かやはらあやこ@フォトライター

写真も撮るWebライターです|土門拳の写真が好き|Fujifilm X-S10|大阪→…

かやはらあやこ@フォトライター

写真も撮るWebライターです|土門拳の写真が好き|Fujifilm X-S10|大阪→広島→北九州→豊前(移住4年目) 仕事 https://www.todokerudesign.net/ 写真 https://www.toyonokuniato.com/

マガジン

  • 拝啓、「鬼」と呼ばれた写真家「土門拳」様。

    撮影スタイルや気迫から「鬼」と呼ばれた昭和の写真家「土門拳」の写真集を見て衝撃を受けた、メンタルよくて人並みのフォトライターが、土門拳に憧れて試行錯誤して撮影しているnoteをまとめました。

  • KitaQ Picks 2018

    • 3本

    北九州のすごい人を紹介するインタビュー。2022年5月末で終了するg.o.a.tから記事を移行しました。

  • カメラを持って巡る北九州の山と歴史

    「北九州の歴史探訪」を読み、実際に足を運んで写真と記録を残しています。時には低山登山も。

最近の記事

  • 固定された記事

地方のマイナーだけどすごい歴史を観光資源にするためにはどうしたら?ひとりのフォトライターができること。

歴史が好き、写真が好きなWebライターだと自負はあります。 子供の頃に奈良の平城京跡や、和歌山県の高野山に行って、「何だこれすごい」と衝撃を受けたのか、以来日本の歴史(特に古代とか平安とか古い時代)に興味を持つようになりました。 大人になって本州から北九州へ移り住み、2年前には少し南の大分県との県境、ギリギリ福岡県の豊前市に移住してからというもの、日常的に平安時代作の壁画や木像などを間近で見ることができて、「うわー、楽しい」と心から感じています。 子供心に感じた「何だこ

    • 歴史カメラさんぽ② 夏の嘯吹八幡神社 2024

      真夏の暑さも日が落ちてくると幾分は和らぐ。 千手観音堂から近くの嘯吹八幡神社に行く頃には、太陽の位置がだいぶ下がっていた。 鎮守の森の木はよく茂っている。 木漏れ日が扁額を照らす。 鳥居をくぐり抜けると、思ったよりも明るい。 豊前の神社では、鬼の面が飾られているところがある。 ここと、あとは大富神社が浮かぶ。 もしかしたら他にもあるのかもしれない。 豊前において鬼の正体は、大富神社のInstagramによると猿田彦大神だという。 鬼が仏になった里、国東半島の鬼とは

      • ジンドゥー(Jimdo)クリエイターで作ったポートフォリオサイトのメイン画像をスマホの画面いっぱいにカスタマイズ

        ゆっくりめに取ったお盆休みを利用して、ポートフォリオサイトにも手を入れてみました。 ノーコードホームページ作成サービス「ジンドゥー(Jimdo)」のクリエイターで作っていたサイトのメインビジュアルを、縦方向にスマホの画面いっぱいに表示させるカスタマイズを行いました。 写真サイトなので、メインビジュアルを大きくたかったんですよね。 とても簡単な設定で済んだのですが、ネットで情報が既に出ているかと思い調べたら、意外にも見つけられなかったのでメモ代わりに残しておきます。 標

        • 歴史カメラさんぽ 夏の千手観音堂 2024

          カメラマン幡野広志著「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」を読んで、カメラで撮影する楽しみが蘇り、最近無性にカメラを持ってでかけたくなって仕方がない。 この真夏の空の下、時間があれば行ってしまう。 先日は午後から時間ができたので、近場の千手観音堂に行ってきた。 豊前市狭間にある、小さなお堂と思いきや、敷地は結構広い。 目に止まったものを、パチパチと撮っていく。 謎の壺と目が合う。 ロウソク置き場を真夏の太陽が照りつけていた。 お堂の向こうは岩壁があり、岩と岩

        • 固定された記事

        地方のマイナーだけどすごい歴史を観光資源にするためにはどうしたら?ひとりのフォトライターができること。

        マガジン

        • 拝啓、「鬼」と呼ばれた写真家「土門拳」様。
          5本
        • KitaQ Picks 2018
          3本
        • カメラを持って巡る北九州の山と歴史
          7本

