デュエプレナーフ・殿堂予想 26弾環境編

メンテ中で暇なので


1枚目 デュエにゃん皇帝

蘇生対象をコスト6以下のみに限定

まず1枚目のナーフ対象はデュエにゃん皇帝です。

このカードは現在皇帝ワルボロフとして環境で暴れ回っており、最速で4ターン目から相手の手札すべてと盤面1体を破壊できるコンボが成立しています。

これを被弾すると後攻であれば実質的な猶予が3ターンしかなく、大半のデッキが何もできずに負けてしまいます。

さすがに現状のデュエプレにおいてもこの速度で相手を再起不能まで追い込むデッキはゲームの楽しさを著しく損ねるため、皇帝ワルボに調整が入る可能性はほぼ100%でしょう。

では、なぜこのナーフ内容なのか。

デュエプレオリジナルカードであるワルボロフとの驚異的な相性からヘイトを集めまくっているこのカードですが、ヘルボロフと組み合わせた場合もかなり似たような挙動が可能であり、仮にワルボロフを規制してもデッキの速度を落としただけではハンデスで遅延してから同様のことをヘルボロフが行うだけです。

ゲーム体験としての不健全さはろくに改善していません。なんならウェルカムヘルの選択肢もあるため悪質になる可能性さえあります。

テーマデッキとしての出力の範囲内に治めるなら、ウルボロフという使いにくいカードのみを強化するためのカードとして残すべきと考えます

2枚目 ジオ・バリバリ・ミランダ

DP殿堂入り

皇帝ワルボよりは対策しやすいので、ナーフの可能性は50%程度だと思っていますが、今後追加されるカードとの相性によって、緑単サソリスがさらに強化される可能性を考えて、ミランダが殿堂入りになると考えました。

最速4ターン目にボアロパゴスを建設し、ニルドナイトラウと合わせることでそれ以降、一切の破壊除去をマナに戻ることで無効化してしまいます。

山札上から引いたジャスミンが事実上のコストを支払わずにマナゾーンからクリーチャーを踏み倒す動きは、ほとんどループに近いものがあります。

ボアロパゴスは他のドラグハートフォートレスと比べても特に除去が困難なカードであり、一度設置されるとリソースの暴力ですべてを解決されてしまいます。

そのため、ボアロパゴスを設置するハードルを著しく下げているミランダは規制候補の筆頭と言えるでしょう。

3枚目 真・龍覇ヘブンズロージア

DP殿堂入り

3枚目はトリガーロージア系統からヘブンズロージアが殿堂入りです。

このカードは24弾実装時から耐久カードとして、サインシューゲイザー→サインロージア→トリガーロージア→ヘルボロージアとありとあらゆる遅延耐久系のデッキに入ってきました。

これまではあまり強くなかったため、規制する口実が足りなかったのですが、直近の環境上で強力なデッキタイプであることが明らかとなり、使用者が増加。

結果としてランクマッチの試合時間が長期化する原因になってしまいました。

LOを狙うなどの試合を長期化させる行為を日常的に行うこのデッキはデュエプレにかなりの閉塞感をもたらしており、ナーフは確実と目されています。

しかし、直接的な原因であるエンドレスヘブンをナーフすれば良いと思っているユーザーが多いようです。

ですが、私はもうひとつ危険視しているデッキタイプがあり、現在の環境トップが規制された後にそれが台頭することを危惧しています。

それは白単サザンです。

オリオティスによる高いメタ性能とララアコッコルアによる充実した軽減、ロージアにミラダンテという強力なフィニッシャーとかつての白単サザンからは考えられないほど強力なデッキに仕上がっています。

現在のND環境では早期に着地するネバーエンドに対応することが極めて困難であり、このデッキへの有効札はメガマグマドラゴン程度と限られています。

ミラダンテによる高い制圧力を持っているサザンがロージアという対応力まで持っている現状はかなり危険なものであると考えたため、トリガーロージアと白単サザンの両方にダメージを与える目的でヘブンズロージアのDP殿堂を予想します。

4枚目 熱き侵略レッドゾーンZ

DP殿堂入り

最後の規制カードは熱き侵略レッドゾーンZです。

現環境は一見緑単や黒単が主役に思えますが、それらすべてはバイクを意識して作られています。

それくらいに今のバイクというデッキは強力です。

ビートダウンの選択肢を狭めすぎているとも言えます。

26弾でバイクは下バイクと上バイクの両方が強化され、これまで強力とされてきた3ターン目の盾割り切りを更に行いやすくなってしまいました。

また、焼却というギミックは相手に手札を与えない、シールドトリガーやストライクバックを使えない、などの高いアドバンテージを得る凶悪な能力です。

それを3ターン目から行うのはビートデッキとしては強すぎます。

早いビートデッキに許されるのはメタクリーチャーを立ててトリガーをケアするところまでです。その点、単騎連射マグナムなどという強力なメタクリーチャーをレッドゾーンは既に貰っています。

そのため、レッドゾーンZの枚数を減らし、レッドゾーンの速度と貫通力を抑えることで環境全体の速度をやや後ろに下げ、戦えるデッキを増やすというのがこの規制の狙いです。

速度を下げるのが目的ですのでトップギアを規制してDP殿堂にするのもいいのですが、それだとあまりにも地味ですからね。


いいなと思ったら応援しよう!