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買ったけど結局使ってないDTMプラグイン3選

「DTMは課金ゲー」と呼ばれるこの時代。色んなセールで色々買うけど、結局使わずじまい、なんてことありますよね。
使わない理由といったら「他で代用できた」「使い方が分からない」「動作重すぎ」etc.....

ということで、今回余計なものを買いすぎた私よーこそが、何を買って使わなくなったのかをご紹介していきたいと思います。

これ買うか迷うとか、これからDTM始める方とかの参考になればなぁと思います。(各プラグインの会社が読んだら怒り狂いそう)
それではいってみよう。

※あくまで私個人の感想です。というか愚痴です。間に受けないでテキトーに流し見して下さい。

1.VPS 「Avenger」


いきなりかましていくスタイル。つよつよシンセでおなじみ、Vengeanceの「Avenger」。これは音が良いと言われており、シーケンサーとして指一本でカッコいい曲ができるといった代物。

作曲VtuberのミディさんがKawaii Future Bassを作る際にこのAvengerの拡張パック(Future pop)の「Stack A Chord」を使っており、私一目惚れして即ポチりました。だって、Kawaii future bass作りたかったから...!

しかし、蓋を開けてみれば、「なんて面倒臭いシンセサイザーなんだ!!」というのが第一印象。理由は2点。「重すぎる」と「アクティベーションが超面倒臭い!!」。

まず、重い。なんといっても重い。Mac book air (core i5)、メモリ8GBを使っていた私のpcには高負荷すぎました。1つ立ち上げればブチブチ音を立て、2つ立ち上げるものならDAWが落ちます。なんなんだこのクソシンセは!高スペックpcを使ってる皆さんならこの問題はクリアできるかもしれませんね

そして、アクティベーションが面倒臭い。つまりプラグインのpc認証が意味不明ということ。最近やっとプラグインマネージャー的なものができましたが、それでもドングルやらCode meterやら意味がわからん。。解説を紹介されてる方のサイトを見ながらやって、アクティベーションに3時間かかりました。(私が情弱なだけ)

Avenger買うよりは1億%「Xfer Serum」をお勧めします。こっちも少し重いけど断然楽だしプリセット豊富なんで。serum買ったらDTMer勝ち組みたいなもんな気がする...。

VengeanceではVEC4とか5とかサンプルパックの方を買いましょう。

2.XLN Audio 「XO」

続いては、XLN Audi社のドラムサンプラー「XO」です。もうこの操作画面に一目惚れ。「星空の中から一つの音を選び出す」というロマンに惹かれてセール時に購入しました。

kick、snare、HiHat、other(他にもある)などで色分けされており、そこから直感で選びとる操作感です。良い。良いんだけど、もう全く使ってません。なぜなのか。これも理由は2つです。「そもそも自分の所持サンプル数が少ない」「使う音色は固定されがち」

そもそも私の持ってるサンプル数が少ない。VEC4とSonic Wireで買ったもの数個とSplice sound500サンプル、その他cymaticsなどのフリーサンプルパックエトセトラ。

総数は数千wavファイルだけど、それでも自分の使いたい音はたかが知れてるし、おおかたどれを使うか決めてるので、完全に手持ち無沙汰です。

結局自分でフォルダから探した方が早いという事実に気づいてしまいました。星空の中から音探し出すロマンはどこ行ったん。

ただ、私を遥かに凌駕する1万を超えるサンプルをお持ちの方ならばお勧めしたい一品だと思います。いや、それでも要らないかもな...。

3. Plugin Boutique 「Scaler 2」

最後にScaler2を。始めに言っておきますが、こちらは全く使わなくなったわけではなく、時々使ってます。頻度としては少ないですが。コードを並べてそのままDAWにドラッグ&ドロップするだけでコード完成します。そして、コード進行の勉強になります。「音楽理論よく分からないけど、この順番エモい...!」みたいにずっと遊んでられます。

スゴいんだけども、あまり使わなくなってしまいました。これは理由は3つ「洋楽聴かないなら良さが半減」「内蔵されている刺さるコード進行が少ない」「"chorder"で代用できる」

まず、コードのカテゴライズの1つにアーティストで分かれてるんですが、私、aviciiもCarl CoxもMJ Coleも全員知らない不届き者でありまして、「お!これはあの人っぽい!」なんてことにはなりませんでした。
コードは良かったんですけどね。これ各アーティストを知ってたらもっと楽しかっただろうな...。

そして、心に刺さるコード進行があまりない。これに関しては個人差あるので参考にはならないでしょうが、外国の方の言う"エモい"と日本人の"エモい"って全然違うんだなって思いました。そのため、自分の好きなテンションコード(7th,9th,11thなど)に改変してごく稀に利用してます。

また、コード設定してセーブもできるんですが、これはcubaseとかstudio oneに内蔵されている「chorder」で代用できない?となるわけです。chorderは各鍵盤にコードを対応させて指一本で特定のコードを弾くみたいなプラグインです(たしか)。
これに登録しとけばもうそれはscaler2です。


以上です。他にも色々ありますが、今回は飛び道具的プラグインを紹介させていただきました。重ねて申し上げますが、あくまで個人的見解であり、このプラグインの評判を下げようとか、そういうつもりは一切ございません。

ある1人のユーザーがこんな場面に直面したよ〜というだけのレビューですので、これがすべてとは思わず、1つの購入検討の材料として解釈していただけたらなと思います。
まだ色々な機能があるのに私が気づいていないという可能性もあるので、そこはご了承下さい。

やる気があれば他のプラグインも書いてみたいです。どうせなら次は褒める記事を書きたいな...。

長文を読んでいただき、ありがとうございました!

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