば15年以上急性期で看護をしていました。
その間にもこころを置き去りにした医療に疑問を感じながらも看護師という立場からは何も言えずただ悪くなる患者さんを看ることしかできませんでした。
看護ってなんだろう?とずっと模索してました。
ある日、参加したイベントで出会った方から看護師で心理学を教えてる講師がいるよと教えてくれてセミナーに参加したのが今のWellnessナースの師匠でした。
その3 痩せたことで感じたこころと身体の関係性
当時、私は身長151㎝に対し体重63kgとなかなかのぽっちゃりさんでした。
Wellnessナースの師匠の講座を受けて課題に取り組んでいくうちに身体にある変化が起こり始めました。
太ってから何をやっても痩せなかった体重が徐々に減りだしました。
痩せてもリバウンドするだろうと思っていたのに期待を裏切り2年間で10㎏のダイエットに成功しました。
運動や食事制限をする事もなく痩せたことがとても不思議でしたが他にも変化し始めた事があります。
こころの状態が変わり始めました。
それまで自分に否定的だったのが肯定をするようになってきました。
こころの健康=身体の健康がリンクした瞬間でした。
その4 急性期から回復期リハビリテーション病棟へ
Wellnessナースの学びと同時進行で今の職場に転職しました。
転職同時は急性期病棟への配属を希望し勤務に当たりましたが人間関係と医療の疑問が払拭できず急性期はもう無理だ。と急性期看護に限界を感じ転職8ヵ月で退職を考えました。
しかし、このまま転職を繰り返しても何も変わらないと思い所属長に相談し同じ病院にある回復期リハビリテーション病棟へ異動となりました。
その5 回復期リハビリテーション病棟で見えた理想の看護
回復期リハビリテーション病棟に配属されてからも常に身体に力が入っててやる事なす事は常に空回りでした。
ここでもうまくいかないか‥。
と諦めて退職を再び考え始めたころぼんやりと周りを俯瞰してたときに自分の環境が理想の場所にいる事に気付きました。
医師・セラピスト・栄養士・地域連携の他職種が集まって患者さんの方向性を決めて目標に向かって介入していくそのための環境調整をしていくのかリハビリテーション病棟における看護師の役割と見つけることができました。
その6 リハビリテーション栄養との出会い
回復期リハビリテーション病棟で働き出して3年、赴任してきたリハ医の発案でリハビリ栄養のチームが構成されました。
リハビリ栄養は医師・栄養士・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士・看護師がチームを組んで対象となる患者さんの栄養状態や食事状況をみて専門職の視点で意見を出し合い適切な栄養管理を行っていく栄養サポートチームです。
「栄養ケアなくしてリハビリはなし」といわれるほどリハビリの進捗に関係します。
リハビリの仕上がりが患者さんの今後に大きく影響するため身体をつくる栄養・食べることは最も重要なケアであると感じ真剣に取り組むようになりました。
なによりもチームのメンバーで対象となる患者さんのためにできることを話しあえる。
この時間が私にとって幸せな時間です。
その7 どんなブログにしたいか
このブログでは食べること健康について気付いたことや思った事を書いていきたいと思います。
看護師として、Wellnessナースとしての経験を通して思うことは生きるために必要なのは食べること。
食べることは命を明日へつなげる大切な行為です。
しかし食べすぎることは時として命を落とすことだってあります。
食べれなくなることには目的があります。
このブログを書くことで社会の皆様の一助となるように配信していきます。