HIROとKIOは " 暮らす旅 " 実験中⑤#ジャパンLove vs. マカッサルLove
「ジェレールにはジャパンLoveコーナーが増えとったね〜」
ジェレールに、嬉しい "ジャパンLove" 食コーナーが新設されたのに、KIOは食中毒以来、寿し、生モノには手が伸びない!
けど、丼物美味しい!
■ " 暮らす旅 " から生まれるもの?
「あんたは日本におるよりマカッサルにおる時の方が忙しかごたるね~」とHIRO
ロサリビーチ通りには空港バス停があり、その隣には"ひっ~そり感"に包まれた観光案内所が存在する。
□ 2人の友人とつながった場所
きっとKIOのように、散歩中偶然目に入って、しかも、たまたまオープンしていない限りは目に止まることもないはず。
KIOは昨年、ロサリビーチ通りを散歩中、ラッキーにも観光案内所の扉が開いていて、掃除していた若い女性と目が合い、話している流れの中で2人の友人とつながっていったことを思い出した。
数日前、その観光案内所へ土産を持って行ったけど、扉は閉ざされていた。『あの時のあの彼女』 に日本からのお礼をしたかったけど。。
この観光案内所は、KIOにとってマカッサルで初めての友人2人とつなげてくれ " 暮らす旅 "をまるで " ずーっと暮らしている" 気分にグレードアップしてくれた大切な場所。
恩は忘れないよー!
ありがとうね~!
□ 国が奨めているの?海外留学も観光立国を目指しているから?
"わが家ホテル" のエレベーター横にあるサインボードに書いてあるのは。。
世界先進国大学
手頃な授業料
比較的手頃な生活費
留学期間はわずか3年
国際的に認められた学位と資格
先進国は元々物価高いし、絶対に手頃な生活費じゃないよ!
トルコの国旗もあるけど先進国?英語を勉強するの?
うさんくさーい!!
でも、ここマカッサルは、特に学校が多いし、まるで "特別何とかお試し指定都市" のように、不思議な特別扱い感があるんだよね~
もしかしたら、国の奨学金制度が充実しているのかね?
2022年の不思議はこちら⬇
□ 観光地マカッサル?としてはどう?
マスティディさんとエルザさんはツーリズムの先生だし、もちろん"観光地マカッサル" を願っているけど、2人とバリ島の話をしながら「"観光地マカッサル"は実現しないだろうね~」と、" 変わらないマカッサル " を願っている『マカッサルLove』のKIOはニンマリ。
ジャパンLoveの街、マカッサルにはバリ島のように"観光ビジネス"には染まって欲しくないし、たぶんその可能性もない!とKIOは断言。
観光ビジネスの空気が流れると、"暮らす旅" の旅人には"駆引き"ストレスがかかり、住み心地や生活費にも影響するし、今のままがいいよ~HIROとKIOの願い彡
□ 日本人は何故バリ島が好きなのか?ーマスティディさん
エルザは女性センス目線から、かなり分析出来ていたよ。
まずは、日本からバリ島旅行費用が安い!
バリ島では観光スポットが多く、移動時間の無駄が少ない
エリアごとに特徴があり、オシャレなカフェ、レストラン、ショップ、スパなどの施設が充実していて、新しいオシャレエリアも増え続け、リピーターも満足できる
海(ビーチ、マリンスポーツ)も山(トレッキングなど)も素晴らしいセンスの雰囲気で、バラエティー豊かなアクティビティも色んな要望に応えられる
インドネシアは90%が飲酒禁止のイスラム教と言われ、酒税が高く、アルコール(ビールだけは日本と同じくらい)は日本の4倍くらい。けど、どこでも堂々と飲酒できるバリ島だから、他の地域に住んでいる日本人を含む外国人もよく来るらしい
そして、バリ島独特の宗教、バリヒンズーがすべての基本にあり、それがバリ島を一つの『特別な世界』にまとめ、ネームバリューを高めている
何年も前、マスティディさんが日本へ行った時に、インドネシアはどこにあるのか知らなくても、バリ島のことはみんな知っていたから驚いたらしい。。ケゲンな面持ち。。
Q.マスティディさん : 日本人はビーチが好きなの?
