28弾デアリモルネク(記録用)
レジェプレによってすべてが別物になるため、今のうちに28弾環境のモルネクを記録しておかねばならないと思ったので記録用のnoteを書く
このデッキの戦績
NDマスター帯10連勝、最高レート1630
構築理念
赤黒バスターにモルネクのエンジンを搭載することによって超最強デッキを作る
デッキリスト
基本のプレイ方針
イーヴィルから殴るかモルネクから走るかを相手の状況やブースト、手札などと相談して決める
メジャーなルートとしては、
1:
相手の反撃が可能になる前にメンゾイーヴィルからのドギラゴンバスターでシールドをすべて割りつつ、後続のSAを持つ
2:
火の粉でマナを7まで伸ばしてモルネクで走る。メンゾがあるなら8まで伸ばしてオリジャケアして走る
3:
ベロリンガーで相手がブーストなどで消費して2枚になった手札を落としてからリーサルをかける
4:
先に攻められたのをボルドギで一旦耐えてからカウンターバスターで走り、再度とどめを刺されそうになったところで解放カウンター
などがある。
このデッキの主張
環境において遅いデッキへの人権がほとんどないと言えるため、メンゾイーヴィルの超上振れムーブが使えるこのデッキは一定の優位性を持つ
ビート対面においては鉄拳バトクロスボルドギにより耐えることが可能であり、相手が十分なケアをしなければ余裕で反撃することが可能だ
バトライ閣について
このデッキにおいてバトライ閣を使うことはほとんどない。なぜならこのデッキではドギラゴンバスターがバトライ閣の役割を担っているからだ
バトライ閣の使用目的は主にトリガーケアと打点量の大幅な増加にあるが、このデッキのトリガーケアはモルネクのアンタップとベロリンガーによるハンデスであり、バトライ閣を基本的に必要としない
打点量の増加についてはバスターによって十分達成されるため、不要となる
また、計画的な禁断解放をこのデッキは目指しているため、封印が外れるペースを調整するのが困難なバトライ閣は邪魔ともいえる
モルネクで使用するドラグハート
基本的にハートバーンだが、対面によってはバルクアリーナやXX幕府を設置して面除去の体制を作る
ガイNEXTが龍解後にフリーズされるなどしてホーリーケアが困難になることがあるため、余った次元の枠に2枚目のハートバーンを搭載した
採用カードについて
今回はジアースと永遠を採用していない
ジアースについては、ハンデスに対して強くなるといえばそうだが単体のカードパワーはやはり低いためだ。
永遠についてはマッドネスとしての採用価値がほとんどを占め、ゼロトリガーのケアは闇マナになるベロリンガーが行えるため永遠は不要であるといった理由である
アダムスキーケアで悠久を採用する可能性については、素出しが難しい8コスト、封印やマナなどに落ちればアダムスキーに有効でない、トップ解決力を下げる
などの理由で不採用とした。
ここまで見るとわかる通り、このデッキでは1枚から多くの打点が出るということを重視している
早い段階でトップから引いたカードによってブロッカーを蹴散らしてとどめを刺したいのである
ジアース、悠久、永遠はいずれもその条件にあまり合致せず、ボルドギで捲れても十分な強さを持たない
そのために不採用となったのである
色バランスについて
このデッキはかなりギリギリの色配分をしている。闇も13枚とギリギリであり、自然も16枚とギリギリだ。
緑が不足気味故にメンゾのためにバスターを埋める判断も必要だ
色基盤として非常に優秀なヴィルヘルムがいたからこそこのデッキはギリギリ成立しているといえる
メンゾイーヴィルがそれなりに見られる事象である理由もヴィルヘルムのおかげだ
ヴィルヘルムには他にもプチョヘンザなどを確定除去で退かす役割も与えられている
有利不利
成長バスター:練度高なら微不利、練度低なら有利
メンゾイーヴィル決めたら勝つ対面
ボルドギのケアをあまり考えずに殴ってくるプレイヤーにはまあ負けないが、1600以上に出現するしっかりとケアのできるプレイヤーに勝つのは難しい
赤黒バスター:不利(軽減が絡まなければ有利)
先に解放した方が負けになりやすいゲーム
青白ダンテ:五分(お互いの腕に依存)
ブースト欠損すると厳しい。面処理を丁寧にすることで戦いやすくなる
トリーヴァ天門:不利
リンガール次第のため、全部ボトムに行ってくれればいける
5cキリコ:有利
圧倒的速度差に加えてブーストして手札を使った場合はベロリンガーによるお仕置きがある
シータキリコ:有利
5cキリコより更に楽
4cバスター(4cクエスチョンも含む):五分
リンガールゲーとはいえ、仕込み先のカードをベロリンガーでハンデスする、ヴィルヘルムでマナのリンガールを消す、などやりようは多くそこまで苦しくはなりにくい。
赤緑モルネク:有利
赤黒バスターのパワーを搭載しているこちらが先に走っていけるためかなり楽
青黒ハンデス:五分
相手の引きに強く依存する。かなりのウアラクゲーであり、ウアラク着地前に盾をさっさと割り切ってしまいたい。そうすれば解放で勝ちと言いやすくなる
赤黒デッゾ:有利
トップ解決可能な状況を作ろうと心掛けるのが大事
モルネクが出る7までマナが伸びるとモルネクからいつでもワンショットが入るためかなり気が楽
終わりに
レジェプレの実装と同時にプロトハートやバトライ閣などがスタン落ちしてしまうため、NDのモルネクはほとんど終焉を迎えると思われる
赤黒バスターに支配されて、後年28弾環境を振り返った時にバスターにアパッチやエンテイがいなかった時期のNDを皆が忘れないように祈るばかりだ。