家族は小さな社会〜パパ活日記16〜
「仕事と家庭、どっちが大事なの?」
ママから言われたことはないが、旦那様でこの質問の恐怖を味わったかもしれない。どちらか選べと言われても……と思っていたら、とあるセミナーに参加した時に、経営コンサルタントがこの質問に答えていた。
「仕事と家庭、どっちが大事なのか?
その答えは、仕事も家庭も両立しかない」
目からウロコ。
生活していくにはお金は絶対に必要だから、仕事は大切にしないといけない。嫌々ながら仕事を頑張っている人もいるし、仕事が好きで頑張っている人もいる。
反対に、家庭がおろそかになっている旦那様は多いかもしれない。仕事でくたくたになっているし、家事は面倒臭い。夫婦は一番身近な他人だ。近しい人ほどイヤな部分が見えやすく、その関係を修復するには膨大なエネルギーが必要になる。
なぜ、仕事も家庭も両立するしかないのか?
家庭はいちばん身近な他人だから、その人の本性が出やすいからだ。
夫婦間で大事なことを話し合えない人は、仕事でも重要な局面で腰が引けてしまい詰めが甘くなったりする。部下を駒のように扱う人は家庭でも妻を駒のように扱っていたりする。
家族は社会の最小の単位だ。
あらゆる人間関係の基本は、「家族」なんだよ。
by リチャード・H・モリタ
たった一人ときちんと向き合う。
夫婦は鏡というので、うまくいかないことがあるなら、それは糺すべきタイミングが訪れたと捉えてみたらいいかもしれない。自分の課題を克服できたら、仕事の質が変わったり、友達の関係が深くなったり、家庭の雰囲気が暖かくなるかもしれない。
家族を幸せにできたら、社会をひとつ幸せにしている。
これもひとつの社会貢献ではないだろうか。