        記事

          「見たものを撮ればいい」なら「書きたいことを書けばいい」のかもしれない。

          先日のnoteで、幡野広志著「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」の言葉「見たものを撮ればいい」を実践してみたら、行き詰まりを感じていた写真撮影が一転したと書きました。 ライターという仕事のせいか、いかに分かりやすく伝えるためにとか、引きで撮っておくとか、いえ、それ以前に「ドヘタだと言われないか」ばかりに頭を働かせ、感覚は放置していた…と思い至ります。 幡野広志著「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」の言葉「見たものを撮ればいい」は、「心が動いたものを撮ればいい」

          「見たものを撮ればいい」なら「書きたいことを書けばいい」のかもしれない。

          書籍「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」の言葉「見たものを撮ればいい」を実践してみた。

          写真を撮る時に、行き詰まりを感じることが増えていました。 カメラが悪いんじゃないし、被写体が悪いわけでもない。 おそらく自分自分の問題だろうけど、これ以上どうやれば上達するんだろうと悩むようになりました。 あぁぁ、やはり独学では限界なのだろうか。 きちんと学校で学ぶとか、スタジオで弟子になるとかしないと難しいのだろうかと。 そんな頃に読んだ、こちらの本。 幡野広志著「うまくてダメな写真とヘタだけといい写真」 読んで、えっ、それってどういうことと思ったのが「見たものを撮

          書籍「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」の言葉「見たものを撮ればいい」を実践してみた。

          撮りためた写真を眺めていたら「人」をもっと撮りたくなった。

          子供たちが夏休みに入った休日、時間ができたのでGoogleフォトやAmazonフォト、HDの画像のデータを整理していた。 撮った写真と共に浮かぶその時の光景、温度、空気。 瞬間をよく「切り取る」と言われる写真だけど、自分は「凝縮」のように感じている。 そんなカメラで撮るなら、自分は人を撮るのがやはり楽しいんだと思った。 石仏撮影もその延長なのだろう。  鬼と呼ばれた昭和の写真家「土門拳」が残した言葉 土門拳をなぞらえるのは畏れ多いが、自分にとって、人も石仏も、撮影し

          撮りためた写真を眺めていたら「人」をもっと撮りたくなった。

          「今どきの若い者」は凄すぎる。

          前から感じていたことだけど、仕事関係者で北欧の国とオンラインで複業中のMちゃんといい、その他移住した豊前市で関わる自分より年下世代(20代・30代)の人たちの凄さを、最近はしみじみ感じる。 「今どきの若い者は…」の先に続く言葉が「自分たちの若い時と比べてすごすぎ」ぐらいにアップデートしたほうがいいんじゃんなかろうかと思う。 自分が20代の頃なんて地方創生なんて考えている人なんていなかった。 皆が皆、どう社会のレールに乗るかが重要だった時代だったのでは。 外れてから考えるみ

          「今どきの若い者」は凄すぎる。

          ジンドゥークリエイターがやっぱりラク。

          昨日の休日1日で、趣味のサイトの大幅な改修ができた。 やはりジンドゥークリエイターはラクだ。 ラクするためにWordPressからジンドゥークリエイターに乗り換え、しばらくサイトの方向性で悩み、「センスのよい仕上がりには他のCMS(STUDIOとか)のほうがよいのかと思ったけど、Jimdo以外は結構難しい or もしくは手間がかかる…と個人的には感じている。 いかに直感的に、マニュアルを見ずに、ネットで情報拾わずに操作ができるかが自分にとっては重要。 自由にデザインできな

          ジンドゥークリエイターがやっぱりラク。

          白黒写真で時間がない世界を楽しむ。

          その撮影スタイルからかつて「鬼」と呼ばれた写真家がいる。 彼の名前は土門拳。 昭和を代表する写真家だ。 彼の白黒の写真集から、子供が川で何かを撮ろうとしている後ろ姿の写真、船上で働く人の写真を見た時、その表現が適当かどうかはともかく「うわー、古くない。昔の写真じゃないみたい」だと思った。 「今っぽい」といえば語弊があるんだろうけど、「最近撮りました」と言われても納得したろうし、そして何よりシンプルに格好いいと感じた。 ▲立ち読可能 それから自分が仕事で写真を撮って補

