HIROとKIOは"暮らす旅"実験中⑨#日本文化は「俺に任せろ!」-ナルト
「Dr. アスダールが大学の新入生歓迎会で日本文化の話をしてほしかげな〜。日本の大学に留学したか学生が増えてきたらしかとよ。」
「たぶん "ナルト忍道" ば知っとる学生がおろうし、空手道と茶道のデモンストレーションば少しと『〜道』の話ばすっとよかね。」
■ 『道』を語れば日本人?!
海外で『〜道』という言葉を聞くと日本!日本人!を象徴しているように思えて、ホッとするのはKIOが古いから?
全ての『道』は日本文化へと続く?!と感じていて、最近知ったナルト忍道にも通ずるところがある気がするKIO。
◇ 『心』は『魂』?
" ジャパンLove " のルーツは『心の友』と最近思えてきたKIOは、この歌がインドネシアの第2の国歌と言われるほど広がった理由をエルザのお母さんに聞くと「メロディー ガ キレイ デ、 ウタイヤスイカラ カナ?」
そして
「ココロ ノ トモ ッテ ドウイウ イミ?」と、すぐに聞き返された。
「アエナクテモ オタガイニ ワカリアエル トモ ノ コトカナ〜?」(KIO解釈)
「ココロ ッテ タマシイ ノ コト?」
『心』の中の核が『魂』で、どちらも日本を表現している気がするKIOは「ソウダネ〜」って答えた。。
無責任とも思える返答だけど、
我々『心の友』は心で繋がっているのだ!
それでいいのだ!
そう言えば、ジョコ大統領の次男、カエサンくんはナルト忍道をアピールコピーに使ってたけど、日本に興味はないのかな?
◇ 『心』 『魂』 『道』
柔道、弓道、合気道、空手道のハード文化に対して、茶道、華道、書道などのソフト文化は反対側にあるようでも、全部が一つの日本道と言える。(KIO解釈)
『道』という言葉の中に国民性が見える気がするし、日本伝統文化が凝縮されているようにも思えるKIO。
そして、『道』を進むにつれて生まれる歓びや、辛さなど、いろんな精神変化に順応しながら『自分道』につながっていく気がする。
◇ ナルトの世界
マカッサル(インドネシア)では『ナルト』がNo.1アニメらしい。『心の友』同様、何故?と思ってしまうけど。。"ジャパンLove" ?!
孫たちが見ていたアニメは『鬼滅の刃』と『ワンピース』だったから『ナルト』のことは知識ゼロだったKIO。
ただ、ストーリーの中で、福岡市に数店舗を構える『一楽ラーメン』が出てくるのは知っていたから、作者が九州出身なのかな?と思っていた。
調べてみると、作者、岡山県出身の岸本氏は九州産業大学在学中、よく大学近くの『一楽ラーメン』を食べに行っていたらしい。(残念ながら、この店舗は閉店されたそう)
知っている何かがストーリーに登場するだけでも身近に感じるし、ナルトが好きなラーメン屋さんのモデル店が福岡にあるというのは福岡県人として、とても嬉しい。
KIOの心には
「俺たちは"アニメ世界"に生きて、世界に日本文化を広めている忍道伝道師だ!!」と、叫んでいるナルトがいるみたい。
★彡
【 ウィキペディアから抜粋 : ナルト概要 】
忍同士が超常的な能力「忍術」「体術」「幻術」「仙術」を駆使して派手な戦いを繰り広げるバトルアクション漫画。アジア各地の民話や伝承、宗教のオマージュを巧みに取り組んだ世界観の中で主人公と仲間達の友情、裏切りと復讐、師弟や家族の絆が中心として描かれ、忍の世界とその起源・歴史を含めた重層的なストーリー展開となっている[1]。中盤以降は主人公であるうずまきナルトが単に戦いではなく“対話”と“許し”を以って平和をもたらそうとするなど“少年漫画らしからぬ”要素も含まれるようになり、読者からの支持が高い
◇ プロ・モチベイターって?
