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和装花嫁のかつら事情

衣裳合わせをしながら和装をオススメすると「かつらをかぶりたくないので、和装はやめておきます」とお答えになるお客様がいらっしゃいます。どうしてもイマドキ花嫁にはかつらに抵抗が。頭が大きく見えそうだし、重そうだし、絶対に似合わないとネガティブなイメージが多いのではないでしょうか。
でも、ほとんどの皆さんはかつらかをかぶったことないですよね?かぶってみる前から決めつけてしまってはもったいないです!衣裳と一緒でかつらもまずは試着してみませんか?かつらの取り扱いがある衣裳サロンなら試着も意外と簡単に出来ちゃうんですよ。

試着をされるとほとんどのお客様がおっしゃるのが、「思っていたより軽い」ということ。そうなんです、今のかつらってとっても軽いんです!「かつらは重かった、頭が重くて動くのが大変だった」と結婚式でかぶられた記憶があるお母様やおばあ様の時に比べたら圧倒的に軽いはず。時代とともにかつらも軽量化が図られているわけです。
あとは「思っていたよりも似合う」というお声も意外に多いです。もちろんその方のお顔の形や頭の形で似合って見える場合とそうでない場合はあると思うのですが、やはり私たちは日本人。自分が想像していたよりは似合ってしまうのです(笑)試着しても違和感がない、これならかぶってみてもいいかも!とおっしゃってくださる方結構いらっしゃいます。

かつらをオススメしておいて、ですが和装を着るならかつらはかぶらないといけないものだと思っている方がまだまだ多い印象です。でもそもそも「和装だからかつらをかぶる」というのは昔のイメージです。今は和装でも洋髪で自分好みにアレンジされるお客様が圧倒的に多いです。綿帽子もかつらじゃないとかぶれない、なんてこともないですしかつらが嫌だからという理由で和装を着ないと決めてしまうのは本当にもったいないです!

髪形も衣裳の一部です。かつらをかぶるのか、洋髪にするのか、いろんなパターンをイメージしながら和装のご衣裳決めも楽しんでくださいね!

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