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ぜんぶライフ

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プライベートも仕事も 起きている時間も寝ている時間も 自分も大切な人も 心もからだも ぜんぶがみなさんの人生(ライフ)です。 人生に訪れるいろいろ たとえば介護や病気や スト…
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2022年9月の記事一覧

#04 健康管理は他人に任せず、自分の力で解決する

~過去投稿はマガジンから~ 政府の健康経営推進とともに、多くの企業でメンタルヘルスへの取組みが盛んに行われている。 メンタルダウンしてしまった人には、薬による治療や認知行動療法などが行われているが、 「こうすれば完治する」という絶対的な治療法が見出せていないのが実情だ。 「しかし、体に必要な栄養を摂るという土台作りを無視していては、 どんな治療法を試してみても、芳しい結果は出てこないのではないでしょうか。 私のクリニックで治療を受けている患者さんの中には、 鉄分を摂っ

#03 プロテイン、サプリメントを有効に活用する

~過去投稿はマガジンから~ 現在の精神科における治療は、 寛解を目指してはいるが、完治を目指してはいない。 もっと言えば、「完治を目指すことすらしていない」と藤川院長は言う。 「しかし、質的な栄養失調をなくせば、多くの疾患は完治可能、薬の量も劇的に少なくすることができる」と指摘する。 「なぜなら、病気を治すのは医師でも薬でもなく、患者自身だからです。 ところが、その患者が質的栄養失調の状態では、治る病気も治すことはできません。 建物の土台がしっかりしていないと、いくら

#02 メタボ解消がきっかけで栄養療法と出会う

~過去投稿はマガジンから~ そんな折、藤川院長は薬による対症療法から、 完治を目指す栄養療法の発想へと大きく舵かじを切るきっかけとなる、 糖質制限療法を知ることになった。 「勤務医時代は通勤や病棟を行き来するなど、意識せずとも適度に運動をしていました。 しかし開業以降、診察室にいる時間が長くなり、運動量が一気に減りました。 その結果、体重は7キロ増え、γ-GTPも中性脂肪も上昇、すっかりメタボ体質になってしまいました。 ジョギングをするなど意識的にメタボ改善に取り組みま

#01 対症療法では完治には至らない

広島県廿日市市の「ふじかわ心療内科クリニック」の藤川徳美院長は、病気の症状がほとんどなくなった寛解ではなく、完治を目指した診療を行っています。 これは精神科や心療内科では珍しいこと。 その治療の考え方や、治療方針を紹介している『うつ消しごはん』(方丈社)があります。 寛解ではなく完治を目指した治療とはどのようなものなのか、藤川院長に話をうかがいました。 ※2018年12月発刊COCORO第23号に掲載された内容をもとに4回に分けて掲載します。 藤川院長は2008年に「ふ

#05 セルフコーチングを身に付ければよりよい人生を切り拓くことができる

~過去投稿はマガジンから~ 私は名刺に「プロフェッショナルコーチ」と記していますが、私たちプロのコーチにもコーチがいます。 私たちはややもするとインプットばかりにこだわり、アウトプットを軽視しがちです。 しかし、何かをアウトプットすることなしに、新しい何かをインプットすることはできません。 ですから、意識的にアウトプットをする機会を持つことは極めて重要なことです。 私たちプロのコーチも、より効果的なコーチングを行えるように、自分の方向性を見極め、課題を発見し、それを解決し

#04 コーチングに不可欠なのは客観性と共感、「今」を意識すること

~過去投稿はマガジンから~ 具体的なコーチング手法についてお話ししておきましょう。 コーチングを行う際、コーチにもっとも求められるのは、相手の話に意識を集中し、傾聴することです。これを集中的傾聴といいます。 コーチは相手が話している言葉を繰り返しながら聴き、表情や態度、声のトーンや抑揚など「非語」を感じ取りながら聴きます。 と同時に、目の前で起こっている事象だけでなく、なぜ相手がそのような状況になっているのか、その「阻害要因」を感じ取りながら聴きます。   コーチが話す