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士業コンサル×WEB解析士~【HP解析】社会保険労務士事務所編ver.1-2

こんにちは!

前回の投稿の続きです!

【前回の投稿】

前回の投稿では、

ご事務所のある地域の人口分布、当時ご事務所からヒアリングした課題・要望、ヒアリング内容から考察できること、をメインに書かせていただきました。

ヒアリング内容や考察に関して、他事務所様でも重なる点があるのではないかと思いますので上記記事を(①~⑤)ぜひご覧いただければと思います。

今回は、

⑥課題を元にどのくらいの期間、WEBサイトの診断をしたかを発信する

⑦診断結果、どのような課題が出てきたのか発信する

⑧課題毎の考察を発信する

上記⑥~⑧について記載致します。

では、早速。

⑥課題を元にどのくらいの期間、WEBサイトの診断をしたかを発信する
▶診断期間は1ヶ月。(1ヶ月間、自社HPの動きをGAを使用して行いました)
⑦診断結果、どのような課題・特徴が出てきたのか発信する

1.自社HPの直帰率が訪問者の50%を占めていた
2.HP訪問者の半数以上がご事務所外の地域から来ていた
3.コンバージョン数が自社HPからは0
4.自然検索でのHP流入が80%ある

診断結果、上記が今回のご事務所のHPの課題・特徴として見られました。

⑧1~4.に対しての考察をしていきます。
1.自社HPの直帰率が訪問者の50%を占めていた。
▶こちらに関しては比較的高い割合になっていると考えます。
シンプルに考えて50/100人が直帰しているのは多いと考えるのが無難という点、そして他事務所様と比べても割合が高いのでできれば40%台までに下げることが理想だと考えます。では、なぜ50%と高い数値になっているのか。
①ファーストビューでご事務所の特徴が伝わっていない。
②ランディングページに重要な情報がまとまっていない
③他ページに流れる導線が上手くできていない
④HPに滞在する仕掛けがない
上記4つを設けることで直帰率を下げることは十分可能になってくると思います。
※ファーストビュー:HPに入室した際、最初に目に入ってくる箇所
※ランディングページ:HP訪問者が1ページ目に入室するページ

2.HP訪問者の半数以上がご事務所外の地域から来ていた
こちらは、診断を行いデータ観測ができた結果わかったことでした。
地域外からの訪問者はおそらく、今までの名刺交換者による閲覧(交流会など全国から集まって名刺交換する際が多いので)ではないかと考えられます。
事前のヒアリング段階ではHPを閲覧しているのはご事務所のある地域の人が多いだろうという見解をしておりましたが、実際には全く違う地域の人が見ていました。
ご事務所によっては地域外からの閲覧者がいることは良し悪しがあると思いますが、今回のご事務所に関しては地域の顧客獲得も目標としてありましたので見直さないといけない課題となりました。
地域の人にHPを見てもらう率を上げるために考えられる解決策はこれ以降の⑨でご説明させていただきます。

3.コンバージョン数が自社HPからは0
こちらに関して一番の理由は競合事務所のHP運用の強化にあると考えられます。実際に地域名+社会保険労務士事務所等で検索を行うと対策・運用をしっかりしている事務所が上位表示されているのは一目瞭然でした。では、対策・運用をどのような形で行っていくのかこれも⑨で発信致します。

4.自然検索でのHP流入が80%ある
こちらは課題ではなく大きな特徴としてあげられます。
自然検索の流入が多いというのはご事務所として強みにもなります。
HPの作成段階で自然検索の強化ができるように、もしくは競合が少なかったという推測ができますが、コンバージョンが0ということから自然検索はされるも他事務所に流れているという特徴も把握できました。
では、どのような対策が他事務所に流れることなく問い合わせに繋がるかも⑨で発信致します。


今回は⑥~⑧について考えさせていただきました。

記事の更新内容も試行錯誤しながら進めていきますので次回内容もぜひご覧ください!

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