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ウエディングパークのカルチャーを社会に、そして100年後の未来に届ける「Wedding Park Ship」

こんにちは。ウエディングパーク カルチャー推進室の元木です。
今回は、先日公開されたウエディングパークのカルチャーブック
「Wedding Park Ship」の全容や込められた想いについてご紹介します。

この記事は5分で読めます。

私たちは
株式会社ウエディングパークは、ビジョンに「21世紀を代表するブライダル会社を創る」を掲げ、経営理念である「結婚を、もっと幸せにしよう。」の実現を目指し、デジタル×ウエディングの領域で様々な事業を展開している会社です。

そんなウエディングパークをこれまで支えてきたのが、「カルチャー」です。

「苦しい時にこそ団結できる力、カルチャーが大事である」という、
代表・日紫喜の強い想いもあり、ウエディングパークではカルチャーづくりに尽力してきました。

日本ではじめて結婚式のクチコミサービスをはじめて20年。仲間は200名を超える規模になり、私たちが社会から求められるミッションも多岐に渡ってきました。
ビジョン実現に向け、越えなければいけない壁もより高くなったこのタイミングで、カルチャーブック「Wedding Park Ship」をつくりました。

「『カルチャーがあるから大丈夫』と自信をもって未来に進める会社でありたい。」

そんな想いがカルチャーブックには込められています。

カルチャーブックとは?
会社が大切にする価値観を言語化、デザインし、1冊にまとめた本です。様々な企業が独自の価値観を軸にしたカルチャーブックを制作し、それが企業ブランディングや人材の採用に活用されています。


カルチャーブックプロジェクトの目的、背景

今このタイミングでなぜ?|
ウエディングパークは新卒採用を開始した2011年に行動規範「TRUTH」が制定され、
そのタイミングでビジョン・経営理念を刷新したという歴史があります。
↗︎ウエディングパークのビジョン・経営理念・TRUTHとは:https://www.weddingpark.co.jp/about

さらに2021年に「↗︎ウエディングパーク的『デザイン経営』宣言」を行い、ちょうど2年が経ちました。いつも、どんな時も、挑戦を後押ししてくれるのは、「カルチャー」でした。

ビジョン・経営理念・TRUTHのように、カルチャーも具現化することで、改めてわたしたちがチームとしてひとつになり、カルチャーを圧倒的な競争力にしていくことにつながっていくと思い、このタイミングで制作いたしました。

100年続くカルチャーブックにする、そのプロセス

プロジェクトのテーマは「みんなでつくるカルチャーブック」
社長だけでもなく、マネージャーだけでもなく、誰か特定のひとりのものでもない、社員全員を巻き込んだプロジェクトです。完成までにかかった年月は、約1年半。代表・日紫喜へのインタビューや、全マネージャーへのヒアリング、全社員向けの「カルチャー」に関するアンケートを行うなど、とにかく社員の意見を聞くことに時間をかけました。

プロジェクトマネージャー 瀬川|コメント
日常的にみんなが使っているカルチャーの言葉たち。「大切なカルチャーの言葉たちを1冊の本にまとめていいのか?」。プロジェクトスタート当初は「カルチャーブックをつくるかどうか」、その意義について社長を含むプロジェクトチームで何度も議論を重ねました。そこで出た結論は「100年後のウエディングパークの人たちにこのカルチャーを届ける。そのカルチャーブックを今在籍しているみんなでつくる」ということ。そして、ただ言葉を集めるのではなく、「社会へ伝わるように伝えるには」どうすべきか、プロジェクトチームで試行錯誤しました。あわせて意識したのは「100年先のウエディングパークの人」がワクワクしてくれるか、心が動くかどうかです。100年後のウエディングパークに届けることをイメージして、つくり手である私たち自身もワクワクドキドキしながら制作しました。

プロジェクトマネージャー 瀬川

カルチャーデザイナー 笹原|コメント
弊社は20年以上カルチャーを耕し続けているため様々な共通言語がありました。ですが、このプロジェクトをきっかけに改めて「変わり続けるなかで、変わらない核となるもの」を見つめ直しました。100年後、社会に想像ができないような変化が起こる中でも、ウエディングパークでありつづけるために何が大切な核となるのか、全社員で考え制作をしました。今いる仲間だけではなく、未来の仲間含めてたくさんの方に届けていきたいです。

