焼そば求道6


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麺:熊さん/東京つけ麺
具:キャベツ、ネギ、椎茸
下味:塩胡椒、黒胡椒、鶏ガラスープの素、卵の白身
油脂:ごま油
スープ:なし
ソース:なし
トッピング:レモン汁、紅生姜

チャーハン風塩焼そば。
めっちゃチャーハン。
美味いけど、これやったらチャーハン食うわ。
なぜ卵は白身だけなのかというと、昨日まぜそば作った時に卵黄だけ使ったから。
ソバメシってソース味しか知らんけど塩とかないんかな?って思ってたけど、塩ソバメシって多分チャーハンなんやろうなって思った。
チャーハン風のやつはだいたい全部「それやったらチャーハンでいいわ」になるんやろな。
なるほど。



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麺:熊さん/東京つけ麺
具:キャベツ、ピーマン
下味:塩胡椒
油脂:ごま油
スープ:天一カップ麺のスープ
ソース:横手焼そばソース
トッピング:ネギ、紅生姜

天一のスープを使った焼そば。発想はあったものの、試していなかったのでやってみた。
お好みソースだと全体的に甘ったるい印象になりそうだったので、横手焼そばソースのシャープな感じと合わせてみた。
太麺未満の麺だと麺がまとまりすぎて焼そば感が薄れるとの判断から極太麺を使用。
味については、ソースが最終的に勝ち、かつ天一感が消えないよう、下味は胡椒を強めにし、具やトッピングは最小限にしつつも食感と口直し的な酸味を加えてバランスを整えた。

ソースを勝たせつつ天一感を残すバランスが難しい。適当に作ったら天一が奥に引っ込んでいたので後がけして調整した。もしかしたらソースはお好みソースで良かったのかな。
あと、胡椒は無しにして、ハイレンジは豆板醤とかラー油とか、唐辛子系でエッジを出すべきだった。
つまり、設計図が良くなかった。
太麺の使用とトッピング以外は正解ではなさそう。具も、キャベツより青梗菜の方が合いそうだし豚肉は必要。
焼そばを天一に近づけるのではなく、天一を焼そばに近づけるのが良いのかも。
とはいえ、改善をしたからと言って劇的に美味くなりそうかというと、それほどでもない気がする。やるけど。




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麺:熊さん/東京つけ麺
具:豚肩ロース切り落とし、玉ねぎ
下味:なし
油脂:サラダ油
スープ:天一カップ麺のスープ
ソース:お好みソース
トッピング:ネギ、カイワレ、豆板醤


というわけで前回の反省を活かして、天一をベースに考えた。
豆板醤でハイを立たせ、豚肉でコクをプラスし、さらにこってりさせるためにお好みソースを使用。
うん、今回は図面通り。予想を超えて美味い。
豆板醤がめちゃくちゃ良い仕事してる。
麺神を使った鶏白湯焼そばを超えた感じがするのは豆板醤によるものだと思う。
てか記事量が当初の想定より増えてきているので、見やすくまとめた方が良さそうだな…





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麺:熊さん/東京つけ麺
具:豚ロース、茄子、キャベツ、玉ねぎ、ニンジン、ネギ
下味:豆豉の辣油漬け、ゴマ
油脂:サラダ油
スープ:なし
ソース:オタフクお好みソース、ひるぜん焼そばソース
トッピング:ごま、魚粉

ひるぜん焼そばのソースをいただいたとき、閃いたのは茄子だった。豚肉と茄子の甘辛味噌炒めって美味いよね。同様に回鍋肉も。というわけで、その方向へ寄せてみた。めちゃくちゃ美味い!
油を絡めた茄子やキャベツに甘めの味噌だれ。辣油、ゴマ。イエスマンだけを集めて、こんなに上手くいくこともあるんやな。魚粉だけが不安要素だったが、想像以上に複雑さと深みをもたらしてくれた。何か足すなら刻みネギを後がけかな。
色味と食感と爽やかさが加われば言うことはない。青葱にするか白髪にするかは好みが分かれそうだが、どっちも良さそうだ。



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麺:サン食品 糸満そば
具:玉ねぎ、しめじ、人参、きゅうり
下味:塩、黒胡椒
油脂:ごま油
スープ:白だし
ソース:なし
トッピング:鰹節、青海苔

沖縄に対する勝手なイメージで塩と磯の風味。
苦瓜はないので胡瓜で代用。
結構良い。麺は昔のどん兵衛をグレードアップしたような感じ。美味い。
沖縄そばは焼そばに合う。


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麺:中沢製麺 蔵の街名物二度ぶかし焼そば麺(太麺)
具:キャベツ、もやし
下味:なし
油脂:脂カス
スープ:なし
ソース:ドロソース、お好みソース
トッピング:魚粉

なんとなく普通に焼いて食べたときは特になんとも思わなかった麺なのだが
今回は試しに、フライパンに脂カスを敷いて、キャベツ、もやしを乗せて、その上に麺を乗せ、少しだけ水を垂らし、蓋をして混ぜずに放置してみた。
しばらくして蓋を外すと、麺が育ってた。
ちょっとだけインスパイアされた富士宮焼そばといった感じで絶品。ドロソースが良かった。
ピリ辛で箸が進む。
ここの麺、良いかも。

愉快な生活苦