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メンタル弱い若年マーケ未経験者が部長候補になってゲロを吐いてる話

どうもNOと言えない人です。
若い頃の苦労は買ってでもしろ!を本気で信じたバカです。

「仕事 吐き気」「適応障害 休職」「仕事 メンタル弱い」とかって検索すると医師監修の色んなためになる「そんなことは聞き飽きたわい!!」っていうコンテンツが溢れてる。

「俺が読みたいのは、俺みたいな状況で苦しんでる人のリアルな話で自分と比較したいんだよっっっ!!」て気持ちになったのでまずは自分の話を書いてみます。

簡単な紹介

文系、ノー就活、無い内定、趣味程度のフリーランスから「あ、これ食ってけねーわ」てなことで難易度が低いと思い22歳の頃に地方の制作会社へ移住就職したかなりの情報弱者、新卒敗北者。

新天地で頑張る

18万の普通の月給をもらいつつ縁もゆかりもない謎の土地に勢いで移住したこともあり、会社ではとにかく仕事をなんでも受けた。議事録から企画、コーティングにデザインとディレクターでもありデザイナーでもありとよく分からないくらい色んな案件に首を突っ込む。

ちなみに残業めっちゃ嫌いなのでこの時は平均残業時間5時間くらい。意外とホワイト。

ここで重要なのが別に「出世したい」「お金欲しい」という原動力も確かにあったがそれ以上に「誰もやらないから」「できないと迷惑になるかも」といった、なんともゆるーい動機で仕事をしていたこと。

胃がプルプルし始める

納期も遅らせるしクレームも普通に出てくるそんな新人を「元気だから」「若いから」と未来の実力を過信されどんどん昇進した。私以外だれも昇進したがらなかったため、後任を育てたい幹部が半ば強引に、YESとは言わないがNOとも言わない私を推す形で役職がついていった。

入社して3年もすれば入社時の先輩方は全員部下となってしまう状況下で、少しずつ私の胃はプルプルと振動を始める。

胃の決壊

そして今、若い部長候補ということで有難いことに色々な人に可愛いがられ、なんか偉い人とか社長とか別の会社の人とか、勿論おべんちゃらだが期待の言葉と同時に仕事と任せていただき、ついに中身が出ないゲロを連発し始める。

ディレクターやコンサルタントといった職種は基本的に企業の代表取締役を相手にします。時にはその企業のマーケ部担当などと、WEBサイトはネット上の会社のようなものなので、基本的に年上の管理者かつ決済者など、要は権力者が相手となるわけです。

しかも私の立場はプレイングマネージャー(笑)自分の案件も持ちつつ、部下の案件もしっかり確認をする。当時は大小合わせて15件ほどの企業を担当しており、それは15×2≡30人ほどの担当者や社長たちとやりとりを交わす必要があるということになる。もうお腹痛い。そんだけ抱えると当然依頼は溢れる。クレームになる。相談したくてもしたところで、じゃあ俺が担当貰いますよ!なんて気概のある人間はいない。いたらその人が部長なってる。

さて、症状について

朝起きたとき、マジでバリアはってんじゃねえかってくらいベッドから出られない。ふわふわした感触と何とも落ち着く匂いから全然立てなくなってしまう。それでもなんとかタバコを吸いに換気扇の下へ、タバコ吸いながらスラックのチェック、スケジュールの確認、「ああ、今日はA社にプレゼンか、あそこの担当者中々冴えてるからやりづらいんだよなぁ…ォヴェエエェ!、あやべB社にデザイン送らなきャヴェエエ!」といった具合に朝のえずきを終わらしたら風呂入って出社。仕事をする。仕事中は昼休みやタバコ休憩行きながら2時間に1回ほどオエオエしながら早めに切り上げて家帰ってから少し仕事をする。このルーティンは今も継続中。

何を伝えたいか

ここまで愚痴のようなただ自分の状況を書き殴りましたが、結局何が言いたいかというと特に無いです。こんな奴もいるのか〜程度で自分と比較してもらって何か参考にしてください。

正直ね、「真面目すぎるよ、休んでいいんだよ」とか「たまには休んでリフレッシュ!」とか「プライベートの時間を増やそう!趣味を見つけよう!仕事辞めよう!」とかそんなクソの役にも立たないことは言えません。

ああでも、1人で居酒屋行ったり、スマホOFFにしてキャンプしたりすると幾分か楽になるのでおすすめです。あとは体力ある限り耐えるのみです。頑張ってればいいことあるって言い聞かせながら…

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