オオダラワークス
小さな地域循環へのチャレンジ
もともとハウスクリーニングの会社だったことから、不用品やリサイクルと縁の深いオオダラワークス。活動の選択肢を増やし、「自己選択」に重きをおく。
「あははは」笑い声の絶えないオオダラワークス。利用者も職員も「休みがいらない」と言うほど。楽しい理由は、利用者が活動を選べるように多種類用意していること。朝、「今日何をやりたい?」と聞くところから1日がスタートする。
活動を選べるようにするため、県の受注センターから積極的に仕事をもらい、多種類の活動を用意している。納期を1週間程度、長めにもらうことでやりくりしている。現在のラインナップは10種類程度。部品組み立て、パソコンの解体、部品清掃、干し芋加工、除草作業、農園芸(野菜、花卉)、手工芸品づくり(アクセサリー、インテリア小物など)。パソコンの解体がしたくて、オオダラワークスを希望する利用者もいるほど。
近隣のカフェと協働して古い浴衣を集め、布ぞうりとして蘇らせてカフェで販売するという地域循環型のプロジェクトも行っている。「今いる人たちの成長が楽しみ」とは間宮さん談。屈託のない利用者との心温まるコミュニケーションが癒しだという支援員の姿勢も印象的。
●背景・経緯
2011年に利用者4名で就労支援事業所として設立したが、前身として30年ほどハウスクリーニングの事業を行ってきた。2006年頃、あすなろの郷、水戸市社会福祉協議会の元職員の協力を得て知的障害の方をボランティアとして預かったことがこの事業を始めるきっかけだった。ここまでの10年は大変だったが、地域の小さな循環にチャレンジしている。
●大切にしていること
「思いやり」と「自己選択」職員の体調が悪いと、利用者が心配してくれるという。互いを気づかい思いやる風土が育まれている。
●課題
就労支援B型の利用者を、10名から20名に増やしたい。工賃向上が課題。
●支援センターに期待すること
ナイスハートなど作品展に出品しようとしているが、絵画をどう指導して良いか悩んでいる。指導方法のアドバイスや教えてくれる人を紹介してくれたら嬉しい。
販売会などで交流はあるが、他事業所との本格的な交流は少ない。
工賃向上へのヒントがもらえたら嬉しい。
就労継続支援B型 定員10名
就労移行支援 定員10名
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話した人:中井さん(オオダラワークス管理者)
社長、間宮さん、宮負さん、鈴木さん
聞いた人:小堀幸子(いばふく、NPO法人 ちいきの学校 デザイン室)
聞き取り日:2021.11.2 tue.