さて、ボソワ大学、新入生歓迎会。
まず初めは、在学生代表から歓迎の挨拶。
それからDr. アスダールの挨拶とゲスト紹介。
"なんちゃってゲスト" のKIOたちと、中国系インドネシア人で "プロ・モチベイター" のチョウ氏。コンサルタント会社起業家。
彼の役目は新入生たちの "やる気スイッチ" を押すこと!
声の強弱や、話すスピードを変えて、押したり、引いたり、1人を指さして意見を聞いたりして学生たちの注意を引き、飽きさせずに話を聞かせ、考えさせる手法みたい。
インドネシア語だったので内容は全くわからなかったけど、新入生たちは大いに刺激されたはず。
日本では『プロ・モチベイター』のことを聞いたことがないけど、プロでなくても、代わりに"在学生代表"がモチベーターやっても面白そう。
◇ 若者世代に入り込んでいるナルト
さぁ、チョウ氏の話が終ってKIOの番。
まずは、日本について知っていること、興味があることを新入生たちに尋ねた。
1番に手を挙げたメガネの彼が「ナルト!
ナルト 丿 ニンドウ忍道 ガ スキデス」
ワッ、よかった!最初に『忍道』が出た。
このまま『日本道』につなげていこう!
KIOは、ナルトのことは知らないけど『空手道』と『茶道』には関わっていたから、日本の『道』について話をしたいと告げた。
◇ 礼で始まり、礼で終わる『武道』
『礼』は日本社会の中で言葉の代わりにいろんな役割を果たしているようで、日本人の基礎になっているように思える。
空手道場でも必ず始めの『礼』と、終わりの『礼』で、先生や練習相手への感謝や敬意を伝える。
茶道も同じく、『礼』で始まり『礼』でおわるし、茶碗の正面を客に向けて置いたり、客は出された茶碗の正面を避けて飲んだりと、細かい所作の中にも相手への敬意(尊重)を含んでいる。
日本には四季があり、衣食住にも四季折々の楽しみが隠れ、それらを感じることで心が満たされるのは日本人の魂だから…『日本道』。
お茶を点てたいと手伝ってくれた " ジャパンLove " の女子学生が「イツカ ニホン デ ヤッテミタイデス!」と目を輝かせていた。
◇ 「ニンゲンリョク ワ ドレクライ アルト オモイマスカ?」
最後に新入生たちからの質問タイム。
" 着物と浴衣の違い" や " 日本文化は学校で習うのか? " など、 想定内の質問に答え、最後の質問者。
ナルト忍道のメガネの彼が、手を挙げ、立ち上がってこんな質問をしてきた。
「ニホンジン ワ ニンゲンリョク ガ トテモ タカイト オモイマスガ、 マカッサル ノ ボクタチハ ドウ ミエマスカ? 」
はい?何のこと?
人間力?って言っているの?
どうやら、人間としてのレベルを聞かれているようだよKIO!
それじゃあ、と…
マカッサルで経験した、日本では考えられない" 親切 "を何度も受けてきたHIROとKIO。
そんなマカッサルのあなた達の人間力は、とても大きいと感じています!
『ボソワ大学道』を歩き始めたあなた達の先には、きっと『自分道』が見えてくると言ったつもりだけど、伝わっているのかな?とKIO。
彼は日本語で「ありがとうございました!」
ナルトのお陰で、なんとか切り抜けた〜
ありがとう、ナルト!
★彡
在学生代表閉会の言葉とDr. アスダールの挨拶で終了かと思いきや、最後の最後はゲストへのお礼に " 記念品贈呈式 " だって!
いつの間にこんな?!?!物を作ったの?!
これは絶対、大感謝すべきことなのに、KIOは複雑な心境沼。
Dr. アスダールが何やら説明しているけど、耳に入ってこない様子のKIO。
この記念品、持って帰らなきゃだめ?
ナルト、助けて〜!
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