タイトル「Ship」に込めた想い

タイトル「Ship」に込めた想い

Wedding Park Shipという名前には、
「ウエディングパークらしく」という想いが込められています。
例えば、スポーツの大会で「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います」などと宣言されるように、「社会を舞台に正々堂々とウエディングパークらしく挑戦していこう」
というメッセージです。

デザインの追求

今回は社内のメンバーだけでなく、TRUTHをはじめ様々なブランディングをご一緒しているクリエイティブディレクター、デザイナーのチームと共創し、ウエディングパークらしさを表現するために、デザインにもとてもこだわりました。

表紙

「Wedding Park Ship」は会社として大事にするべき、コアとなる考え方を表現しているため、表紙のデザインはシンプルに1本線にしています。
・スタートライン ・TRUTHにまっすぐ ・バージンロードの線
などウエディングパークらしい様々な意味合いを込めたデザインです。

まずはじめのページは「ウエディングパークの永遠を。」ということで、
永遠の記号「∞」をシンプルに表現し、
ウエディングパークを100年後、1000年後にも受け継いでいく意志を込めました。

ウエディングパークの永遠を。

「チームウエディングパークでいく。チームでしか行けないところがある。」

ウエディングパークでいく。

よく見ると一つ一つ違う形をしています。一人一人の個性や違いを尊重しながらも、
同じ方向に右肩あがりに向かっていく様子を表しています。

「高め合うために、競い合う。」

「高め合うために、競い合う。」

みんなが上に向かってそれぞれ高め合っていく様子を紙の重なりで表現をしています。
ただの競争ではなく、プロセスを要視しているウエディングパークらしさ、称え合うカルチャーを感じていただくため、
競争し合う姿勢やチームで向かっていく様を美しく表現しました。

「4人に、いいこと。」

「4人に、いいこと。」

これまでウエディングパークでは、「四方良し(しほうよし)」という考え方を大切にしてきました。
社会・業界・カップル・社員という四方への思考をめぐらせ、それらの輪がしっかり繋がっていくようにと、輪を描くレイアウトにしました。

「隣の人を幸せにできないと 社会を幸せにできない。」

「隣の人を幸せにできないと 社会を幸せにできない。」

ハートのモチーフが重なることで
そこから生まれる幸せを、カラーを変えて表現しています。

「日本で1番、NO.1の多い会社になろう。」

「日本で1番、NO.1の多い会社になろう。」

たくさんのナンバーワンをつくっていこうという意志を示しています。
カラフルな紙をよく見ると、大きいものもあれば小さいものもあり、影の濃淡もあります。ですが、ここで大事なのは小さくても大きくても、みんないいというところです。

「まず、自分がやる。」

「まず、自分がやる。」

左下のモチーフは山のようにも見えますが、実は「新芽」を表現しています。
文章にある「まず、自分」という言葉は、やや強めに感じるかもしれません。
なかなか一歩踏み出すのに勇気がいる人もいる。
そんな背中も押せるように、いろんな人が一歩勇気を組み出せるように。
未来に伸びゆく新芽を取り入れた優しいデザインにしました。

「ほめよう。」

「ほめよう。」

その人の良さを見た上で、その人自身を受け止めるという意味でも
包み込むような柔らかいモチーフと暖かい色味で表現しました。

「信じきる力。」

「信じきる力。」

ここはこの形の通り、潔い1本の線で表現しています。表紙のデザインとも共通する想いを込めています。

「100年経っても、ベンチャースピリット。」

「100年経っても、ベンチャースピリット。」

ベンチャー=冒険すること、困難に立ち向かうこと。働く仲間が増えて企業規模が大きくなっていっても、永遠にベンチャースピリットを持ち、冒険を楽しんでいこうという想いを
様々な色で表現しています。
実はこの丸の色は、一つも同じ色はなく、実際に100色で表現しているんです。

