プール【三橋雄斗】
僕たちの生活は不規則になりがちで、
特に運動する時間が無くて、あってもだらけてしまうことが多々あります。
こんなことではダメだと思い立ち、二人で区民プールへ行くことに。
僕は学生時代水泳部で、ひかりちゃんもスイミングスクールに通っていたので、泳ぎには自信があります。
数年ぶりのプール。しっかりストレッチをして入水。
最初はフリーコースでパチャパチャ泳いでいましたが、
段々とブランクを取り戻してきたので、上級者コースでガチで泳ぐことにしました。
上級者コースは、25m絶対に泳ぎ切らなければならないルール。
僕は学生時代、何百メートルも何千メートルも泳いでいましたから、絶対に大丈夫。
ひかりちゃんもそんなの余裕だと言ってのけました。
そして、コースへ入り、泳ぎ出しました。
これが上級者の泳ぎだ!と周りの区民に見せつけながら、25m、また25mと泳ぎました。
余裕すぎて、コースを何周もしてしまい、さすがに少し休憩しようと、プールサイドへ上がろうとしました。
すると、プールサイドへ上げた脚がいきなり急激につり、
「ああーーーー!!!!!!!」
と声をあげてしまいました。
ひかりちゃんはそんな僕に驚いて、「誰か!!来て!!助けて!!」と緊迫した感じで助けを呼びました。
周りの区民も、驚きの表情でこっちを見ている。
僕はずっと「いたいいたい!!!」と叫んで、のたうち回っている。もう治らないんじゃないかと思っていました。
そして、僕の叫びを聞いたのか、ひかりちゃんの助けを聞きつけたのか、プールの係員さんがバケツを持ってやってきて、
僕の脚に、バケツに入ったお湯をぶっかけました。
僕の脚はピクピクしながらほぐれていき、痛みが消えました。
「ムリは禁物ですよ。」と係員さん。
くすくす笑う区民。
呆れるひかりちゃん。
僕は、そのままジャグジーへ入り、その日は二度とプールに入らず、また運動不足の日々を送っています。
何かムリなく楽で疲れなくて寒くない運動があればやりたいですね。
【相方へ】
ラーメンは、吉村家さんと厚木家さんと杉田家さんです。
神奈川県出身なので、家系が好きです。家系ばかり連れて行ってしまいますよね。本当は嫌とかではないですか?
ひかりちゃんの好きなラーメンは何ですか?
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