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いのちのセルフBスポット

※こちらは「もし僕がいまコロナ後遺症になったら、取り組みたい 113 のこと」の記事から一部を抜粋したものです。


今回は、下記の方を対象にセルフBスポットの「全奥義」について解説をしたいと思います。

・1年以上、コロナ後遺症が続いている(ブレインフォグや全身の倦怠感)
・耳鼻科でBスポットを行ったものの、まだ鼻の奥に違和感がある
・夜、眠剤を飲んでいるにも関わらず、1~2時間で中途覚醒する

国内でのコロナの感染拡大以降、「慢性上咽頭炎」という症状と、「Bスポット(EAT)」という治療法が認知されるようになりました。

それまでは全く聞き馴染みのなかったこの治療法ですが、実は治療法自体は50年以上も前から存在しています。

この治療は歴史的には非常に古く、1960年代山崎春三先生(大阪医大初代耳鼻科教授)および堀口申作先生(東京医科歯科大初代耳鼻科教授)が開始した治療法です。

こもれびの診療所

ただ、かなり「特例」の治療法ということもあり、これまでは活躍するシーンがほとんどなく、その証拠に、数年前までは耳鼻科の先生方でもその治療法の存在や実態をよく知らないという方が少なくありませんでした。


ところが、です。
それが4年前のコロナ上陸後から「Bスポット」の需要が一気に高まることとなります。

しかし、お伝えしている通り、多くの耳鼻科の先生方には、治療実績や経験、スキルといったものがほとんどありません。また、患者さんにとっては幸か不幸か、保険診療の場合、1回で診察料がわずか500円程度です。このことは、医師にしてみればあまり積極的に勉強しようと思うものでもない(1人の治療時間も長くなる)という裏事情がさらにこの治療法の習熟のハードルとなっていました。

(実際に、自身も耳鼻科だけで7軒ほどを回り、慢性上咽頭炎やBスポットに関して専門医と様々な質問や対話を行なってきましたが、結局のところ多くは学べませんでした。)

そこで、それからは独学、つまりセルフでのBスポットを始めることを検討します。最初の頃は効果を感じることが難しく、望むような感覚が得られず諦めかけていたのですが、それでも諦めずに試行錯誤を続けていると、だんだんとその本質がわかってきました。

それにBスポットは治療が受けられる耳鼻科も限られているので、体力も限られていて、遠方に住んでいる患者さん方にとっては、自宅でできるのであればこれ以上嬉しいことはありません。

前置きが長くなりましたが、セルフBスポットの奥義(ポイント)をまとめます。

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