一時間で街はどこまで発展するのか?:Cities Skylines
現代人。
勉強、仕事、家事、子育て。現代人はなにかと忙しい。かつてはゲーム好きだった人も、なかなか遊ぶ時間が取れなかったりするだろう。
そしてそんな忙しゲーマーなら、誰しもがこう思ったことがあるはずだ。
……あるよね?ない?
嘘つくな!!!あるだろ!!!!
だってみんな街を作りたがってるんだから!!!!!なぁ!!!!そうだろ!!!!!!
……さて、そんな忙しい方に向けて、一つ提案がある。
一時間街づくりのたのしさを、この記事を通して感じてほしい。
(画像を使いまわしました。申し訳ありません。)
0:00:00~
作りましょう、街を
今回開発していくのはこの土地。外部接続のための高速道路以外に、人工物は一切存在していない。
とりあえずラウンドアバウトを造った。この都市の基盤となる場所だ。ここが破壊されてしまったら、この都市は完全に孤立してしまうだろう。(ダークナイトライジングにそういうのあったよね)
さらにラウンドアバウトの上部に火力発電所、川沿いに上下水道施設を建造した。人はインフラがなければ生きられないのだ。
先のラウンドアバウトから道路を伸ばして、住宅地を造った。画面下部中央やや左寄りにある需要グラフ。緑色の住宅需要が伸びているので、このあたりには家がにょきにょき建つことだろう。
にょきにょきと。
商業と産業のグラフが伸びてきたので、ラウンドアバウトに商業区を建てた。資本主義の兆しが見える。
住宅区の反対側へ道路を伸ばして、工業地帯を造る。工業地帯は公害が発生するので、住宅地からは隔離したい。
ついでにこの場所にゴミ収集場を設置した。ゴミ収集場は汚染を産み出すが、そもそも公害が沸き立つ工業地帯では些細なことだ。
0:10:00~
住宅街に小学校を設置したりしていたら、人口800人を達成。順調だ。
住宅地から大きい道路を伸ばそう。四車線で交通量の多い道路だ。交通の中心になってくれればと思う。
モタ…
モタモタ……
モタモタモタ………
…………
うわ~~~~~~~!!!!!!!
気に入らなくて全部消してしまった。わしゃ不機嫌な陶芸家か。時間制限があるので、本来はこんなことをしている場合ではない。でも消してしまった…… 街の景観に影響するから仕方ないか。(そんなことしてる場合か?)
ただ貴重な七分間を犠牲にしてしまったのは事実。挽回せねば…
とりあえず工業区の北側に小さな集落をつくった。ここに住む市民は工業区に勤める労働者となってくれるだろう。
0:20:00~
ラウンドアバウトから四車線道路を伸ばす。先の道路の反省を生かして、直線のシンプルな道路した。
住宅地を伸ばしてこの道路に接続した。さらに商店を建てて、街の需要を満たしていく。商店が立ち並ぶこの道路は、我が街のブロードウェイになることだろう。
いつのまにか人口2,200人を達成。「成長した街」である。
しかし先の工事でメインとなる予定の道路に交差点が増えてしまった。
交差点は渋滞を招く。できる限り減らしたい。
ということで改修する。いい感じだ。
道路を延伸して住宅区と商業区を広げていく。
0:30:00~
開発を続けて、だいぶ住宅も増えてきた。あんなに小さかった集落が、いつの間にかここまで大きくなってしまった。もう麻布十番くらいの高級住宅地にはなったんじゃないか?
道路を伸ばして工業区に接続した。動線を増やすことで、通勤路や輸出経路を増やす。
いつの間にやら4,200人。人口が加速度的に増えていく。
産業需要の増加に備えて北側のタイルを購入し、開発できる場所を増やしていく。産業はとにかくトラックの流入が増え渋滞を招くので、それを避けるために高速道路へ直接アクセスできるエリアを開発するのが目的だ。
0:40:00~
新たに購入した北側の土地にインターチェンジと道路を敷設。新たな工業地帯の開発に着手した。
しかし残り15分。間に合うのだろうか。
とりあえずこういった形に。長い道路に沿った工業区と、そこで働く従業員が住む住宅街を建設した。メインの街からは独立した地域になっている。
0:50:00~
メインのエリアの開発に戻る。まずは商業区の拡大。
そして住宅区の延長を図った。公園を置いたりしている。本当はそんな暇はないのに。悠長すぎる。
残り1分半!やっぱり公園なんて建ててる場合じゃなかった!
最後のあがきをしよう。
橋を造って対岸にでかい道路をつくるぞ!
橋、いいよね~
言ってる場合か!!!!!
さっきの道路に建物を建てろ!集合住宅だ!!
いそげ!!!!
あ
~終了~
終わってしまった…
反省点は沢山あるものの、とりあえず今回開発した街を振り返ろう。
街の端。最後に開発したエリア。
このエリアは最初に作ったインターチェンジにつながっていて、この街のメインストリートとなっている。
一人称視点Modをいれてみてみるとこんな感じ。なかなかの長さ。
ラウンドアバウトエリアを上空から。それなりに発展していることが伺える。序盤にラウンドアバウトを作ると後の開発が比較的楽になる気がするのでオススメだ。
クローズアップしてみると住人たちの生活が伺える。みんな忙しそうだ。
新たに土地を購入して建設した工業エリア。正直一時間縛りじゃここまですることなかったな… 渋滞もぜんぜん起こらなかったし…
乗用車とトラックが入り乱れている。この車それぞれに、しっかり行き先が割り振られているのが面白い。そういった細やかさが、Citiesの魅力に繋がっていると感じる。
〜おわりに〜
今回はCitiesに縛りを設けて遊んでみた。おそらく一時間程度じゃワンタイルで十分だし、渋滞も気にしなくていいだろう。
……記事の冒頭で忙しゲーマー向けにこの遊び方を提案したが、やはりそういった人たちにこれは適していないかもしれない。
なぜなら一時間縛りをしてみると、無限に時間を溶かしながらこのゲームを遊び続けたいと、そう思ってしまうのだ。
よし。みんな。何もかも投げ出して、Citiesをやろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?