そりゃあ、日本人だけじゃなくて海やビーチには誰もが癒される魅力があるでしょう?
Q.マスティディさん : マカッサルにもビーチがあるけど?
う~ん、バリ島にはビーチに限らず、特に女性を満足させてくれるステキな仕掛けが島中にあるんだよね~
だけど、マカッサルは、バリ島にはない魅力に溢れているよ!
日本人は見かけないのに、歩いているだけで "ジャパンLove" を感じるし、困っていると周りの人が即、言葉が通じなくても一生懸命に助けてくれるし、絶対に見捨てないんだよ!!
"暮らす旅"人のHIROとKIOにとっては最高!の旅処、天国だよ~
□ 観光業界を目指す学生は英語基本
実は、日本を発つ前に1度、マスティディさんのクラスのみんなとKIOはLINE電話で挨拶したことがあり、お互い会える日を楽しみにしていた。
けど、マカッサル到着して直ぐに食中毒。
約束の日には行けなかったけど、KIOは早く約束を果たしたかったので『午後から生徒たちの発表の日』に、トイレを少し心配しながらも昼からのクラスに参加、最後の1時間ほどを受け持つことになった。
うわー、みんな英語が上手い!
英語は基本で、もう1ヶ国語選択必修らしい
えー、3時間ぶっ続け?休み時間はない!
えー、午前中5時間も休みなし?
ランチタイムが50分あるだけなの?!
。。クラスが始まってすぐに、女子学生がコーヒーと水を運んできてくれたので、慣れないKIOはこれで何とか持ちこたえられたよ~
時々、トイレ行きたい学生がKIOの所へ来て「トイレ ヘ イッテ イイデショウカ?」と丁寧に聞いてくるのがカワイイ!
あら?KIO!そう言えばトイレのことスッカリ忘れてるじゃん!
もう大丈夫そうだね~
□ プレゼンテーション優勝は?
この日のクラス内容は、ペアでマカッサル周辺のガイディングプレゼンしてもらい、最後、KIOに優勝ペアを決めてもらうというもの。
KIOが知らないスポットも沢山あり、KIO自身とても楽しめたけど、周辺のお薦めスポットってほとんど120km以上の何時間もの車移動エリア!
目的地までの距離、時間は全く気にならない様子の学生たち!
休憩なしで元気に日本語を交えながら発表している学生たちに、KIOは優劣なんかつけられないよ~!
というわけで、全ペア優勝~!!
日本に忘れてきたけど、みんなへの土産 "金太郎飴" の代わりに配ったインドネシアチョコレートにも大喜び!
□ ジャパンLove vs. マカッサルLove の行方は?
マカッサル、ハサヌディン空港があるのは、実はマカッサル隣のマロス県。マロス県にはいくつかの観光地もある。
バンティムルン(蝶の谷)⬇
世界最古(40,000〜45000年前)ではないかと言われる洞窟壁画があるにも関わらず、誰も騒がない、いや知らない ❢
主要道路から山道を1時間ほど歩いて行く必要があり、乾期にしか行けない所と言われるからか、マカッサルの人たちは全く興味がない。
と言うより、プレゼンを聞いていても、歴史や遺跡というものを重要視していない ❢ 気がする〜
日本では海外からのインバウンド観光客には特に、観光地の話をする際、歴史がらみで話さないと日本の良さが伝えられない気がしていたよ〜な?
国民性だけでは片付けられないんだろうけど、面白い〜
さて、クラスの最後にKIOからの質問。
『日本へのツアーを考えるとしたら何処へ連れて行きたい?』
男子学生代表、アンドゥリは。。
『まず富士山へ行きます。それから、女子はプリンセスが好きだから東京ディズニーランドへも連れて行きたいです。』
『そして今日は、日本から来たプリンセスKIOに感謝します ❣ 必ず将来日本へ行って、プリンセスKIOを訪ねてもいいですか?』
KIOは完全にやられてしまった〜
マカッサルのジャパンLoveに。。