ぜんぶライフnote

人生ぜんぶのセルフケア情報をお届けします。

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    プライベートも仕事も 起きている時間も寝ている時間も 自分も大切な人も 心もからだも ぜんぶがみなさんの人生(ライフ)です。 人生に訪れるいろいろ たとえば介護や病気や ストレスとの付き合い方について 有益な情報と、こころが軽くなるメッセージを不定期発信していきます。

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ぜんぶライフをはじめました

ぜんぶライフ編集部です。 わたしたちは、ストレスと付き合うための「気づき」が生まれること、「自分らしい対応方法」のサポートのためにnoteをはじめます。   今回は、どうして「始まったのか」について、お伝えします。 わたしたちのこと 私たちは日々、働く人の心とからだの健康づくりを意識して活動しているウェルリンク株式会社から生まれました。 日々メンタルヘルスを軸に置いたサービス、例えばストレスチェックや、メンタルヘルス研修、カウンセリングなどを通して、働く皆様の心とからだの

    • #06 認知症対策、うつ病対策にもゴルフは効果的

      ~過去投稿はマガジンから~ 2016年から2017年にかけて、日本ゴルフ関連団体協議会が日本プロゴルフ協会や国立長寿医療研究センターなどと共同で実験を行ったところ、ゴルフが認知症の予防に効果があることが立証されました。   運動習慣がない六五歳以上の男女106人をゴルフ教室組と健康講座教室組に振り分け、ゴルフ教室組は半年間、週1回のペースで24回プレーしました。 認知機能検査を実施して結果を比較したところ、ゴルフ教室組は「単語記憶能力」が6.8%、物語を聞いて筋書きを思い

      • #05 ストレス脳をリラックス脳に変換する

        ~過去投稿はマガジンから~ 短い距離なのに過度に緊張して震えてしまいパットができない……。 ゴルフをしているとそんなゴルファーにお会いすることがあります。 いわゆるイップスです。 私はゴルフでのイップスを「ゴルフメンタルのうつ状態」と呼んでいます。 プレーヤーの性格も影響していると思いますが、しっかり対処すれば必ず治ります。 私が考えるに、その原因は上手になる過程での完璧主義にあると思います。 つまり、 「このパットは入れなくてはならない」 「あれほど練習したのに上

        • #04 ゴルフには、幸せな気分や優しい気分になれる効果がある

          ~過去投稿はマガジンから~ 私たちの大脳には、情報の伝達と処理を担う神経伝達細胞(ニューロン)が1400億個あると言われています。 そのニューロンの一つ一つに一万個のシナプスが存在し、神経伝達物質がシナプス間を移動する時に電子信号が発せられ、感情や行動をコントロールしています。 肉類や魚介類、チーズなどに多く含まれるグルタミン酸は、脳における情報伝達を手助けし、集中力アップに作用するといわれています。 また、神経伝達物質のドーパミンは運動機能に作用し、やる気を高めます

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          #03 自分の特性を知ること、行動のルーティン化そしてビジョンの構築

          ~過去投稿はマガジンから~ メンタルの処方箋は個人差があり、それぞれ違いますが、ミスを回避するには「自分の特性を知ること」「行動をルーティン化すること」「目指すビジョンを構築すること」、この三つが必要です。 自分の特性を知るとは、ゴルフに限って言えば、スイングやショットの個性、スコア上の実力、自分の感情や感性を認知することです。 自分の特性を素直に受け入れることができて、楽しくラウンドすれば、ミスの確率は低くなります。 ボールを打つ時に緊張しすぎてしまう人には、行動のル

          #03 自分の特性を知ること、行動のルーティン化そしてビジョンの構築

          #02 無意識をいかに活性化するかがスコアアップのカギ

          ~過去投稿はマガジンから~ アマチュアだからこそメンタル面のトレーニングが必要と指摘しましたが、ではゴルフでのメンタルとはどういうものなのか。この点を説明しておきましょう。 一言で「メンタル」といっても、精神面、あるいは心の持ちようなど、その定義はいろいろあると思います。ここではメンタルを「意識」という言葉に置き換えてわかりやすく説明していきます。 意識には「顕在意識」と「潜在意識(無意識)」があります。これは心理学者のフロイトもユングも唱えています。 ゴルフ場には数

          #02 無意識をいかに活性化するかがスコアアップのカギ

          #01 アマチュアだからこそメンタルトレーニングが必要

          「楽しむこと」を優先すればゴルフは心の健康に役立つスポーツ! ゴルフとメンタルヘルスの関係についてご紹介します。 ※2019年2月発刊COCORO第25号に掲載された内容をもとに6回に分けて掲載します。 スポーツの世界では「心技体」が重要とよく言われます。 ゴルフも同様で、スコアアップさせるには「心技体」、三つの側面からのアプローチが必要です。 一つめは、主として自分にあった理想的なスイングをマスターすること。 二つめは、ゴルファーにとって必要なフィジカルを身に付け

          #01 アマチュアだからこそメンタルトレーニングが必要

          #05 これからのメンタルヘルス

          ~過去投稿はマガジンから~ 日本では1998年以降、14年連続して自殺者数が3万人を上回っていましたが、今では2万人を少し上回るくらいまでに減少してきています。 その傾向を見ると、社会全体としては、薄明りが見えてきている状況ではないでしょうか。リーマンショック後の厳しい経済状況を経て、今では全体的には少し余裕が出てきたと感じています。もう少し経済的な安定が図られれば、自殺者数はもっと減っていく可能性があります。 そして、企業のほうでもストレスチェック制度が導入されるなど

