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HIROとKIOは"暮らす旅"実験中⑪#二足のわらじを履く友
「マカッサルには移動露店も多かね〜」
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鍋にはスープ、バクソや麺などはガラスケースの中
「イロイロ屋台はあるばってん、バクソ屋さんが1番多かごたるね〜」
"わが家ホテル" 前のバクソ屋台には、朝食にバクソスープを食べに来る人が多い。
★彡
バクソ(バッソ) は安くて美味しい屋台料理。牛肉すり身にタピオカを混ぜて作られたミートボールのこと。鶏肉、エビなどの材料を使うこともある。
薄味スープに入れて食べるのが基本。麺や野菜を入れたり、揚げ物を追加して、自分カスタマイズで楽しむみたい。
■ みんなとっても明るい、楽しい!
" 心の友同盟 " のマスティディさんとエルザはもちろんのこと、マカッサルのどこへ行っても皆んな人生を楽しんで生きてるのが伝わってくるなぁ。
◇ 悲壮感て言う言葉、あるのかな?
マスティディさんもエルザもKIOと知り合ってすぐにプライベートの話をどんどんしてきたけど、KIOはどう反応したんだろう?
51才マスティディさんは2021年に離婚したらしい。パンデミックで旅行の仕事が激減して、奥さんに逃げられた話をサラッとする。KIOもサラッと、へ~
子供は3人、元奥さんの所と行ったり来たりして、高1の長女はよくお父さんの食事を用意してくれる、と " しあ〜せ " そうに話す。
へ~、幸せだねーとKIO
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お姉ちゃんは忙しいらしい
マスティディさんの離婚の話の後は、エルザのお父さんがガンで手術後、退院してからもあまり調子がよくないという話。これもサラッと言うけど、KIOは "心配だねー" と日本人の相づち?!
よかったのかな?わからーん
ある日突然、KIOはエルザのご両親の家へ連れて行かれ、初対面の挨拶。
お父さんはKIOが日本人の挨拶する(お辞儀して。。)とすぐに部屋へ。ツラそうな動き。。
服をお祈り用に着替えてモスクへ。
今はかなり元気だよと、エルザは落ち込む様子も、気まずい様子も何もない!
いつも明るい!
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家の中は世界中の旅の思い出に埋め尽くされている
エルザも20分位お祈りしてくるからと、家の中にあるお祈り部屋へ。
エルザがお祈りしている間、お母さんがKIOの相手を。とにかく明るい!優しい!元気!
家中に飾られた世界35カ国から持ち帰ったと言う思い出の品々の中から、日本やエジプトなど、特に好きだった国の話が尽きない。
写真の中ではお母さんの隣にいつもお父さん。若い時に2人で保険会社をスタート、二人三脚で趣味の旅行を楽しみながらの人生。
とにかく明る〜い!
だから、KIOは気を使う必要もないみたい!
日本では国全体が、説明できない " 悲壮感 " のような空気に包まれていて居心地の悪さを感じるけど、ここにはそんな言葉さえ無い?
だからマカッサルにいる時の相づちは、へー、おー、いいねー、を使い回すKIO!
◇ 国民性の違いは?
《インドネシア人の国民性は、楽観的でポジティブ相互扶助の意識が強く、心遣いがあり、とても優しい人が多い》
あ〜そうね〜…国民90%がイスラム教で、家族を大事にする、目上の人を敬うことが日常生活の軸らしいし、明るい、優しい!
対して、KIOの国、日本は?
《勤勉、礼儀正しい、親切といったことが日本人の国民性。お辞儀や食事の前後でのあいさつはこうした国民性が反映されている》と
これは外国人が感じる "日本人の印象" から考え出された日本政府が言っていることみたい
KIOは当然日本も大好きだし、帰ったら和食を食べて温泉入って、孫たちと会うのがとても楽しみなのに。。また "海外で暮らすと楽〜" になるKIOがいるんだよね?
好奇心旺盛で個性的、祖先は遊牧民?と言われる自由なB型人間、HIROは、KIOよりもっと『暮らす旅』が合っているように思える。
「天国だー!」の毎日らしい!
◇ "M-J LOVE UNION"は相性もいい?
マカッサルにいると、お互いの国民性がとてもいい具合に働いてくれ『友だち』の距離感も関係もいい感じで、違和感は全くない。
国民性の違いはお互い相いれない、理解できない部分がありそうなのに、とても新鮮な感覚で人と繋がっていく感じがするKIO。
きっと " M-J LOVE UNION " 3人は、相性もいいんだろうね!
◇ 『二足のわらじ』で、もっと楽しそう
マスティディさんは観光大学で英語と観光ガイディングを教えているけれど、基本は旅行業でツアー依頼があればそちらを優先する。
そして、大学の方はエルザか他の講師に代行をやってもらう方法を取っている。
日本では考えられないことのように思えるけど、こちらでは融通が効くらしい。
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マスティディさん
彼の場合は " 一足のわらじ " を履いて行き先を変えるだけだから、難しいようには見えないけど、仕事を受けすぎて忙し過ぎる時は風邪を引きやすくなるらしい。
それは、甘いお菓子の食べ過ぎで不健康なだけだよ!とKIO
コーヒーにも砂糖5杯以上、健康によくないと分かっているけど習慣だから止められないと自分を責めていたDr. アスダールを思い出す
さて、『子供はまだ。。』の42才エルザ。
彼女の場合は、全く別の " 二足のわらじ " を履き替えるビジネススタイル。
パンデミックで大学が休講となった時 "ふと" 思いついたらしいけど。。
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2020年末に始めた『Grab food』宅配専門バクソのネットショップ
当時、旦那さんが勤めていた卸専門のバクソ工場も臨時休業となり、たくさんのバクソが冷凍庫に残っていたらしい。
もったいないから何とかしようと、Grab foodに登録、パッケージ📦作って販売開始したら間もなく、1日100パック以上も売れるようになったらしい。
次にバラエティパックで、それまでとは違った大粒ミンチを使って、サイズも大きめのバクソを考案、" 噛みごたえ" が若者に受入れられた!
今では旦那さんは家でバクソ作りに専念、エルザが営業広告他の雑用をこなし、観光大学での講師業と、楽しく両立できている様子。
元々インドネシアではバクソスープが国民食と言えるほど食べられているから、あんまり宣伝の必要もなかったのよ、ラッキー!って
イヤイヤそうじゃないよ!
土産に貰ったエルザ・バクソは、スープも違って、旨味たっぷり濃い目の若者味だった。
エルザの " たくましさ? " には脱帽!
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友だちがすぐに私って分かるからと、エルザの 自慢
M−J Love UNION、マカッサル−日本 心の友同盟は仲がいい、明るい、元気もいい!
あっ、ただ1つだけKIOが慣れないことが。。
エルザはKIOと手をつなぎたがるけど、
これってフレンドLove?
それともシニアLove ?。。違和感〜!
☆彡
大晦日はエルザの "バクソ鍋パーティ" に招待されたけど。。
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HIROとKIOにとって、マカッサルで1番の楽しみそれは、年越しパーティ後、屋上 から見る
街を囲み込む『奇跡の年越大花火』!
これは絶対に譲れない!
「ウチカラモ ヨク ミエルヨ!」とエルザは言うけど、
先約があるから、ゴメンネ〜、ありがとう!