DTM始めたなら、シンセはとりあえずserumで。
うわーすっごい、note全く更新してなかった!!!
でもそんな毎日のようにポンポン書くこともない(自分の情報不足により)ので、今後も気が向いたら書く方針でいます。
それで、なぜ更新しようと思ったのかというと、最近知り合いがDTMを始めたいと言っておりまして、自分も初心者ながら色々レクチャーしたわけですよ。
そこで行き着いたのが「有料ソフトシンセ何買うか問題」。これはやっぱり全DTMerが行き着く問題なのではないでしょうか。
確かに、無料シンセでも良いものは良いです。以前紹介(?)したsynth1やDexed、Windowsユーザーなら探せば大量に出てくるでしょう。
というのも、 無料シンセはMac非対応なものがほとんどです。Macユーザーである自分からしたら、これいい!って思った無料シンセがMac非対応...なんてことは日常茶飯事でした。Macユーザーは下手に無料シンセ探しに時間をかけないべきです。解せぬWindows。
話を戻しますが、有料シンセもこれまたいっぱいあります。massive、sylenth1、avenger、dune3、nexus3、spire、serumなどなど。。。
シンセが多すぎて、選べなぁぁぁぁい!!!!
となるでしょう。僕がそうでした。
あまりに高価すぎるのは嫌だ。だけど意味不明で変なやつは買いたくない。
そこでシンセ全く分からない、イジれない圧倒的初心者の僕が薦めるシンセは、こちら。
バァァァァァァァァァン!!!
ご存知、serum君ですね。
ツマミが沢山見えますが、何かの飾りなんじゃないですかね?(すっとぼけ)
まぁ最初は無視でいいと思います。(今でも割と無視してます)
お値段は後述しますが、189ドル(20000円強)です。高いよぉ...。でもシンセってどれもこれぐらいですよね。同じぐらいのお金を使うならやっぱりserum良いっスよ。
ということで、serumについての魅力や感想を殴り書いていこうと思うぞ。
1.プリセットでなんとかなる
「カッコいい曲・Kawaii曲を作りたい!でも音色作りが分からない!難しい!もうやーめた!」そうなる前に、是非serumを薦めたい。
「ぷりせっと...?何それ、おいしいの?」という方のために一応説明しておくと、プリセットとはもう音色が作られていて、あとはシンセで鳴らすだけ、というものです。
よくある表現としては、「シンセがDSで、プリセットがソフトのカセット」ってやつです。伝われ。
"しんせさいざー"と言われると、「自分でツマミ捻ってレバー上げ下げして...」と大変難しい印象があるんですけど、プリセットのおかげでそんな壁も打ち砕かれたんですね。
リード音、ブリブリベース、ピコピコしたプラック、パッド(ファーってやつ)、色々あります。
で、このプリセットってのが無料で大量にあるんです。「serum プリセット」で検索すれば沢山出てくると思います。あるいは、YouTubeで「serum free preset」と調べれば、外国の兄ちゃんたちが大量に無料配布してると思うんで、ぜひ見てみてください。(多分大丈夫だとは思うけど、ウイルスとかは気をつけてください)
ちなみに、Kawaii系だと有料プリセットで「ONII-CHAN KAWAII SERUM PRESETS」ってやつが、名前ふざけてるけどかなり使えるのでオススメです。sonicwireとかサンプルパックのサイトなどでちょくちょくセールやってると思うんで、その時買うと吉かな。
そういえばたまに、「シンセの真髄は音色作りじゃ!プリセットなぞ邪道にすぎん!」という人がいますが、無視していきましょう。僕たち初心者は、まだ音作りに時間を費やすべきではないと思います。リズム隊とか構成とか他のことに頭使った方が大事だし楽しいし。。。
2.お気に入りのプリセットに印をつけられる(5段階で)
ふとテレビをつけると「あの俳優カッコい゛い゛!!」「あのアイドル可愛ェェ...」ってこと、よくありますよね。ありますよね?(圧力) でも、その人の名前を知らないと、調べようにも調べられず、また出会うのが難しくなってしまいます。
これは、プリセットも同じです。「そこにシビれる!あこがれるゥ!」って音が見つかっても、名前を知らないと再び探し出すのは面倒だし、非効率ですよね。
しかし心配ご無用。serum君は、プリセットに星1つから5つまでをつけることができるのです。
上の画像は僕の場合なのですが、何も考えていないので、良いなと思ったり使えるなと思ったりした音はとにかく星5を付けています。なんて非効率な...!
いや、使い分けてるつもりなんですよ、一応。「音は普通だけど、汎用性高いな」と思ったら星3〜4、「んー、もしかしたら使うかもしれない」が星1〜2、「貴様は使えねぇ。消え失せろ!」は星無し。
とか、評価の仕方は人それぞれなので、そこはお任せしますが。
3.欲しいと思ったその時が買い時
もうネタ切れ感が否めませんね。プリセットの話題ではりきりすぎました。まだ書くことあったはずなんだけどな。ド忘れした。申し訳ない。ここから雑になっていきます。ご了承下さい。
ソフトシンセって結構セールするんですよね。ニューイヤーセール、スプリングセール、サマーセール、そしてもうすぐ始まるブラックフライデー。
25%オフとか、50%オフとか、色々やってるけど、serum君はそんなお祭りには動じず、ずっと一律189ドル(20000円強くらい)です。
だから、"あの時買っておけばよかった現象"がほぼ無いんですよね。「セールが無い」は裏を返せば「いつでも買える」というわけです。
余談ですが、2020年10月現在、円高で一時的に20000円を切って安くなっていたりするので、今が買いかもしれませんね(適当)
念のためにserum唯一の弱点を記しておきます。それは、重いことです。それを先に言えって?ごめんなさい。serumでコード(和音)とかやると、たまにバリバリ音がなるらしいです。自分のmac book airは特にそんなことは起きてませんが、あまりにもスペックが低いPC(大学で買わされるpcとか)だと保障はできませんね。ここで上げて落としていくスタイル。でもやっぱり持つべきシンセだと思うんだ!!
・・・以上です。いかがでしたか。
serum欲しくなりましたか?むしろ欲しさが減衰しましたか?笑
他サイトとかで紹介されてるようなserumの魅力と被っているかもしれないし、被っていないかもしれない。
当記事は真に受けないで参考程度にお願いします。
ちなみに、プリセットで言ったらsylenth1も沢山あるんですよね。まだsylenth1持ってないからなんとも言えないんだけど、今後購入予定なので、買ったら「sylenth1を買え!」とかほざくんでしょうね、僕は。まあその時はその時。今の自分はserumを薦めるということで。
もし、ここまであり得ないほど長く拙い文章を読んでいただいた方は本当にありがとうございます。いつかserumだけを使って曲作ってあげようかなとか思ってます。
※補足
serumと何かで迷う、はいいんですけど、現環境の「Avenger」だけはマジで薦めません。これについては今後別の記事で書くと思います...。他で迷っても、これだけは絶対買うなよ!!
では、これで失礼します。