          #05 これからのメンタルヘルス

          #04 患者さんとの密なコミュニケーション

          ~過去投稿はマガジンから~ 医師を長く続けていると、臨床経験が積み重なります。 かつては私自身、薬を飲んだ方が早く良くなるのではないかという考えのもと、比較的軽い症状でも薬を処方していた時期がありました。 実際に、副作用が目立ってあまり治療効果があがらなかったという経験もしています。 「じゃ、お薬止めてみましょう」と提案してからの方が、調子がいい、体もだるくない、吐き気も少なくなった――といったように、「押しの一手」ではダメで「引いたら」良くなったという症例は数多くあり

          #04 患者さんとの密なコミュニケーション

          #03 精神科医療の「均てん化」とは

          ~過去投稿はマガジンから~ 今、精神医療での課題は、「均てん化」でしょう。 聞き慣れない言葉かもしれませんが、「どの先生に相談しても、同じ治療が受けられるようにする」ということです。 たとえば内科の場合は、どこで診てもらっても抗生物質や痛み止めが出されるなど、ガイドラインがしっかり定まっています。 診察してもらうと、同じような治療法が提案され、提供されます。   しかし、精神科はどうでしょうか。精神科は、診断基準を厳密に均一化することが難しく、診断基準が仔細に書かれてい

          #03 精神科医療の「均てん化」とは

          #02 薬は「悪」ではなく、使いよう

          ~過去投稿はマガジンから~ 昨今は「薬を使わないで病気を治す」というテーマの本が、たくさん書店に並んでいます。 ベストセラーの本もあったりと、薬の功罪は関心を集めやすいテーマなのでしょう。私自身も「むやみに薬は使わない」というスタンスではありますが、「薬を一切使わない」という考えに対しては警鐘を鳴らしたいと思います。  薬は使うべき場合には使わなければいけません。 患者さんの症状を正しく診断して、正しく薬を使えば、適正に処置できるのですから。 私は入院施設を伴った大学病

          #02 薬は「悪」ではなく、使いよう

          #01 自己治癒の力

          薬を使う効能と使わない効能について、精神科の先生のお話を聞いてみましょう ※2017年7月発刊COCORO第8号に掲載された内容をもとに5回に分けて掲載します。 働いている人に一般的に見られる心の疾患には、大まかにいってうつ病と適応障害があります。 適応障害というのは、簡単にいうと、うつ症状が見られるが、まだ本格的なうつ病にいたる手前の状態を指します。 そんな心の疾患に対して、薬物治療を行うのが良いかどうかは、賛否両論があります。 とくに適応障害など軽症な方は、薬を用い

          #01 自己治癒の力

          #06 「自分軸」を持っていれば自分のことは自分で決められる

          ~過去投稿はマガジンから~ ここまで、いま私が取り組んでいるスピリチュアルケアについて述べてきました。 まだ日本ではQODの意識が低いといいましたが、 私はQOLを高めることが、結局はQODの向上につながっていくのではないかと思っています。 私は、QOLを高めるためには何をするかと聞かれた時、 「自分軸を持つこと」と答えています。 自分軸を持つとは、 何でも自分が勝手に決めて、周囲のことなど気にせずに生きていくような、 自己中心的な生き方をいうのではありません。 私

          #06 「自分軸」を持っていれば自分のことは自分で決められる

          #05 スピリチュアルケアとは気持ちを理解してあげること

          ~過去投稿はマガジンから~ では、実際にはスピリチュアルケアではどのようなことをするのでしょうか。 私の場合は、ただただ患者さんの話を聞くことに徹しています。 私たち人間には、何かをしてほしいから言葉を発しますが、 時には何も求めず、言いっぱなしにしておきたい という場合があるのではないでしょうか。 私は、人が最期を迎えつつある時、 その気持ちはさらに強くなるような気がします。 例えば、「ここが痛い」と訴える時の患者さんの気持ちは、 痛みをやわらげてほしいから「痛い

          #05 スピリチュアルケアとは気持ちを理解してあげること

          #04 スピリチュアルケアをする人には重さを受け留める心の支えが必要

          ~過去投稿はマガジンから~ 最期を迎える人たちが発する答えを出せない質問に対して応えてあげることがスピリチュアルケアだと認識している人は、残念ながらまだ少数です。 スピリチュアルケアは科学ではないので、 誰がやっても同じ対応になるというわけではありません。 ケアをする人それぞれの人生での体験や考え方から導き出されるので、 対応は人それぞれ、地域によっても国によっても異なります。 スピリチュアルケアの実践者としての私のイメージですが、 スピリチュアルペインに苦しんでいる

          #04 スピリチュアルケアをする人には重さを受け留める心の支えが必要

          #03 QUDを高めるためにはスピリチュアルケアが必要

          ~過去投稿はマガジンから~ 生活の質、人生の質をQOL(quality of life)といいます。 病気になった人が治療を受けつつ、 いかに自分らしい生活をするか、QOLの維持や向上が着目されていますが、 最近では死に関しても理想的な死があり、 それを意味するQOD(quality of death)という言葉を目にするようになりました。 日本の終末期医療や緩和ケアは、他国と比較しても遜色のない水準ですが、QODの意識はどうかというと、 残念ながらあまり高いとはいえま

          #03 QUDを高めるためにはスピリチュアルケアが必要