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数字で見るWELgeeの2021年
今年も残すところあとわずかとなりました。
様々な形で支えてくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
今年は、皆さんにとってどんな1年でしたか?
WELgeeにとっては、関わる難民の方々(インターナショナルズ)の様々な挑戦が見られた1年でした。キャリアでの挑戦はもちろん、家族が増えたという嬉しい報告も何件もありました。
コロナ禍で、インターナショナルズと対面で関わる機会や集まる機会を制限せざるを得なかった一方、全国に住むインターナショナルズにオンラインで伴走。新たに5名が専門性や志を活かした仕事へと就職することができました。
さらに、事実上不可能とされていた、仕事に基づくビザへの書き換えが新たに2件生まれました。
これにより、6ヶ月先が見えない不安定な状況から、安定した法的地位を獲得することができ、母国から家族を呼び寄せることも可能になりました。
とはいえ、経験や専門性を活かした就労マッチングは簡単なプロセスではありません。これまでの事例では、伴走開始から就労が決まるまでは平均17ヶ月。この期間をより短く、密度の濃いものにするために、今年から「育成プログラム」が新たに始動。
社会人プロボノとのメンタープログラム、IT技術習得、日本語学習、大学院推薦など新たに7つのプログラムが始動しました。
経済成長期、多くの日本企業が終身雇用を前提に人材の採用をしてきたために、日本の就業文化は実は世界的に見ても特殊だと言われています。
そうではない国からやってきた人が、この特殊さを理解するのは一苦労。
育成プログラムは、この「日本の就業文化」を知るところから始まります。
今年は、72名のインターナショナルズに対して育成プログラムを届けることができました。
そして、WELgeeで活躍する社会人プロボノ(専門性を活かしたボランティア)が50名に増えたことで、提供できるプログラムやメニューが大きく広がりました。
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世界の情勢を見てゆくと、希望もあれば絶望もあります。
奇跡的に日本へと命を繋いだ難民の若者たちが、再び人生を構築できると思える社会には、一朝一夕では辿り着かないもどかしさもあります。
様々なカタチの応援を力に、対話を繰り返し、現場で事業を形作りながら前へ前へ進むことができた1年でした。
引き続き、温かく応援いただけると幸いです。
来年も、よろしくお願いいたします。
こんなことが一緒にできるかも、というお声がけお待ちしております。
みなさん、良いお年をお迎えください!
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