もっと甘くもっともっとシンプルに生きたい。 (エッセイ)
最近よくタイトルのようなことを考える。
現代はあまりに複雑で、私たちの可動域はあまりに狭い。
自由と経済コミュニティが入り混じり、頭を悩ませる日々も少なくない。
人間とは本来…
ついこのような事を考えてしまう。
決して悪い兆候ではないはずなのに、社会はそれを容易に許してはくれない。
いつの間にか決められたルール、そしてルールという衣服を纏う人たち。相互監視、漂う息苦しい空気。
一歩路地を抜けると襟を正さなきゃいけないような焦燥感。蔓延る440hzの騒音。
誰もが望んでいない世界で繰り返される競争、狂騒…
それでも私は、私の道をゆく今日なのか。