「もっと、を、もっと。」

「もっと、を、もっと。」

右向きの矢印を連ねることで、徐々に加速をつけていこう、というメッセージを表現しています。

「やり方ではなく、考え方、あり方。」

「やり方ではなく、考え方、あり方。」

矢印の向きは、「考え方の違い」を表しています。
同じ直線であっても、考え方がプラスかマイナスかで、向かう方向は大きく変わってしまいます。
「いい考え方を大事にしよう」という想いを表現しました。


会社としても転換期になった「永遠の2005年9月。」
日付を背景色とほぼ同じ色で見せ、影の出方を調整し、紙が立体的に見えるよう撮影しました。デザインによって2005年9月という会社にとって歴史的な日付を印象づけられるよう工夫しました。

Cultivate

最後のページには、ウエディングパークが大事にしているカルチャーの語源について記載しています。
全体を俯瞰して見ると、これはドアを表現しています。
ウエディングパークの未来に向けて、ここからみんなで作っていこう、一人一人が体現者となろう、という想いがこめられています。
社員総会にて社員に配布した際には、右下の棒線部に自分の名前を書き、カルチャーブックを完成させました。

ちなみに、社長専用のカルチャーブックは、
最後のページだけデザインが異なり、「バトン」になっています。
これから100年、1000年続くことを目指す会社として、
社長のバトンも大事に繋いでいきたい。そんな意味を込めています。

Cultivate_社長用

社員へのお披露目にも最高の体験を

社員総会

全社員へのお披露目は、2024年10月11日に開催された社員総会。全11ある言葉を社員ひとりひとりがナレーションした動画を上映し、お披露目しました。
その後「Wedding Park Ship」の最後のページに名前を書き、全社員それぞれのカルチャーブックが完成です。

ウエディングパーク|ナレーション
11名の社員がナレーションを担当。
まさしく、ウエディングパークのみんなでつくるカルチャーブックとなった。

受け取った社員の声

ウエディングパークでは日々の学びを一人ひとりが発信する、
「日報」の文化があります。
ここでは、「Wedding Park Ship」を手に取ったメンバーの声を抜粋します。

▼Oさん
Wedding Park Shipにもあったように、
「考え方・あり方はカルチャー」だからこそ、
ウエディングパークが大切にしている
考え方・あり方が成果の背景にあること、
ウエディングパークが大切にしている
考え方・あり方が成果に結びつくことは、
ウエディングパークの価値を社会に示していくことにもつながると思います。

だからこそ、カルチャー×事業成果をセットで
体現できる人になりたいと思っています。
まず、自分がやる!ということでこの半期精一杯頑張ります!
改めてカルチャーブックならぬWedding Park Shipができて
心の支えになっています。
ご尽力してくださった皆様、本当にありがとうございます。

▼Wさん
Wedding Park Ship
制作に携わられた皆様、お疲れ様でした;;
100年後、200年後のウエディングパークの人とこのブックで繋がる、
というような言葉に胸がいっぱいになりました。

改めて、大好きなカルチャーだらけのWPでお仕事できていることを誇りに思います。
自分がカルチャーを耕していくのだという覚悟で、
より一層体現していける人材になっていきます。

▼Tさん
半年間ウエディングパークで働いて、
カルチャーを体感しつつも実際に言葉にするのは難しいと感じていました。
でも今日のカルチャーブックの話を聞いて、
私も外に向かって「ウエパカルチャー」を言葉で伝えることができそうだなと。
それだけ、共通言語を持つということの重要性を感じました。

最後に

100年後の未来の仲間が社会に胸を張って語れるように。
まずわたしたちが誇れる過去になるためにも、
今の社員メンバーの熱い想いを、未来につなげていきたい。

その一心で制作した、カルチャーブックの裏側をお届けしました。
 
「21世紀を代表するブライダル会社を創る」というビジョンの実現に向けて
社員を繋ぐ架け橋として「カルチャー」を強みにし、未来に伝承していきながら、
これからも「チームウエディングパーク」で進んでまいります。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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