ADモルネクの分類
どうもこんにちは。うぇるちです。
今回は同じだと思われているモルネクにも、その採用カードごとに性質が異なるということを教えていきたいと思います。
※今回はADのモルネクについて取り扱います
基本的な分類
モルネクには
ミッドレンジタイプとビッグマナタイプの大きな2枠と
コントロール型とビート型の小さなくくりがあります。
それぞれで採用されるカードも異なるので見ていきましょう
ミッドレンジタイプ
ビート型
こちらのモルネクはかなり前のめりに構築されることが多いです。
そのため、天啓やギフトなどのドラゴンの早出しに使えるカードの採用が目立ちます
受けカードを入れていなかったり、モルト覇などの早期の押しつけ札を持っていることやSAを多めにしていることが多いです
コントロール型
こちらは基本的にジャックポットエントリーが4枚採用されており、それを中心にゲームを展開していくデッキとなります。
ジャックポットエントリーからリュウセイシリーズなどで相手の動きを牽制し、バトライ閣などから展開した上で物量で押し切ります
早期決着を狙う目的でハートバーンからのワンショットやモルト覇からのエンドレスヘブンなども選択します。
ジャックポットエントリーに重きを置いているためディグルピオンなども採用されることが多いです
また、最低限の受けとしてアカギガルムスを採用しているなどの特徴があります。
個人的には、今25弾環境でモルネクを使いたい人にはこの型をおすすめします。
ジャックポットエントリーとの相性が良いドラゴンをグッドスタッフ的に採用できるため、構築の幅がかなり広いのも利点です。
実質3打点かつサーチ持ちのガイゲンスイや小型を一掃できるスーパーヒーロー、マニアックなところだと除去の強いドルボランやブロッカーを無視するメテオライトリュウセイなども候補になります。
ビッグマナタイプ
ビート型
ビッグマナタイプに共通するのは、ガイムソウの存在です。ガイムソウから好きなドラゴンを踏み倒して、暴れまわることをコンセプトにしています。
ビート型では、その出力先にモルト刃が採用されています。
モルト刃がとても自由にドラグハートを出せることを活かして柔軟な展開をすることができます。
ガイムソウのナーフ前であれば、このタイプが最も強力でした。なんせ最速ジャックポットからのガイムソウがほとんどの場合で有効札になっていたので
デッキの方向性としてはやや連ドラの側面を強めに持っており、ライゾウとは違いとても堅実に連ドラしてきます。
コントロール型
こちらのタイプは、ほとんど龍軸モルト王と呼んでも差し支えないようなデッキです。
火の粉やメンデルなどでブーストを行い、ガイムソウから、ヴィルヘルムやモルト王、ドラゴ大王などの高コストのドラゴンを踏み倒して盤面を制圧。
最後はドラゴ大王やワルドブラッキオなどによってロックを決めて勝ちます
構築によっては平均パワーが高いことを活かして革命の鉄拳が採用されることもあります。
VANを出すか、動かれるより先に勝負を決めないと、圧倒的な出力が相手を押し潰します。
その他の異端派
受け厚めモルネク
モルネクの強みを色々と捨てて、侵略系のビートデッキや同型に後攻でも対抗しやすいようにした構築です。
バトクロスバトルによる7000除去やメッタギルスによるドラグハート除去などをしてきますが、対速攻以外にはマイナスであり、デッキパワーを下げているだけです。
まとめ
ADにおけるモルネクというデッキはガイムソウのナーフ以降、ガイムソウを多く入れないほうが環境に合っていることからジャックポットによるミッドレンジドラゴンコントロールへとより明確にシフトすることになりました。
早期のフィニッシュ力についてはモルトNEXTハートバーンの動きで十分だったことも大きな影響です。
26弾ではモルネクに新戦力が加わることが確定しており、次の環境ではどのような進化を見せてくれるのか非常に楽しみです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。