見出し画像

だけ友がエミリーインパリを観た話

2 Emily タイトル

アメリカ人の女の子が、仕事の関係でパリで生活する様子を描いたNetflixで人気の作品、エミリーインパリ。パリとニューヨークで暮らしてるだけの2人で一緒に観てみた。

ステレオタイプがいっぱいのドラマで、本当はどうなんだろうと考えたりするきっかけになったし、普段気にしたこともなかったようなことに気づけて面白かった。


みんなそれぞれの国に対して固定概念があるし、よくこれらは誇張される。だからこそ、違う文化を持つ人とそういう話をするのは面白い。友達と話してても、一番驚いた事は?カルチャーショックを受けたのはどんな時?ってよく聞かれる。
ゆうがフランスに来たばっかりの時にびっくりしことの1つが、どこにでも鳩がいること。パン屋の前にも鳩、公園にも鳩、バス停や歩道にも鳩。とにかくすぐ鳩に出会える鳩天国。さらに、フランスに来る前に、フランスでは鳩を料理して食べる、っていうのを聞いたことがあったから、食材が街中を散歩しとる!と思ってた。日本的に言えば、鶏がそこらじゅうにいるって感じ?
そしてある日、フランス人の友達に、鳩がいっぱい外に居るのにまだ誰も捕まえてるのを見たことがない、って言ったら盛大に笑われた。説明すると、そんな外にいる鳩は汚くて食べないよーとのこと。毎日出会う鳩は食用のとは違うらしい。新しいことを1つ学んで鳩を見る目が変わった。

ゆりが、アメリカに留学してた時に日本とは違うなと思ったのは、人付き合いの中での信用の築き方。日本人は、礼儀作法を重んじるから、相手のことを思って行動する事が大事。これらの最低限のマナーができるから、信用できる。ちゃんと返信する、遅刻しないとかそういうの。相手に迷惑が掛からないように行動する。まさに、親しい仲にも礼儀あり。だから、こういったマナーを軽視するような行動をとられると、がっかりしてしまう。
一方、アメリカ人は、最終的なパフォーマンスを重視して、個人それぞれがいいと思うことをする感じがあるから、日本人が思ってる礼儀と必ずしも一致しない。それで、びっくりしたし、最初は関係を築くのが難しいと思った。だから、相手の行動と実際の関係がズレてる、と思うことがよくある。気持ちが大事だから、行動が共わなくても、その人に対する気持ちは変わらないよう。例えば、友達が約束をすっぽかしたからといいって、嫌われてるわけじゃない。コミュニケーションが大事らしい。

思い返してみると、私達もステレオタイプでびっくりした経験があったり、文化が違って戸惑ったことがあったりした。それに、発見は、現在進行形で続いている。人によって感じ方が違うから、いろんな経験談があって、こういうたぐいの話は聞くのもするのも楽しい。

3 Emily イラスト


今回はこのドラマを一緒に観たからこそ、日仏米の視点から気づいたことがたくさんあって、面白かった。ただただ、観たよ。っていう話なのに、主人公の出身国も、生活する国も、両方の国をちょっとずつ知ってるから盛り上がった!
もっと詳しく私達の感想が知りたい方は、ポッドキャストもぜひどうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?