          白黒写真で時間がない世界を楽しむ。

          FUJIFILM X-S10で動画撮影 実写レビュー|豊前市 求菩提山 お田植え祭

          移住した豊前市のシンボル「求菩堤山(くぼてさん)」最大の祭礼行事「お田植え祭」に行ってきました。 撮影に仕様した一眼レフカメラは「FUJIFILM X-S10」。 動画撮影している実写レビューが少ないと思うので、情報を探している方がいらっしゃったら、ご参考にどうぞ。 動画・レビュー厳粛な雰囲気あり、演者の熱演でドッと笑いが出る場面あり。 深い山の中で行われる祭礼行事はまるで映画のようでした。 フジならではなのフィルムシュミレーションを使えば、撮って出しでも十分雰囲気が出

          FUJIFILM X-S10で動画撮影 実写レビュー|豊前市 求菩提山 お田植え祭

          鬼と呼ばれた写真家「土門拳」に憧れて国東半島へと。

          好きな写真家は、鬼と呼ばれた写真家「土門拳」です。 文筆家とも言われ、文章も素晴らしい。 土門拳が晩年よく撮っていたのは「寺」です。 「ヒロシマを撮っても、神護寺の薬師如来に対峙していても、僕の写真の中では千年前にヴァイタリティを感じたのと同じ日本人が語り合っているのである」 あぁ、言葉がカッコいい。 それを読んで自分も同じような気持ちで「日本」を撮ってみたいと、車で片道1時間圏内のカメラスポットへ出かけています。 よく行く場所は国東半島(特に豊後高田市)。 被写体

          鬼と呼ばれた写真家「土門拳」に憧れて国東半島へと。

          鬼と呼ばれた写真家「土門拳」に憧れて。フジの新・神レンズとカメラ散歩

          鬼と呼ばれた昭和の写真家「土門拳」の写真集に出会って35mmのレンズが欲しくなり、実際にその画角のレンズではメンタルよくて人並みの自分には難しく、結局「ズームレンズ」で撮影することになりました。 今までの経緯note新神レンズと言われる単焦点レンズを購入最後のnoteが2/23なので、それから9ヶ月後、ズームレンズではなく新しく買った単焦点レンズを使い出しました。 単焦点レンズとは、fujifilmの通称「新・神レンズ」、「XF33mmF1.4 R LM WR」です。

          鬼と呼ばれた写真家「土門拳」に憧れて。フジの新・神レンズとカメラ散歩

          フリーランスWebライターがオウンドメディアを持つならWordPress?Studio?note?

          タイトルどおり、フリーランスのWebライターがオウンドメディアを持つなら、WordPress、Studio、note、どれがいいかなーなんて悩んでいました。 「いました」と過去になっているのは、ほぼ答えが出たからです。 あくまで自分の場合ですが、結論から言えば、noteで書いていくことにしました。 なぜnote? 情報の検索性や、Googleアドセンスなど広告収入も見込めやすいのはWordPressで、圧倒的なデザイン性でいえばStudioなのに。 自分が選んだのは

          フリーランスWebライターがオウンドメディアを持つならWordPress?Studio?note?

          おもてなし英会話を学ぶのではなくchatGPTとプラグインで日本語の記事を英訳することにした。その方法

          半年ぐらい前に、日本語はあまり得意ではない母国語フランス語という海外の方に出会った。 十分上手だと思ったが、特に文字が苦手で読むのも書くのも大変だと言っていた。 「日本の情報を調べる時はGoogleです。せめて英語で書いてくれたら助かるのですが…!」 ということは、英語で書けば見つけてくれるということですか?と尋ねると「そうですね。検索結果に出たら見ると思います」 それを聞いてみて、日本に来る人や日本の情報を調べる人には英語だと伝わりやすいのかと頭の隅に残った。 自

          おもてなし英会話を学ぶのではなくchatGPTとプラグインで日本語の記事を英訳することにした。その方法

          ライターのスランプ現象「ライターズ・ブロック」になりかけた。その解消法とは

          3月に入って詰め込みすぎたスケジュールを消化した後、ようやく一息ついて「さぁ久しぶりに書くか」と文章を書こうと思ったら、書けなくなっていた。 「え?あれだけ書くネタたまっていたのに?」 「これなら書けるか?いや、止まる…最後まで書けない」 今までこんな経験は無かった。 むしろ「書きたいのに書く時間が無いから書けない。」なんて、書きたいことが溢れていたのに。 ネットで調べてみたら、ライターによる、この「書きたくても書けないスランプ状態」のことを「ライターズ・ブロック」とい

          ライターのスランプ現象「ライターズ・ブロック」になりかけた。その解消法とは