GiveではなくWantで言う。
Give
与える :、あげる、(…に)提供する、授ける、(引き)渡す、(手)渡す、出す、施す、(…を)引き渡す、預ける
weblioより
Want
欲する、(…が)欲しい、(…を)望む、用事がある、用事で捜している、したい(と思う)、望む、ほしいと思う、もらいた(くな)い、(…が)望む
weblioより
話すときに気をつけている言葉があります。
GiveではなくWantで話すようにする。
一番最初に書きましたが、Giveとは「与える。あげる。」などの意味があり、対してWantは「欲する。したい。」などの意味があります。
一見似ているようで似てない2つの言葉ですが、聞き手にとってはGiveで話すのか、Wantで話すのかでは捉え方が全く違ってくると思います。
例を挙げてみましょう。
人にプレゼントを贈ってあげたい。
人にプレゼントを贈りたい。
人にプレゼントを贈ってあげたい。はGiveかWantのどちらかと言うとGiveの意味合いが強いように感じますね。
ここで与えるの意味について考えてみましょう。
与える
1 自分の所有物を他の人に渡して、その人の物とする。現在ではやや改まった言い方で、恩恵的な意味で目下の者に授ける場合に多く用いる。「子供におやつを―・える」「賞を―・える」
2 相手のためになるものを提供する。「援助を―・える」「注意を―・える」
3 ある人の判断で人に何かをさせる。
㋐相手に何かができるようにしてやる。配慮して利用することを認める。「発言の自由を―・える」「口実を―・える」
㋑割り当てる。課する。「宿題を―・える」「役割を―・える」
4 影響を及ぼす。
㋐相手に、ある気持ち・感じなどをもたせる。「感銘を―・える」「いい印象を―・える」「苦痛を―・える」
㋑こうむらせる。「損害を―・える」
goo辞書より
調べてみると色々な意味がありますね。
「恩恵的な意味で目下の者に授ける場合に多く用いる」や「相手のためになるものを提供する」など上から目線で捉えられるような意味が多いですね。
次に人にプレゼントを贈りたい。はWantの意味が強いと思います。
欲するの意味についても考えてみましょう。
欲する
1 欲しいと思う。願う。望む。「平和を―・しない者はいない」「おのれの―・するところに従う」
2 (動詞の未然形に付いて「…んとほっす」の形で)
㋐…しようとする。「人に勝たんと―・する者は必ず先ずみずから勝つ」
㋑…しそうになる。「日まさに暮れんと―・す」
goo辞書より
こちらの意味は「欲しいと思う。願う。望む。」と自分主体の意味として捉えられますね。
2つの意味について解説してきましたが、一方では上から目線、もう一方では自分主体の願望となっています。
私が相手と会話するときは極力Wantの意味で捉えてもらえるように「~してあげたい」と使うのではなく「~したい」と話すようにしています。
あくまでも自分がしたいからしていることのほうが多いからです。
例えば、「友人と会いたいから会う。」決して「友人に会ってあげたいから会う。」わけでもないですし。
このようにWant文にすることによって、受け手となる聞き手にも柔らかく聞こえる印象があるのは私だけでしょうか?
「~してあげたい。」だとどこか偉そうに聞こえますし。
GiveではなくWantで言う。
今回は普段、私が会話で注意している点について意味合いを考えながら解説してみました。
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