インフォプレナーを核としたビジネスモデルの構築方法を考察する
インフォプレナーという言葉は聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。インフォプレナーというのは、情報起業家のことです。今ではインフルエンサーという言葉の方が市民権を得ていますが、インフォプレナーは、良質な情報発信をすることでインフルエンサーになることを目指すという関係です。ハマチとブリの関係のように起業段階ではインフォプレナーと呼び、成長したらインフルエンサーになるのです。
インフォプレナーには、成長段階を示す意味以外にもう一つ役割があって、それが情報商材を売って生計を立てているというニュアンスも含みます。情報商材という言葉も香ばしい香りがするものですが、成功ノウハウやビジネスノウハウを提供するような文脈だけではなく、ここでいう情報商材は、新聞やnoteで発信される有料・無料問わないコンテンツですね。情報商材という言葉を使うと昔の与沢翼さんたちがやっていたビジネスを想起する人が多くなると思いますので、「情報コンテンツ」という言い方で統一しようと思います。価値のある情報を提供する行為を含んだビジネスモデルという定義にしておきましょう。
新しくビジネスを始めるときには言葉の定義を暫定でも良いので明確にしながら進むことで、後でボタンのかけ違いがなくなったり、情報発信するときに顧客側に誤解されることを防ぐことができます。情報商材と情報コンテンツのよくに別のマーケットで使う言葉を間違えて使うと顧客は離れていってしまうのです。「はじめに言葉ありき」なのです。自分の得意な領域で使われる言葉に絞って使うことが大切ですよね。
さて、情報コンテンツを創造して提供していくことを決めたわけですが、次に何をしないといけないかというとお客さん選びですね。自分が発信する情報コンテンツが誰の役に立つのかということですね。これを間違えると需要が生まれないので価値が創造できません。私の場合、会社員の立場で副業しているポジションなので、副業のすすめや副業の具体的なノウハウを提供していく姿勢が好感されるのではないかと感じています。副業としてやっているのは、カップ式コーヒー自販機、メルカリ、ヤフオクなどのC2C(主に不用品のリセール)、日本株トレード、1LDKマンションの不動産投資の4種類です。また、AIを活用したプロダクトも現在開発中なので5種類ということになります。これをうまく情報コンテンツとしてまとめることができれば興味を示してくれる人は増えるでしょうね。これで顧客選びと情報コンテンツの内容は完成です。
次に考えるべきは、どうやって販売していくかです。ビジネスモデルをデザインする際に重要なフレームワークは、WHO、WHAT、HOWです。これが明確に答えられなければなりません。今回の場合でいくと、WHOは副業をしたい人、副業をやっている人です。WHATはコーヒー自販機、トレードアプリ、日本株投資、不動産投資、AI関連です。HOWは、これをどうやってマネタイズするかについて考えるのです。思い浮かぶのは、有料noteとYouTubeのメンバーシップです。もちろん、電子書籍の販売も可能でしょう。本物の書籍は、自費出版でブランディングのために使うことも検討しても良いかとしれません。あとは講演会やワークショップなどの参加費もマネタイズポイントになるでしょう。これらをどのように顧客に価値を感じてもらいながら、触れてもらうのかをカスタマージャーニーマップに落とし込めば良いのです。ようは私のブランドにどのように接点を持って、有料エリアまで信頼してもらえるのかを検討すれば良いのですね。これでビジネスモデルの骨格が完成しました。
このあとは具体的にカスタマージャーニーマップを検討したり、商品をどのような優先順位で紹介していくのか、自己紹介はどのようにするのかなど今回考えたビジネスモデルを深掘りしていくことになります。
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